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アトリエオンラインレコーディング→民族音楽講座

昨日はアトリエオンラインというスマホゲームの録音でした。

3時間で14曲…は終わらず、12曲!
それでも新記録かも。
また次回続きと共にさらに何曲か録音させて頂く模様です。

作曲はACEのお二方。
作風の幅が広くて素晴らしい!
ハードルは高いけど吹いてて楽しい曲ばかりでした。

自分の後は藤野由佳さんのカッコイイアコーディオン!

今日は地元大久保公民館で民族音楽講座シリーズの「アイルランド音楽」の回を担当しました。

3時間、合間に演奏も織り交ぜながら、機関銃のように喋り続けました(笑)
楽器紹介の実演はホイッスル、フルート、アコーディオン、パイプ、バンジョー、ブズーキ、ギター、バウロンを一人で片っ端から(笑)

昨日今日で今月の一番重い仕事をやりきった感じなので、あとは溜まった通常業務を取り返すようにやらなければ!

ソロアルバム!

確定申告!

今日はもういい加減疲れたけど、この後自由が丘でPaddy Fieldのライヴです。

今後のライヴ予定
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2/20(火)
アイリッシュ・ミュージック・セッション@Almanac House(市川)
20:00~23:00
w/ 武田 良平(Bouzouki & Vocal)
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2/22(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』(Dervish Tribute Night!)@蔵前4273
w/ 大木利郎(フィドル)、武田良平(ブズーキ)
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2/24(土)昼 Session Labo@The Old Rock
夜 アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock w/大木利郎(フィドル)、 高橋創(ギター)
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3/12(月)~14(水)
Intercollegiate Celtic Festival
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4/8(日)夜 レコ発ライヴ@ティアラこうとう 小ホール

Soloアルバム「Internal Circulation ー呼吸の巴ー」リリース決定!

念願であったソロアルバムの発売が決定しました。
ついに情報解禁です。

昨年10~11月にアメリカのポートランドでレコーディングしました。
フルートとギターの二本だけのシンプルなアルバムです。
フルートは通常のD管ではなく、全編を通してE flat管を、多重録音のハーモニーにはB flat管を使っています。
ギターは久保慧祐さん。

ちょっと変わったコンセプトになっています。
なんと頭から終わりまでトラックが変わっても音が途切れずに続いていきます。
全体で二部構成になっていて、全体リピート機能を使うとCDが1周終わってもほぼそのまま頭につながります。
つまりエンドレスで円環する、そういうつくりになっています。

アイリッシュ音楽は基本同じ曲を何回も繰り返して演奏していきますが、このリピートが中心の発想は、クラシック音楽を中心とする西洋音楽がA→Bという風に直線的なのに対し、どちらかと言うと循環や円環を基とする東洋の発想に近いなと思うことがよくありまして。
それを形にしてみました。
演奏自体も自分の目指すライフスタイルと呼応するように可能な限りミニマルにしてあります。

笛を吹くのは勿論、そもそもの生命活動の根幹となる呼吸。
自分の中の内なる循環とその探求。
そういう意味を込めて
「Internal Circulation ー呼吸の巴ー」
と名付けました。

詳細はこちら。
http://www.metacompany.jp/nippon_irish.html
試聴もご予約もできます。

発売は3/11(日)!

まだ変更はありますが、ジャケットはこんな感じになりそうです。
イラストは芸大テニス部の先輩、金丸悠児さんにお願いしました。
彼の独特の温かい絵が好きで、今回の内側につくりこんでいく感じと合うような気がしてダメ元でお願いしたところ、お忙しいところを調整してお引き受け下さいました。
今回の嬉しいコラボです。

東京でのレコ発ライヴは4/8(日)夜@ティアラこうとう小ホールです!

