Kozo Toyota のすべての投稿

iPad

デジタルネタ引き続きます。

今回は前回もちょこっと登場したiPad。

IMG 2261

豊田がApple好きで、iPadだけでなく、iPhoneやMacBook、Apple Watchなどを愛用していることは周囲の方々にはよく知られていますが、iPad導入には結構思い切りが必要だったのは確かです。

それはiPhoneがあってMacBookがあるのに、敢えてiPadが必要なのかという単純な理由でした。
価格も安くはないですし、モノを増やしたくないと思っているところにもう一つというのは確かに抵抗がありました。

結論から言えば買って本当に良かったと思っていますが、周りにもiPadを買うべきかMacを買うべきかで悩んでいる人がそれなりにいることがわかってきたので、少し自分にとってのiPadの意義を紐解いてみたいと思います。

 

1. iPad導入のきっかけ 楽譜作成アプリNotion

iPad導入のきっかけはとある動画でした。

https://youtu.be/c-sNjcAIkpY

https://youtu.be/qBzW59Zsse0

この動画、フィンランドの世界的な指揮者であり、作曲家でもあるエサペッカ・サロネン氏が、街中や郊外を歩きながら作曲をするというAppleの公式CM動画なのですが、この絵が本当に格好良く見えて、ずばりこれがやりたかったんです(笑)

ここで使われているのはNotionというアプリなのですが、これ大変優れていて、ピアノの鍵盤が画面上に出てくるので、外付けのキーボードなしに、iPadだけでかなり速く楽に楽譜を作ることができます。

IMG 1075

今なお自分の中ではこのiPadでNotionを使うのが楽譜作成では最速。

NotionにはMac版もありますが、iPad版の方が全然速いし、おまけに安い(笑)

しかも、音源が素晴らしくて、プロのオーケストラの音源を使っているので、これでオーケストラのフルスコアをつくるとそのままオーケストラで擬似再生できるような感じになります。

作曲の場が机やピアノの前から解放されるというのは素晴らしいことで、あの手の閃きが訪れるのは大抵外を出歩いている時とか、リラックスしている時とかなんですよね。

その時にパッと書き留めるというのはなかなか難しいことが多くて、ずーっと繰り返し歌いながら家に帰るというような謎の行動になったりします(笑)

それがすぐにこうして楽譜に書き留められるというのは勿論便利なのですが、そもそも作曲という行為を最初から外に持ち出してしまうという発想が素晴らしいと思います。

自分は作曲はそこまで頻繁にはやらないのですが、たまに書く時もやはり机やピアノに向かってさあ書こうっていうのはあまり無くて、自転車に乗っている時、お風呂に入っている時なんかにフラッと降ってきてそれを書き留めておいて、必要に応じて後でつなげたりアレンジしたりしてつくるという手順がほとんどです。

アイリッシュ系のテイストの音楽なんかは一曲がとても短いですから、それでどうにでもなります。

ただし、自分が主宰するO’Jizoというバンドの2ndアルバム《Via Portland》の中に『Trail from Portland』という10分くらいの曲があって、それをつくった時にはちょっと複雑な曲だったので、降ってきた程度なんかではとてもつくれなくて、素材をいくつも用意した上にそれを立体的に構築するという作業が必要でした。

そのつくり方のヒントになったのもこの動画でした。

1〜2ヶ月の間、毎朝早く起きては詰将棋みたいに構築していく、そんな作業を重ねてつくっていったのですが、やはり楽譜はこのNotionを使っていました。

切ったり貼ったりも簡単なので、組み替えや繰り返しなどは本当に助かりました。

 

2. レコーディングの仕事

さて、そういう訳で導入されたiPadとNotionですが、今は作曲以上にレコーディングの現場で役に立っています。

自分はレコーディングの仕事がとても好きで、できるだけ受けようと思っていますし、できるだけ無理難題にも対応しようと思っていますが(お仕事下さい)、ティン・ホイッスルにしてもアイリッシュ・フルートにしても不器用な楽器で一本で何でもできる訳ではありません。

