アイルランド旅行2014その2

8/11(月)
なつかしのみわさんの家へ。
アイルランド中で一番きれいで一番細やかな気遣いに溢れている家だと信じて疑わない家。
3年ぶり位だったので話が止まらなかった。

8/12(火)
信じがたいことに起きたら14:00だった(笑)
時差ぼけに逆行して何がどうなってるんだか。
風邪があまり宜しくなくてこの日は基本的に練習したり体を休めたりにあてる。
みわさんの友達のアランも来て楽しいディナーになった。

8/13(水)
日中は(といってもとんでもなく日が長いけど)事務仕事をしたり、体を休めたり、練習したり、話をしたり。
アランは紫蘇の佃煮が大好きで、間違えてタッパー一つ分お昼ご飯に全部一気に食べるという笑い話がある程。
アイルランド人とは思えない程食に対する考えがしっかりしていて、日本の味を好んで食べる。
日中はガーデニングの仕事を、合間を見てベースの練習に励む勤勉さを見てもアイルランド人らしくない。
日本のメーカーのベースが欲しいらしい。
日本に来ればいいと心底思う数少ないアイルランド人。
そして、アイルランドとは思えない程の美味しい美味しい和食をみわさんがつくってくれて、下が痺れる程感動。
しばらく使ってない味覚を使った気がする。

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夜はセッションへ。
パブの名前が思い出せないけど、初めて入ったパブ。
ホストにジョン・ケリー!
ピアノアコーディオンのアラン・ケリーの弟のフルート奏者で本当にうまい。
前にフィークルでレッスンを受けたことがあったけど、彼と再会できたのは大きな収穫だった。
他にマックだか何だかっていううまいボックス(ボタンアコーディオン)奏者と、デジっていうバンジョー&ギター奏者がホスト。
さらにケヴィン・オコーナーという面白いパイプ奏者が来てて、彼は何と禅に傾倒した仏教徒。
毎朝瞑想してて日本の情報を流すTV番組を欠かさず見てるらしい。
アブダビでもアイルランドでもびっくりする程日本を良く思っている人達に会う。
高くて行けないけどいつか行きたいって皆言う。
多少過大評価があるかなと思うけど何だか誇らしい。

8/14(木)
エニスを出発。
ジョン・リンが車で送ってくれた。
今回会えないかもと思っていたので嬉しいサプライズ。
日本から彼のために持ってきたチョコ・パイのスペシャルバージョンを嬉しいそうに持って行った。
バスに揺られてスライゴーへ。
車内でみわさんがつくってくれたおにぎりを食べるのは二回目だけど、毎度涙が出る。
途中何年か前に行ったタバカリーを通過。
毎晩お世話になった中華料理のテイクアウトのお店がまだ健在で嬉しかった。
スライゴーも懐かしい。
B&Bは町からちょっと離れるけど、アイルランドとは思えないきれいさ。
その気持ちよさにちんたらしてたらマーティン・オコーナー・バンドのギグを逃す。
まぁもうチケット無いという話だったしな。
スライゴーは大きいし、人気のある街だけあって、人多い!
まだ木曜日だぞ?
いいセッションに出会うのは結構苦労する。
その前にナイル・キーガンと会って約束していたトヨタデザインのフルートケースを渡す。
子供のように大喜びしてなぜか二つも買っていった。
生徒にも紹介して輸入したいとか言ってたからそのうちアイルランド中で溢れ始めるかもしれない。
セッションは一昨年キャヴァンであったマイケルというボックスのおじいちゃんにつかまってホテルのロビーで弾き始めた。
まぁちょっとビギナービギナーなセッションだったけど、そんなに人数もいなかったし、探し続けるよりマシだと思って弾き続けてたら周りはお客さんで溢れかえって退くに退けなくなっちゃった。
でも、深夜にすごくうまい15歳のボックスの男の子が登場。
彼はとても良かった。
明日コンペティションにも出るらしい。
彼のお父さんが息子と僕が演奏しているのを見てスライゴーの後日本に帰るまでの間ケリーに連れて帰りたいとか言い出した(笑)
なんだかんだとても楽しかったのだが、深夜2:30に街を出て徒歩で30分位かけて帰宅…のはずが道に迷い、1時間位彷徨う。
タクシーもなかなか止まってくれない。
最後の最後で止まってくれたタクシーに乗って何とか無事帰宅。
もう4:00近かった。
長い一日終わり。