これを実際生で演奏するのは気が遠くなる程大変なのですが、
丁寧に準備を重ねて思い描く空間と時間を創りたいと思います。

是非体感しにいらして下さい。

FisdaMへの思い 最終回

FisdaMへの思いや魅力を伝えるシリーズ最終回。

<コミュニティをつくること>
豊田がダンスの伴奏にこだわって関わる原点は映画の「Back to the Future3」であるとどこかに書きましたが、あの野外のフェスティヴァルで生演奏で踊っている絵というのが、生演奏を前にたくさんの人が踊るという絵に憧れ続ける原点なのだと比較的最近になって映画を見返していて気付きました。

それだけでなく、もう一つダンスに執着する動機があります。
それはコミュニティをつくること。

豊田が住むのは千葉県の片田舎ですが、演奏に行くのはほとんど東京都内。
聴きに踊りに来て下さるお客さん達は大抵都心にお住まいです。

豊田が住む船橋市三山という土地は、二宮神社という古くからある大きな神社と7年に一度ある下総三山の七年祭りを中心に動いている不思議なところ。
豊田は平成元年からの新参者ですが、町には屋号を持つ古くからの家の人達がたくさんいて、独特のコミュニティを形成しています。
その二宮神社の神楽囃子連に参加するようになって、この町の魅力や独特の成り立ちに初めて気付きました。

そして、逆にそれによって都心におけるアイリッシュ音楽のセッションやダンスのイベントが、土地に結びつかないコミュニティとして機能していることにも気付くことになります。
とりわけアイリッシュのセットダンスは社交目的でつくられただけあって、ダンスを踊る人同士仲良くなるのが速く、またダンス以外でも関わるようになったりと、コミュニティとしての機能がセッションよりも遙かに強いようです。

アパートの隣の人とすら面識が無くて、挨拶もしない、何となく生活が寂しい。
こう思いながら生きている方は都心を中心に少なくないようですが、そんな方々には是非このセットダンスがお勧めです。
お祭りで血をたぎらせるようなノリでダンスに身も心も躍らせる人達がたくさんいるのです。

<大人の部活、合宿>
今回のフェスティバルは、ワークショップから始まり、2つのバンドが伴奏を担当するダンスパーティ(ケーリー)が一日二回、計四回も開かれます。
これだけでも相当楽しいイベントなのですが、今回はゲストハウスTabi-shiroを借り切って、12日夜から前夜祭、13日夜には打ち上げを開催します。
ダンス会場は浅間温泉の区域内ですので、しっぽりのんびり温泉を楽しむこともできますし、どっぷり楽しみたい人は市街地にあるTabi-shiroの方で泊まりもと飲み会も地続きというまるで大人の合宿のようなイメージのイベントになっています。

2010年に立ち上げたアイリッシュ音楽とダンスのフェスティバル、Intercollegiate Celtic Festivalも合宿形式のフェスティバルですが、名前の通り学生主体のフェスティバル。
勿論社会人も参加できますが、平日の昼間3日間という学生寄りの日程のため、やはり大半は学生。
運営も学生。
たくさんの学生に混ざって遊べる粋な大人もたくさんいますが、気後れしてしまう人がいるのも事実。
また、ICFを卒業した人達が現役の学生達が盛り上げっているのを羨ましく思いながら、けれど煙たがられるかもしれないと遠慮するようなケースも少なくないようです。

でも、大人になっても思い切り遊びたい。

いや、大人だからこそ本気で遊びたい。

そう思いませんか?

自分は年齢を重ねるにつれてそう思うようになりました。

そんな本気で遊びたい大人達のための受け皿を、コミュニティを創りたいのです。

そのための試みの一つがこのFisdaMです。

<豊田にできること、できないこと>
今まで生きてきて漠然と感じてきた得意なことと不得意なことがあります。

豊田があまり得意でないこと
・既にある組織に所属してその中で大きな働きをすること。
・1を10にしたり、10を100にしたりすること。
・お金を稼げるイベントをつくること。
・詩的なキャッチフレーズをつくること。
・一人でばりばり何でもこなし、完璧なイベントをつくること。

豊田が比較的得意なこと
・無いものを形にすること。
・0を1にすること。
・お金は稼げないけど、皆が楽しいイベントをつくること。
・定着しやすい呼び名をつけること。
・他の人に頼って助けてもらってイベントをつくること。

この得意なことばかりをフルに動員して、自らリスクを背負って立ち上げたイベントが今回のイベントFisdaMですが、上記のように自分一人ではできないことばかりです。

このイベントもたくさんの人達の協力で成り立っていますし、今回の参加者の皆さんと一緒につくりあげていきたいと思っています。

これから先も続けられるならば、さらにたくさんの方々と一緒につくっていきたい。

運営や準備からもっとたくさんの人達を巻き込みたい。

そして、楽しいことを共有したい。

皆さんの力を貸して下さい。

今日はその第一歩です。

FisdaMでお待ちしております。

 

今後のスケジュール
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2018年1/12(金)〜14(日)
The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto 2018

FisdaM

1/20(土)昼 Session Labo@The Old Rock
夜 アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock w/大木利郎(フィドル)、武田良平(ブズーキ)

1/25(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273
眼鏡3
w/ 齊藤翔太(バンジョー)、久保慧祐(ギター)

FisdaMへの思い3

FisdaMへの思い、魅力をお伝えするシリーズ、第3弾!