キーのついたフルートは半音は一応一通り出ますが、それですら自由自在にあらゆる調性の曲を吹ける訳ではありません。

なので、曲に応じて長さの違うフルートを持ち替える必要があるのです。

自分は通常のD管の他に半音高いE♭管、一音低いC管、二音低いB♭管と4本のフルートを使い分けます。

半音の出ないホイッスルはさらに大変で、高い方からE, E♭, D, C#, C, B, B♭, A, A♭, G, F, E, E♭, D, Cとほぼ半音刻みの楽器が手元にあります。

IMG 2245

そして、一度楽譜が送られてくるとそれに合わせてどの楽器を使うのかから検討が始まります。

大体一つの楽譜につき3〜4つ位の楽器の選択の可能性があります。

これを当日作曲家の人に現場で聴いてもらって楽器を選ぶ訳です。

さらっと書いていますが、実は楽器を持ち替えると当然楽譜の読み替えの必要が出てきます。

3パターン楽器の選択があれば3パターンの楽譜の読み替えということになります。

自分は大学時代の初見試奏の授業はかなり苦手で読譜に特別強い方ではないですが、この移調だけは高校時代オーケストラ部でトランペットを吹いていて楽譜がほとんど移調譜で出てきた上に、先輩の方針でそれを書き換えずに目で移調するというのをずっとやっていたのですね。

そのお陰で移調だけはどうも人よりは多少得意なようでして。

今となってはその先輩に本当に感謝です。市川先輩ありがとうございます。

ただ、それにも限度があって、あまりにも複雑な楽譜だったり、数が多かったり、よくあることなのですが楽譜が前夜に送られてきたりすると、流石に危うさを感じて、 レコーディングそのものを円滑にするために移調譜をつくることがあります。

その時にまたこのNotionが大活躍します。

楽譜を一度さくっと同じものをNotion上で書いてしまえば、あとはそれを移調するのは一瞬。

現場での楽器の変更にも瞬時に対応できます。

何なら今は作曲家側もPCで楽譜をつくっている時代なので、そもそもの楽譜をMusic XMLというファイル形式で出力してそのまま送ってもらえればこちらで楽譜をつくる手間さえ省けます。

そうやって準備をしてレコーディングに望むのです。

レコーディング現場でもiPadそのままで楽譜を見るのでプリントアウト不要。

終了後もものが増えません。

 

3. 楽譜管理ソフトPiascore

IMG 1076

ついでに演奏の仕事の現場についても書いておきます。

アイリッシュ音楽を演奏する時はそもそも楽譜を使わずに、100%耳と身体で覚えて弾くので、楽譜の出番は全くないのですが、それ以外のジャンルの現場に行くと楽譜が盛大に登場し、かつレコーディング同様恐ろしい数の楽器を使い分けることになります。

楽器の数が2桁になるのはザラで、半音違いだと楽器の大きさがほとんど変わらないので、急ぎの持ち替えはちょっとした恐怖です。

今までに二度ほど間違えて半音違いの笛をつかんでしまい、一瞬おぞましい音を出してしまったことがあります…。

その瞬間はパニックで、楽器が違うのか、移調の仕方を間違えたのか、もう自分がどこにいるのかわからなくなるような恐怖体験です。

そういう訳なので楽譜が紙媒体でたくさん並ぶよりもiPadの中ですっきり並んでいる方がまだ事故が起きづらいのです。

その楽譜の管理にはPiascoreというアプリを使っています。

現場ごとにセットリストを組むことができ、順番の入れ替えも簡単。

Apple Pencilを使えば紙以上にスムーズに書き込み、書き換えができますし、Bluetoothで動くフットペダルを使えば譜めくりも手を使わずにできます。

この譜めくりが優秀で、楽譜が縦に一列に並んでスクロールしていくので、切れ目なしにスライドするように見て行くことができます。

たまにしか使いませんが、スピードを設定してその縦スクロールが自動で行くようにすることも可能です。

一番新しいiPad Proになると顔認証のシステムを利用して首を振るというようなジェスチャーでも譜めくりができるとか。

暗い現場もありますが、譜面灯も不要!

IMG 2246

自分は一世代まえのiPad Pro 10.5を使っているので、楽譜を読むには少々小さいのですが、だからこそ覚えるくらい練習するとポジティブな発想に置き換えています(笑)

大きな12.9インチも考えましたが、そうなると持ち運びが急に大変になるので10.5!

