vs 蜂

最近、家の玄関の前の軒下に蜂が巣をつくりまして、最初は5cmも無い位でしたから、特別警戒もせずに放っておいたのです。

そうしたら蜂というのはすごいんですねぇ、一週間もすると巣が倍位の大きさになって、蜂自身も何だかかなり逞しく大きくなってくるのです。

数も倍位にはなりますかね。

どんどん賑やかになってきて、これはさすがにまずいなと。

ちょうど先月知り合いがスズメバチに刺されて危うく命を落としそうになるなんていうできごとがあったものですから、やたら恐怖心があったというのもありました。

そこで、早速調べてみました。

いやはや便利な世の中で、何でも出てきちゃいます、ネットで。

色々出てくるのですが、まず、基本的には自治体か何かが動くことは無いようですね。

保健所なんかも対象は犬猫ばかり。

仕方がないので、民間の業者を探してみると、まあこれが高い高い。

なんと1万円〜6万円もするのです!

6万円なんて言ったら最高級クラスのティン・ホイッスルが買えてしまいますってそういう換算は良くないですが、まぁちょっと尻込みしてしまいました。

で、今度は自分で駆除する方法を検索。

どうもスズメバチでさえなければ自分で駆除できる模様。

サイトによっては本当に写真付きで本当に詳しく書かれていて、この写真がまた気持ちが悪い。

幸いうちのはアシナガバチでした。

しかし、だからといって侮れず、攻撃性は比較的高く、アシナガバチと言えど二度刺されればアナフィラキシーショックで死に至ることさえあるようです。

また、ミツバチは攻撃性が低く、害が少ないイメージがありましたが、刺されると針が取れにくく、巣の蜜の処理も結構厄介で、業者に頼んだ方が良い場合が多いそうです。

逆に意外だったのは、クマバチ。あるいは熊ん蜂。

「熊ん蜂の飛行The Flight of Bumblebee」なんてリムスキー・コルサコフが書いた曲のイメージもあってやたらどう猛かと思い込んでいましたが、実は恐ろしそうな外見に反して非常におとなしいそうです。

そして、やはりスズメバチは凄まじいみたいですね。

あの独特の巣の映像だけでかなりやる気をそがれます。

関西のフィドラー、功刀丈弘さんのオリジナル曲、「スズメバチへの道」という曲を最近カバーしたりするのですが、

あんなさわやかで格好良いもんじゃないですよ、実際のスズメバチ。

とまぁこんだけ恐怖心を自ら煽っておいて、でも結局仕方ないので自分で駆除することに。

近所のドラッグストアーに行って蜂用の殺虫剤を買ってきました。

すんごいですよ。バズーカみたいに構えて10m位飛ぶというやつです。

作戦決行は真夜中。

昼間は活動が活発な上、外出中の蜂が後から帰ってきてキレて刺されるというパターンが恐ろしいとか。

そして、真夜中2時半。

いや別にこんなに遅い必要もなかったのですが、色々用事を片づけていたらこんな時間になってしまって。

長袖長ズボンのつなぎを着て、頭には白いタオルを巻き、いざ出陣。

刺激しないように玄関の明かりは消したまま、ドアからバズーカを持った腕だけ出して狙いを定め、発射!

10mって強すぎないですか?

巣まで行った薬剤の煙がこちらに返ってくるんですけど…。

時々ドアを閉めて煙を遮りつつ30秒噴射(しろって書いてある)。

真っ白な煙の向こうでは何かがぼとぼと落ちる音が。

きっと蜂が落ちているに違いない。

しかし、多いな、どんだけ落ちるんだ?と思って噴射をやめてみたら、そこら中薬剤の煙でびしょびしょ。

しずくとなって滴っている音でした。

蜂はとっくのとうに全滅して、地面に死骸が点在。

ネットの指令書の通り、箒で巣をはたいて落としてあっけなく作戦終了。

蜂が反撃する間もなくという感じだったのですが、一人真夜中に無駄にドキドキしました。

指令書の中には過激なものもあって、蜂の死骸や巣を躊躇無く踏みつぶすこととあったり、

この一連の作業が非常に快感でストレス発散になるなんてことが書かれているのだけれど、

自分はこれが全然無理で、死骸を踏む感触が気持ち悪くて耐えられません。断念。

翌朝巣も念のためつぶしましたが、これまたきつかったですね。

まぁ滅多にできない経験をさせて頂きました。

教訓:蜂が家に巣をつくったら小さい内に駆除すること。