【その3 講師陣の魅力】

ここ2年位で首都圏におけるアイリッシュのセットダンスの状況は大幅に変わってきました。

Intercollegiate Celtic Festivalのダンスのワークショップが、ステップをはじめとするベーシックをきっちり丁寧にやっていく方針に転換。

Toyota Ceili Bandの主催するワークショップイベント、Shall We Irish Dance?もそれに呼応。

さらに蔵前4273で定期的に開催されるようになったアイリッシュダンスの寺子屋が機能して、初心者層のレベルが劇的に向上します。

それまでは初めてトライした人がその次のステップがなかなか無く、3時間踊り続けるケーリーにいざ飛び込んでみるとギャップがあり過ぎてついていけずに離れていくということが多々あり、長年の悩みの種でした。

それが初めて出会うワークショップがきっちり丁寧に基本動作をさらうものだと次へのステップがかなりスムーズになるということがわかってきたのです。

この大きな変化の立役者の一人が、今回初級のワークショップを担当して下さるこの方です。

<寺町靖子さん>

通称寺さん。

寺さんはセットダンスだけでなく、モダンスタイル、オールドスタイル、シャンノースといったソロのダンスのご経験もあり、また、初めての人にわかりやすく伝えるということを日夜研究されている方なので非常にわかりやすいです。

自分が“教える”ということを長年(24年位は)考えてきた自分の考えでは、“踊れる”“演奏できる”と“教えられる”は全く別物。

寺さんのレッスンを初めて見た時に求めていたのはこれだ、“教える”ということを真剣に考えている人でないとこうはならないなと感銘を受けたのを覚えています。

朗らかなお人柄もあって、初めての方でも焦りを感じることなくじっくり取り組めます。

今回初めてトライされる方はどうぞ大船に乗ったつもりでいて下さい。

寺さんにはフェスティバルの運営面でも重要なブレーンです。

本当に感謝しています。

そして、もうお一方、上のクラスを担当して下さるのがこの方。

〈小山民子さん〉

小山さんは先日書いた、豊田がアイルランドで初めてケーリーに参加した時に尻込みする自分を連れ出し、一緒に踊って下さった方です。

小柄なのに信じられないようなパワーを秘められています。

関西圏のセットダンスを牽引する方で、今回関西からおいで頂いています。

小山さんのレッスンを受けたことはありませんが、その魅力は、今回小山さんが担当されるということを受けて、13日入りを12日入りに変更されたベテランダンサーさんがいらっしゃる程です。

どちらも非常に気さくで楽しい方々です。

初めての方も、当日参加もできますので、お誘い合わせの上、是非ワークショップからご参加下さい!

FisdaMの詳細はこちら

明日はシリーズ最終回。

そして、前夜祭からFisdaMが幕を開けます。

 

今後のスケジュール
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2018年1/12(金)〜14(日)
The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto 2018

FisdaM

1/20(土)昼 Session Labo@The Old Rock
夜 アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock w/大木利郎(フィドル)、武田良平(ブズーキ)

1/25(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273
眼鏡3
w/ 齊藤翔太(バンジョー)、久保慧祐(ギター)

FisdaMへの思い2

昨日に引き続きFisdaMへの思いや魅力をお伝えします。

【その2 なぜ松本なのか?】

<松本という土地>
松本という土地は不思議な魅力があります。
特徴は大きく分けて3つ。

1.文化的水準が高い
「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)」をはじめ、数多くの興業が松本を開催地の一つとして選び、それを受け入れる文化的素養があります。
また、それに対して行政も驚く程協力的です。
中には「空中キャバレー」のように受け入れる聴衆と協力する公共ホールが揃った松本でしか開催できないようなイベントもあります。
亡くなった歌舞伎役者の中村勘三郎さんが、全国各地の日本公演をしていて一番好きなのが松本だったそうです。
それは期間中街中で飲んでいると隣のお客さんが「昨日見ましたよ、良かったですよー」と話しかけてきたとか。
余所だと遠巻きにヒソヒソと「勘三郎さんじゃない?」となるか、逆にずかずかと「サイン下さい」「写真撮って下さい」となるようで、その松本ならではの自然な距離感が心地よかったそうです。