作曲の人でオーケストラを指揮する時にiPad Proの12.9インチを使っている人は時々いらっしゃいますね。

一昨年「題名のない音楽会」のミュージカルの回に出演した時は、オーケストラをバックに石丸幹二さんの歌と共演させて頂いたのですが、譜面台にiPadを載せているのを背後のカメラからバッチリ撮られていて、twitter上で「すごい時代だな」と呟かれている方もいらっしゃいました。

歌のみとせのりこさん、リュートの久野幹史さんとのトリオ企画、「幻想異国酒場」では、3人とも中世の衣装を着て演奏するのですが、見た目もやっている音楽も古めかしい感じなのに、譜面台の上は最新のハイテクというギャップが萌えるといじられました。

 

4. Mac→iPad

IMG 2266

こんな風に使っているiPadですが、実はiPad導入まではMacBookを持ち歩くというのがほぼデフォルトでした。

自分はそこまでパワーやスピードの必要な使い方をしないので、とにかく持ち運び重視の12インチのMacBook。

ところが、MacBook Airが壊れかけてMacBookに切り替えてから半年もしないうちにiPad Pro導入が決まったので、これは流石に少し後悔しました。

iPad Proは純正のSmart Keyboardを使うとほとんどMacBookと変わらないような感覚で使え、MacBookよりもさらに軽く、携帯のsimをiPhoneと分け合っているのでWifiが無くてもつながり、Wifi難民になる心配がありません。

前回の記事で軽く触れたようにクラウド系のサービスを多用する自分にとっては、オフラインでは仕事ができない時があるのでこれは切実です。

バッテリーもiPadの方が持ちます。

起動も動作も圧倒的にiPadの方が速い。

二つ以上のアプリを並べて作業するというような時も、デフォルトの状態ではiPadの方が優れていると思います。

こうしてMacBookの外出機会は激減したのですが、それならば持ち運び重視のMacBookじゃなくてMacBook Proでも良かったかもなと(笑)

今はもう旅行でもiPadしか持っていかないですね。

空港の手荷物検査も楽ですし。

色々なアプリを入れればMacでしかできない作業はかなり少なくなってきました。

勿論PCじゃないとできない仕事もあると思うので誰もができる選択ではないと思いますが、自分がやる程度の作業に関しては、今どうしてもMacじゃなきゃというのはCDを読み込んでデータをiTunesに入れるということ。

これだけがどうにもなりません。

自分はできるだけApple Musicを利用したり、iTunesなどからデータで買うようにしていますが、なんせ自分自身がCDをつくって販売しているような人間ですからね(笑)

この矛盾がちょっと気持ち悪いのは確かです。

とりあえず望むのはCDのジャケットやブックレットにある文字情報や写真などの情報もデータにセットにして配信して欲しいということ。

これが可能ならばもう自分はCD現物にはほとんど執着がありません。

この辺り、記事化のリクエストが来ているCD保管方法の方に話がつながってきますが、これはまた別の機会に触れたいと思います。

 

5. iPhoneでもMacでもない、情報シェアのためのデバイス

前の項目で書かれたことだけを書くと、まぁ別にiPhoneとMacでもいいじゃんって話になりますよね。

冒頭にも書きましたが、それは自分も導入前の悩みとしてありました。

しかし、実際に導入してみて感じたのは、iPadはiPhoneやMacとは違う役割を果たせるということ。

今はミーティングなんかでも電子媒体でメモを取るというのは当たり前のことになっていますが、この時に相手がスマホやPCを使っているとその画面はこちらからは見えないですから、本当にメモをしているのかなと思う瞬間が無くはないんですね。

もしかしてながらで別のことをやっているんじゃないかと(笑)

そう、スマホとかPCって非常に個人的な、閉じた雰囲気をつくる端末なんですよ。

そこへ行くとiPadを机に置いてメモを取っている場合は、それが外付けキーボードだったらPCと変わらないですが、画面上のキーボードやApple Pencilで書いている場合には相手にもそれが見えますからね。

