Kindle

今回はKindleについて。

これはもう使っている人は普通に使っていると言っていい位普及していますし、今更何をという人も多いとは思いますが、案外踏み切れないという人にもちらほらお目にかかり、実際にどんな感じか聞かれるので一応書いてみたいと思います。

書きやすそうだからというのもありましたが(笑)

 

自分の状況

自分はもうKindleを使い始めて何年かは経ちます。

端末も3台目。

初代はメルカリかなんかで中古で手に入れたKindle Paperwhite。

これはバックライトも無くて、文字の解像度も低かったのですが、白くて軽くて割と好きでした。

ただ、譲り受けた時点でドット落ちがあって、それでも1〜2年は使っていたと思います。

最終的には暗いところで読む時に不便で、ライト付きのものがAmazonのセールで安くなった時に買い替えに踏み切りました。

ところが!それを買ってすぐに、アメリカツアーに持って行っている間に次のモデルが登場してしまうという腹立たしい展開に!

しかも熱望していた防水化!

帰国後数ヶ月は悩みましたが、やはりAmazonのセールを狙って防水モデルを購入。

前のモデルは嫁さんにあげました。

デザイン的にはやはり白い方が好きですけどね。

ということで今は現行のKindle Paperwhite 8Gの広告付き、Wi-fiモデルを使っています。

それでは早速Kindleの魅力に迫っていきましょう。

 

メリット – 紙の本と比較した場合

・まずは本を処分できること。物が増えない。これが一番大きいですね。もう可能な限りKindleで買います。紙の本はキープしたいと思うもの以外は読み終わったら手放すので、本棚は大分スッキリしました。但し、自分は裁断→スキャンのいわゆる自炊はやりません。面倒なのでw

・本体が182gで文庫本サイズ。厚さはわずか8.18mm。持ち運びが楽なので大抵鞄に入れていきます。紙の本よりは手荒に扱っても問題ないですし、パッと取り出して読めるので移動などの合間合間に読む頻度が上がります。自分の場合は読書量は確実に上がりました。

・当然旅にも最適です。何冊持っていっても重さも嵩も増えません。

・紙の本を買うよりはちょっとだけ安いというメリットもあります。大体1〜3割位は安くなる印象です。

・紙と違って日焼けもしません。

・文字検索ですぐに読みたい箇所を探せます。目次からのジャンプもお手のもの。

・マーカーやしおりも自由自在。

紙の本と比較した場合のメリットはこんなところでしょうか。

 

メリット – スマートフォンと比較した場合

一方で、スマホでも読めるのにわざわざ読書専用端末を持つ意味は何かという話もありますよね。ミニマル発想と矛盾しかねない。実際自分もそこにひっかかって長らくiPhoneやiPadで読み、Kindleの端末購入に踏み切るのに時間がかかりました。なので、スマートフォンなどと比較した場合のメリットを挙げていきたいと思います。

・まず、読みやすいこと。実際のインクを使って表示されていて、しかもフロントライトって言うそうなんですが、直接目を照らさない方式なんです。なので液晶のものと比べると圧倒的に目が疲れません。

・明るいところでも反射が少なく、太陽光で読めるので楽ですし、暗いところでも読書灯も要りません。とても快適です。

・それから電池が長持ちです。1ヶ月に一回位しか充電しません。それでも全然持ちます。

・Wifiモデルで普段はオフラインの状態で使っていますが、オフラインでも全く問題ありません。ネットワークが必要なのは家で新しい本を入れる時だけ。だから電池が持つのでしょうし、途中でメールが入ってきたりしないので、読書に集中できます。1つのことしかできないって本当に大事なことだなと思います。何でもできてしまうスマートフォン、タブレット、PCを普段相手にしているから、他のものを遮断することが気付かぬうちにこんなに難しくなっていることに驚きます。

・あと、これは自分がというよりm割からの見え方の問題なのですが、電車の中でみーんなスマホを見ている絵って、まぁもう慣れましたけど、ふと冷静になると異常な光景ですよね?自分がそれを外から見ている時にその中に1人Kindleの人がいると勝手に株が上がります(笑)意識高いように見える。見えるだけなんですけど。なんかホッとしますよね。

 

デメリット

今度はデメリットについて書いてみたいと思います。

・自分が方法を知らないだけかもしれませんが、自由な書き込みはしづらいと思います。

・紙の本だと貸し借りできますが、電子版だとシェアはしづらいですね。友人だと完全に無理です。禁止もされています。家族でのシェアについては、Kindleファミリーライブラリというシステムがアメリカでは使えるのですが、日本では展開されていません。今後期待したいと思いながら結構な時間が経っています。日本で使えるようにはならないのでしょうかね。アカウントの共有で家族ならば可能ですが、家族に勝手に買われるとか、シェアしたくなくても筒抜けになるとか、問題が無いわけではないですね。

・古本として売ることはできません。

・中古の本ほど安く買うことはできません。

・文字情報で成り立っている書籍は文字の大きさを変えられるのですが、文字情報はなく画像情報の書籍の場合は文字のサイズを変えるのではなく、画像そのものをズームアップする形になるので読みづらいケースがあります。

 

個人的な楽しみ方

・防水のKindleならではの方法ですが、風呂に入りながら読書を楽しむのが好きです。磁石でくっついたものをスピーカー化するタイプのBluetoothスピーカーで洗面所の洗濯機をスピーカー化して音楽を流すとまるで天から降ってくるような音で聴けます。リコーダー四重奏の演奏でバッハのゴルトベルク変奏曲が特にお気に入り。

・純正の革のケースを使っています。本の手触りが好きという部分を革の手触りが好き、におきかえているのかしれません。勿論多少重くはなりますが、蓋の開閉で自動的にスイッチがオンオフ切り替わるのは蓋ならではの芸当で、この機能はかなり便利なので多少重くなっても自分はこのケースを使います。


 

 

以上が自分のKindleに関するインプレッションです。

いかがでしたか?踏み切るきっかけになりましたか?iPadの購入に踏み切るきっかけの一つにApple Pencilの異常なまでの描きやすさがよく挙げられますが、同じようにKindleも使ってみないとその魅力が今ひとつわかりづらい部分はあるかもしれませんね。

そして、偶然ですが、実は今日までKindleの端末が安売りになっています。ご購入を検討されている方は今日中の方が大分お得です。

Amazon Kindle端末 セール

おまけです。
こういうの読者プレゼントっていうんですかね?
この文章に出てきた自分の初代のKindleをどなたか使って下さる方に先着一名様にお譲り致します。
ドット落ちもありますのでその辺りをご了承頂ける方で欲しいという方は豊田までご連絡下さい。
一番左のやつです。