2.人口に対して土地が広い
このイベントを東京で開催しようと思ったら大変なことになります。
場所がなかなか見つからないですし、見つかっても採算が取れない位高くつきます。
松本だから開催しやすかったのです。

3.風通しが良い
地元のコミュニティが強いというのはしがらみが強いことと表裏一体。
新しい人、新しい店、新しい文化が入ってくることに寛容な空気は、この手のフェスティバルが受け入れられて定着するのに必要な要素です。

<BBCBについて>

そして、何より松本の信州大学には日本一の人数を誇るアイリッシュ音楽とダンスのサークルS-Celtsがあります。
社会人も参加OKなインカレのサークルではありますが、多い時で100人を超える人数は国内では飛び抜けて多いのは間違いありません。
そのS-Celtsの3年生が結成したBBケーリーバンドが、今回Toyota Ceili Bandと共に伴奏を担当します。
彼らはアイリッシュ音楽の演奏にとても熱心に取り組んでいるのは勿論ですが、ダンスにも同じ位熱心です。
なんせ、彼らの目標は「自分達の録音を録ってそれで自分達で踊りたい」ですからね。
ケーリーバンドはテンポも速いですし、踊りやすいリズムをつくるというのも簡単ではありません。
本当に難易度が高い。
それでも始めて3年も経たない彼らが、僕の目から見てもよくまぁここまでという位立派な演奏をします。
それは自らもダンスを踊るという下地に寄るところは間違いありません。
若い子達はこの大学に限らずダンスと楽器を同時に始める人が少なくありませんが、ダンスを踊っている子は楽器だけの子よりもリズムを掴むのが圧倒的に速い。
過激なことを言ってしまえば、個人的には、本人は踊れずに伴奏をするという人達をあんまり信用していません(笑)
彼らがダンスが大好きで大好きで仕方なくて、それがにじみ出るような演奏だったので、今回彼らに伴奏をお願いしました。
そして、今回のフェスティヴァルで2つのケーリーバンドを用意しているのは、違う伴奏を楽しむためや、合同のケーリーを楽しむためというのもありますが、実は自分達も踊るためというのも目的の一つ。
普段伴奏ばかりで自分達は踊れず、目の前で楽しそうに踊る人達を羨むことも少なくありませんが、今回は自分達も踊ります!

<松本の魅力を少しでも>
スケジュール的には踊ってばかりのぎちぎちなスケジュールなのですが、それでも少しでも松本の魅力を味わって頂きたいとオフシャルの宿泊、前夜祭、打ち上げはゲストハウスTabi-shiroで、前夜祭と打ち上げのケータリングも地元のアルプスごはんとコートヤードに、ケーリー中にはパン屋さんフィドルの出店を予定しています。

<第二回の難しさ>
先程も述べたようにBB Ceili Bandはメンバーのほとんどが3年生。
このイベントが終わると就活や卒論のシーズンに入ります。
したがって今後はしばらく活動できなくなるそうです。
来年の今頃もどうなっているかわかりません。
つまり、第二回が簡単に開催できるかわからないのです。
次はと思っている方、次は簡単には来ない可能性があります。
今回を踊り逃しなく!

FisdaMの詳細はこちら

今後のスケジュール
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2018年1/12(金)〜14(日)
The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto 2018

FisdaM

1/20(土)昼 Session Labo@The Old Rock
夜 アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock w/大木利郎(フィドル)、武田良平(ブズーキ)

1/25(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273
眼鏡3
w/ 齊藤翔太(バンジョー)、久保慧祐(ギター)

FisdaMへの思い1

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

さて、新年明けてすぐですが、今週末松本で大きなイベントがあります。

The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto
通称 FisdaM

アイルランドのグループダンス、セットダンスに特化したフェスティヴァルです。
セットダンスは8人一組で踊るグループダンスで、先日の「題名のない音楽会」でも取り上げられました。
お子さんからご高齢の方まで誰でも踊れる一方で、はまり込んでも楽しみが尽きない深さもあります。
今回のフェスティヴァルでは、土曜日朝のワークショップと、二つのケーリーバンドによる一日二回ずつのケーリー(ダンスパーティ)が開催されます。

