FisdaMへの思い2

昨日に引き続きFisdaMへの思いや魅力をお伝えします。

【その2 なぜ松本なのか?】

<松本という土地>
松本という土地は不思議な魅力があります。
特徴は大きく分けて3つ。

1.文化的水準が高い
「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)」をはじめ、数多くの興業が松本を開催地の一つとして選び、それを受け入れる文化的素養があります。
また、それに対して行政も驚く程協力的です。
中には「空中キャバレー」のように受け入れる聴衆と協力する公共ホールが揃った松本でしか開催できないようなイベントもあります。
亡くなった歌舞伎役者の中村勘三郎さんが、全国各地の日本公演をしていて一番好きなのが松本だったそうです。
それは期間中街中で飲んでいると隣のお客さんが「昨日見ましたよ、良かったですよー」と話しかけてきたとか。
余所だと遠巻きにヒソヒソと「勘三郎さんじゃない?」となるか、逆にずかずかと「サイン下さい」「写真撮って下さい」となるようで、その松本ならではの自然な距離感が心地よかったそうです。

2.人口に対して土地が広い
このイベントを東京で開催しようと思ったら大変なことになります。
場所がなかなか見つからないですし、見つかっても採算が取れない位高くつきます。
松本だから開催しやすかったのです。

3.風通しが良い
地元のコミュニティが強いというのはしがらみが強いことと表裏一体。
新しい人、新しい店、新しい文化が入ってくることに寛容な空気は、この手のフェスティバルが受け入れられて定着するのに必要な要素です。

<BBCBについて>

そして、何より松本の信州大学には日本一の人数を誇るアイリッシュ音楽とダンスのサークルS-Celtsがあります。
社会人も参加OKなインカレのサークルではありますが、多い時で100人を超える人数は国内では飛び抜けて多いのは間違いありません。
そのS-Celtsの3年生が結成したBBケーリーバンドが、今回Toyota Ceili Bandと共に伴奏を担当します。
彼らはアイリッシュ音楽の演奏にとても熱心に取り組んでいるのは勿論ですが、ダンスにも同じ位熱心です。
なんせ、彼らの目標は「自分達の録音を録ってそれで自分達で踊りたい」ですからね。
ケーリーバンドはテンポも速いですし、踊りやすいリズムをつくるというのも簡単ではありません。
本当に難易度が高い。
それでも始めて3年も経たない彼らが、僕の目から見てもよくまぁここまでという位立派な演奏をします。
それは自らもダンスを踊るという下地に寄るところは間違いありません。
若い子達はこの大学に限らずダンスと楽器を同時に始める人が少なくありませんが、ダンスを踊っている子は楽器だけの子よりもリズムを掴むのが圧倒的に速い。
過激なことを言ってしまえば、個人的には、本人は踊れずに伴奏をするという人達をあんまり信用していません(笑)
彼らがダンスが大好きで大好きで仕方なくて、それがにじみ出るような演奏だったので、今回彼らに伴奏をお願いしました。
そして、今回のフェスティヴァルで2つのケーリーバンドを用意しているのは、違う伴奏を楽しむためや、合同のケーリーを楽しむためというのもありますが、実は自分達も踊るためというのも目的の一つ。
普段伴奏ばかりで自分達は踊れず、目の前で楽しそうに踊る人達を羨むことも少なくありませんが、今回は自分達も踊ります!

<松本の魅力を少しでも>
スケジュール的には踊ってばかりのぎちぎちなスケジュールなのですが、それでも少しでも松本の魅力を味わって頂きたいとオフシャルの宿泊、前夜祭、打ち上げはゲストハウスTabi-shiroで、前夜祭と打ち上げのケータリングも地元のアルプスごはんとコートヤードに、ケーリー中にはパン屋さんフィドルの出店を予定しています。

<第二回の難しさ>
先程も述べたようにBB Ceili Bandはメンバーのほとんどが3年生。
このイベントが終わると就活や卒論のシーズンに入ります。
したがって今後はしばらく活動できなくなるそうです。
来年の今頃もどうなっているかわかりません。
つまり、第二回が簡単に開催できるかわからないのです。
次はと思っている方、次は簡単には来ない可能性があります。
今回を踊り逃しなく!

FisdaMの詳細はこちら

今後のスケジュール
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2018年1/12(金)〜14(日)
The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto 2018

FisdaM

1/20(土)昼 Session Labo@The Old Rock
夜 アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock w/大木利郎(フィドル)、武田良平(ブズーキ)

1/25(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273
眼鏡3
w/ 齊藤翔太(バンジョー)、久保慧祐(ギター)