思い返せば2009年だったでしょうか。
アイルランドはミルタウンマルベイで開催されるウィリー・クランシー・サマー・スクールに初めて参加した時のことです。
まだろくに踊れもしないのにダンサーさん達にケーリーに連れて行かれて、タラ・ケーリー・バンドやキルフェノーラ・ケーリー・バンドといった老舗ケーリー・バンドの演奏で踊りました。
その時の信じがたい踊りやすさでダンスの面白さに目覚めたのだと思います。
そして、ダンサーさん達といつか日本でケーリーバンド主催のケーリーを開催したいと夢を語り合いました。

しかし、2011年にToyota Ceili Bandを立ち上げてからは苦難の連続。
踊りやすいリズムをつくることの難しさは勿論、3時間尋常じゃない速さで演奏し続けること、条件に合う場所を確保し続けること、定期的にイベントを開催し続けること、その都度集客を成功させること、ダンサーの数を増やしていくこと、ダンスのレベルを上げていくこと、レベルの高いミュージシャンをさらに増やしていくこと、そのメンバーに相応のギャラを支払ってイベントを回していくこと。
どれ一つとっても簡単ではありませんでした。

バンドのメンバーと何度もリハーサルを重ね、試行錯誤しました。
ダンサーさん達とも何度も相談してイベントの方向性を模索しました。

2010年に立ち上げたIntercollegiate Celtic Festivalが何年もかけて軌道に乗り、アイリッシュ音楽やダンスを楽しむ学生の数が増えました。
基礎からきっちり丁寧にやっていく各種ダンスのワークショップがうまく機能しダンサーさんの数も増え、レベルも上がったのはここ1〜2年位のことです。
ケーリーバンドのメンバーの数も増え、少しずつですが演奏レベルも上がってきました。
2016年にはToyota Ceili Bandを引き連れてアイルランドのフェスティヴァルのコンペティションにも出場しました。

そして、アイルランドのように一日に何回もケーリーのあるフェスティヴァルを開催する見通しが立って漸く実現したのが今回のフェスティヴァル。
これだけの規模でアイルランドのセットダンスに特化したイベントが開催されるのは日本で初めてだと思います。

プロジェクトの始動は2017年7月。
この半年間着々と準備を進めてきました。
それが今週末いよいよ実現します。

FisdaMの詳細はこちら

今回のフェスティヴァルへの思い、魅力を何回かに分けて書いていきたいと思います。

 

 

ライヴスケジュール
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2018年1/12(金)~14(日)
The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto 2018

FisdaM

1/20(土)昼 Session Labo@The Old Rock
夜 アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock w/大木利郎(フィドル)、武田良平(ブズーキ)

1/25(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273
w/ 齊藤翔太(バンジョー)、久保慧祐(ギター)

2017年個人的10大ニュース

2017年個人的10大ニュース

10.新しいアコーディオンを手に入れる。
3月にBertrand Gaillardのアコーディオンを3年半待った末に手に入れたために、アコーディオン熱に火が付き、アコーディオンを弾きまくる年になりました。

9.麻里との共演
シンガーである妻、麻里との共演をちゃんとやったのは今年が初めて。いくつかあった機会の中にはO’Jizoやダンサーさん達と共に大きなコンサートホールでというものまでありました。

8.たくさんのレコーディング
今年もたくさんのレコーディングの仕事を頂きました。いつもわくわくする瞬間の一つ。

7.Toyota Ceili Band 1stアルバム「Gathering Cloud」リリース
1月の頭にレコーディングをして4月にリリース。タワレコでレコ発インストアライヴも行いました。

6.O’Jizoアメリカツアー
10〜11月に行ったツアー、昨年に引き続き2回目の参加となるGalway Bay Irish Music Festivalで熱狂的な歓迎を受け、ロサンゼルスでもコンサートを行いました。

5.O’Jizo伊勢神宮奉納演奏
3月の頭にセントパトリックスデーの一環で奉納演奏しました。

4.O’Jizo 2ndアルバム「Via Portland」リリース
昨年アメリカはオレゴン州ポートランドでレコーディングし、3月にリリース。レコ発ツアーで各地を回ると共に、雑誌やラジオなどメディアへの露出も重なりました。

3.「題名のない音楽会」出演
11月のミュージカルの会、12月のケルト音楽特集の会と二回に渡り出演。特に12月は30分丸々大々的に取り上げて頂きました。
また、10月にはNHKのドラマ「山女日記」にもミュージシャン役として出演しました。


2.The Chieftains、Matt Molloyと共演
アイルランドの国宝級バンドの来日公演に出演。とりわけフルートの神様Matt Molloyとの共演は豊田の人生にとってかなり大きなできごとでした。

1.ソロアルバムレコーディング
10〜11月のアメリカツアーの際にO’Jizoの他のメンバーより一足先にポートランドに行き、ソロアルバムをレコーディングしました。来春リリース予定で現在精力的に準備を進めております。

振り返ると同じ年なのかと驚く位濃い一年。

そして、何か自分でコントロールできない大きな流れがやってきて、それに身を任せるうちにこうなった、例年よりもずっと強くそう思わされた一年でもありました。

来年も今年以上に皆様に頼って生きて参りますのでどうぞよろしくお願いします(笑)

ではこれから年越し蕎麦と年越しセッションに行って参ります。

よいお年をお迎えください。

師走

怒濤の師走ピークシーズンを駆け抜けました。

もうほとんど箇条書きの日記みたいな感じですが、そのまま書いちゃいます。

16(土)
朝から入れ替わり立ち替わりうちに次々やってきてリハ。
午前中はSonora、午後はToyota Ceili Band。
FisdaM、ICFに向けて新曲をさらう。

のちほぼそのメンバーで船橋市内の幼稚園で演奏。
ここは市内でも有名な面白い幼稚園で、クリスマスパーティの本気度、テーマパークっぷりに感銘を受ける。

夜はそのメンバーでうちで忘年会。
泊まりをいいことに酒に強いメンバーががぶがぶ日本酒を水のように飲み出し、見たことが無い位の饒舌ぶり。
強い人は朝5時まで飲んでいた模様。

なぜか全員手酌。

17(日)
深酔いメンバーがいながらの個人レッスン。
のち今年最後のカルチャースクール。
夜は元リバーダンサーの林タカさんのスクールに行ってリハ。

18(月)
内幸町ホールでアイルランド・日本外交樹立60周年締めくくりのハープのコンサートにゲスト出演。
ハープの梅田千晶さんと久々の共演。

19(火)
昼間は個人レッスン2本。
どちらもプロでフルート奏者とオーボエ奏者。
最近こうしたプロ奏者の出入りが結構多くて、彼らとの情報交換が楽しい。
夜は市川の今年最後のセッション。
来月で11周年になる。

20(水)
朝5時起きで群馬県太田市へ。
高校の芸術鑑賞会の仕事。
林タカさんを始めダンサーさんのチームとの公演。
リバーダンスも久々に演奏し、誠に刺激的でした。


夜は渋谷のダブリナーズでPaddy Field。

21(木)
詩人の谷川俊太郎さんのお宅でソロアルバム用の個人写真を撮影。
カメラマンはいつもプロフィール写真をお願いする深堀瑞穂さん。
夜は新宿ダブリナーズでSonoraのライヴに出演。

22(金)
昼間は隙を見てテニスへ。
振り替えがたまりまくっているのを少しでも消化。
個人レッスン1本を挟んで夜は自由が丘のクランでPaddy Fieldのライヴ。

23(土)
「題名のない音楽会」放映。
たくさんのメッセージ、反響を頂く。
知人の家族のお通夜。

24(日)
自宅で翌日のためのリハ。
のち家族サービス。
同級生のやっているケーキ屋ノアでまさかのホールケーキ購入。

25(月)
妻、麻里のボーカルスクールの門下生発表会に出演。
バックバンドで演奏。

26(火)
そのまま鎌倉→箱根へ。
今ここ。
たまりにたまった事務処理系の仕事を抱えてはいるものの、予定を一切入れていない希な旅。

この怒濤のイベントに関わった全ての皆様、ありがとうございました。

とりあえず三泊四日、久々の休暇なのでたまった仕事を片付けたいと思います(休暇じゃねぇじゃん)。

題名のない音楽会

いよいよ、明朝12/23(土)AM10:00~テレビ朝日の「題名のない音楽会」でケルト音楽特集の回が放送されます。

スタジオ収録で、豊田耕三(フルート&ホイッスル)、マイキー・オシェイ(フィドル )、水上えり子(イーリアン・パイプス)、久保慧祐(ギター)の4人が出演しています。

傍から見ると華々しい感じもするでしょうが、今回は結構センシティブな問題もたくさん含まれています。
番組の告知文には“若者の間でケルト音楽が流行っている”なんて書かれ方をしているので、昔からアイリッシュ音楽をやっている愛好家層にはなぜ“ケルト”という言葉なのかとか、“流行り出したのは今に始まった事ではない”とか色々思われるところはあるかと思います。

今回扱うのはアイリッシュ音楽だけではありません。
アイルランドやスコットランド、ブルターニュなど、いくつかの文化圏をまとめてケルトと呼ぶ呼び方は、考古学的な用法、レーベルによる商業主義的な用法などあり、さらに最近ではそもそもの民族的つながりの根拠が無かったなどの研究結果まであり、なかなか難しい言葉ではあります。
ですが、今回はその一つであるアイルランドの伝統音楽だけでなく、ケルト系の音楽から派生して、その影響を受けて日本でつくられた音楽を、特にその代表としてゲーム音楽を取り上げています。

ゲームやテレビ、映画などでこうしたテイストの曲がつくられ、使われることは今や新しいことではなく、その数の多さから言って既に新しいジャンルを築いていると言っても過言では無いとライターのおおしまゆたかさんはおっしゃっています。
また、それによって源流であるアイリッシュなどの音楽に興味を持つ、場合によっては自ら習得しようとすることは珍しくなく、実践まで至らなくてもそういった形で興味を持つ人の数は昔からアイリッシュ音楽を日本のセッションなどで演奏して楽しんできた層の数と比べると何百倍、何千倍にもなるでしょう。

現在はそれに加えて、大学生がフェスティバルや大学のサークルなどでアイリッシュの音楽やダンスに出会うケースが格段に増えています。
その数ですら従来の愛好家層の何十倍、何百倍規模です。

これらは既に起こっていることであり、無視できる規模ではありません。
アイルランドの伝統音楽を習得するという観点から見てこうした兆候が良いことなのか否か、正しいのか否か、どちらが本物なのか、どちらが主流なのか、そういった議論は古くからの愛好家層の間で当然巻き起こるでしょう。
その答えは自分にもわかりませんし、それを議論し判断する必要があるかすらあやしいと思っています。

日本におけるアイリッシュ音楽の受容という意味では今はまだまだ過渡期。
それはクラシックやジャズなんかと比べても明らかです。
そのような過渡期には歪みが生まれることもあるでしょうが、若い世代の人達は、彼らなりに試行錯誤してアイリッシュ音楽を楽しんでいくでしょう。
たくさんの人が携わるようになれば、保守的な人も革新的な人も出てくるでしょう。
そうやってバランスを取っていくものだと思います。

伝統を守るということは今あるもの盲目的に受け継ぎ、引き継ぐことではない、大事なのはその精神を守ることで、それには時に時代や文脈に合わせて変えることも必要である、こういう考え方の人達に僕は共感します。
その意味では本当に楽しそうに楽器を弾き、ダンスを踊る学生の姿は、形はどうあれその精神をしっかりと引き継いでいるように見えますし、ただただそれだけで眩しいものがあります。

そんな彼らに、またそれだけでなく、漠然と興味を抱くより幅広い層の方々に、少しでもこうした文化を楽しむ機会が増えて欲しい、そんな思いで番組のプロデューサーと何度も議論を交わし、また、一方でできるだけ変な誤解を生まないようにバランスを取ろうとしたつもりです。

このプロデューサーもまた大変勉強熱心な方で、それを汲み取るべくあちこち取材をする一方で、テレビ番組の見せ方として要求される側面があり、葛藤されたはずです。実はアイリッシュに限らず、“伝統音楽”のようなものを取り上げる時はいつでもこうした問題は起こるそうです。
きっと全ての人にとって都合よく欠点のない番組にはならないでしょう。
そんなことは不可能だと思います。

最終的にどう切り取られ、たった30分にどう凝縮されるのか、僕にもまだわかりません。
もっと言えばうちにはテレビもないのでリアルタイムですら見られません(笑)

ですが、もうこんな機会もそうそう無いでしょうから、そんなことを踏まえながら是非生温かい目でご覧下さい。

逸材

豊田はテニスバカで知られている。

週に1~2度はテニスをするし、グランドスラムのシーズンになると、ライヴ中のMCでマニアックなテニストークを展開し、お客さんを置き去りにしたりする。

 

テニスを本格的に始めたのは大学の頃。

東京芸大のテニス部がその原点だ。

不届きなことに大学4年間はテニスばかりやっていた(大学院の2年間はアイリッシュ)。

 

学部を卒業してからはめっきり頻度は減り、月一OB会などでやれるかどうかという感じだったが、この沼は簡単には抜け出せない。

ここ数年遂に復帰した。

平日昼間のサークルを皮切りに、平日昼間のシングルスの試合に出るようになり、今ではスクールのレッスンにも通っている。

学生の頃よりも今の方ができるようになったことが多くなってくると、どっぷりハマりすぎないように注意が必要だ。

 

音楽家にとって体づくりは欠かせない項目だが、そんなことをしなくても駅までは片道20分アップダウン満載の自転車だし、実はテニスをやっていない日に大抵自分でやっているヨガの方が体のバランスは良く、時にハード過ぎるテニスは本当に必要なのかかなり疑わしい。

いや、だからこそテニスは我が大いなる趣味としてその地位を確立しているのだ。

フィジカルだけでなく、メンタルコントロールも、そして、テニスを通じて得た友人もみんな宝だ。

 

長い前置きだが、そんな訳で今日も試合だった。

シングルスを1セットマッチで4試合。

この日は2勝2敗だったが、ここ数ヶ月やたら忙しくて、試合からも4ヶ月近く離れていたことを考えるとむしろ上出来だった。

 

問題はその後だ。

本日のハイライトは試合が終わってから始まる。

最後の試合が終わると、レッスンで時々一緒になる知り合いの方から「この子と打ってあげてくれないか」と声をかけられる。

見るとまだ年端もいかぬ女の子。

ところがこの子、聞けば中学2年生で全国8位というとんでもない子だった。

いやいや、僕なんかじゃ相手にならないよと言っても、脇で試合を見てたらしく、どうしてもやりたいと。

 

というわけで無謀ながらやってみた。

結論から言うともう凄まじかった。

普通にアップのラリーからボールが重い、深い、速い。

速いは特にタイミングが速い。

そして、正確だった。

ストロークのラリーだけで息が上がる程だった。

 

ラリーだけで既にこんな状態なのにその子はゲームをやりたいと言う。

やってみた。

さっきまでの大人の男性4人との試合が昼寝だったかと思わされる。

ちょっとボールが浅くなるとどこからでもエースを取られる。

特にバックハンドが得意らしく、こちらのボールがバック側に浅く行って構えられた時の絶望感たるや(笑)

 

30分しか無かったので、ゲームは途中まで。

結果だけで言えば奇跡的に4−4のイーブンで終わったが、いやいや、実際そんな内容では無かった。

もうサーブでコーナーを突いた時、速いタイミングでのカウンター、相手のミス、これ位でしかポイントが取れなかった。

ショットの質も、展開の速さももう脱帽するしかないレベル。

ほとんど別の競技かという程だった。

 

この子の名前は小副川莉桜(おそえがわりお)さん。

皆さん、この名前を覚えておいて下さい。

きっと将来出てきますよ。

いやはや、いい経験をさせてもらいました。

 

今後のライヴ予定

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12/18(月)18:30~「アイリッシュハープのしらべ」@内幸町ホール
w/梅田千晶(ハープ) 近藤薫・高山聖子・藤本睦美(ハープ)、清藤秀人(映画コメンテーター)

12/19(火)20:00~アイリッシュ・ミュージック・セッション@Almanac House(市川)
w/ 武田 良平(Bouzouki & Vocal)

12/20(水)20:00~Paddy Fieldライヴ@渋谷ダブリナーズ

12/21(木)19:00~Irish Music Live@新宿ダブリナーズ
w/ Sonora 小松優衣子(コンサティーナ)中村大史(ギター)長浜武明(バウロン)

12/22(金)20:00~Paddy Fieldライヴ@Irish Pub Clann(自由が丘)

12/23(土)テレビ朝日「題名のない音楽会」出演

1/8(月・祝)Toyota Ceili Band 定例ケーリー

2018年1/12(金)~14(日)
The Festival of Irish Set Dancing in Matsumoto 2018

1/20(土)Session Labo@The Old Rock

1/20(土)アイリッシュ音楽セッション@The Old Rock

1/25(木)20:00~夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273
w/ 齊藤翔太(バンジョー)、久保慧祐(ギター)