そして、そのミーティングの中で例えば画像資料や動画資料を見せたいという風になった時にはiPadが最も真価を発揮します。

大きな画面で相手にシェアしやすいように作られているのです。

机の上で複数人で見るという時には本当に便利です。

iPadはよりコミュニケーション寄りのツールなんだなということを使い始めてから実感したのですが、このことを一番感じるのは笛を教えるレッスンの時。

動画や音源の共有にも便利ですし、生徒さん一人一人のカルテのようなものをつけているのですが、それを書き込むのもiPadの方が適しているなと思っています。

IMG 2265

さて、今回はFujitsuに引き続き、Appleの回し者のような記事となりましたが、一般的な使い方の話はネット上にいくらでも転がっていると思いますので、不思議なジャンルのミュージシャンならではの特殊な使い方を中心に書くことで、こんなこともできますよというiPadの魅力と、普段こんなことをしていますよという自分自身の特殊な生態を綴ってみました。

スキャナー

洗面所なら洗面所、キッチンならキッチンと同じジャンルのものを続ける方が書きやすいし、色々つながって良いかなと思って書いてはいたのですが、試しにガラッと変えてみます。

 

1. ミニマルとデジタル、クラウドの親和性

今までのアナログ話からガラッとデジタル系です。

ミニマルなライフスタイルとデジタル系のテクノロジー、もっと踏み込めばクラウド系のサービスは切っても切り離せない関係にあると自分は思っています。

劇的にものを減らそうと思ったらデジタルの活用は避けられない。

むしろ、そういった技術が発達してきたからミニマルなライフスタイルがこれだけの勢いを持って広がってきたようにさえ思えます。

そういう訳で、自分のデジタル系への依存度はかなり高いと思います。

今回はその中でも一番のオススメ、一番買って良かったと思うもの、一番人に食いつかれる話、スキャナーです。

 

2. 買って良かったNo.1家電

本日はズバリFUJITSUさんの回し者ばりに推します!

FUJITSU
Scansnap ix100

IMG 1064

これをヘビーユーズ、溺愛しております。

では、特徴を片っ端からご紹介していきましょう。

 

3. 小さい!

とにかく小さいです。軽いです。

机の上にはMacbookとiPad、iPhone以外は置きたくない人間ですが、これだけは許す。

机の端に小さく収まってくれます。

IMG 1071

USB電源で充電池内蔵なので、電源にしばられません。

 

4. コストパフォーマンス抜群!

スキャナーとしてはかなり安い部類に入ります。

同じScansnapシリーズのハイエンドモデルはちょっと前までは5〜6万円、今でも4〜5万円しますが、これは2万円切ります!

 

5. Wi-Fi接続

スキャナーって机とかに置かれて線でパソコンつながれてるイメージでしたが、Wi-Fi接続でつながっている必要がありません。

電源も先に述べた通りなので家中どこにでも持って行って使えます。

 

6. 操作が簡単

蓋を開いて手前から奥に通すだけです!

簡単。

IMG 1065

これに慣れるとコピー機タイプのフラットベッドスキャナーが面倒臭くて使えなくなります。

うちは父親もデジタル系が強く、両親写真が趣味だったこともあり、早い段階からフラットベッドスキャナーがある家でした。

でも、そのフラットベッドスキャナーを使うの自分はどうしてと好きになれず、ほとんど使いませんでした。

実はフラットスキャナーと今のix100の間に、もう一台s300という古い機種のScansnapを使っていて、そちらも同じように紙をプリンターのように通していくドキュメントタイプのスキャナーだったのですが、それでも今程こまめにスキャンするという習慣にはなりませんでした。

それを変えたのが次に挙げる機能です。

 

7. クラウドによる仕分け

これが凄いのですが、この製品、先に述べたように基本的にパソコンに直接つなぎません。

つまりパソコンにデータを取り込むということ自体をしないのです。

どうするかというとScansnap Cloudというサービスがセットになっていて、そこに一時的にデータを放り込んでデータ内容を精査し、仕分けしてくれます。

識別してくれる内容の区別は全部で4つ。

・名刺
・写真
・レシート
・その他の書類

これを自動で判別して、それぞれに紐付けされたサービスに保存してくれるのです。

この判別、なかなかの精度で、たまに手書きの領収書が一般の書類に行ったり、変なサイズの名刺がレシート扱いされたりすことはありますが、そういう変わり種以外はかなり正確に仕分けてくれます。

Scansnap Cloudは確か1週間か2週間だけの一時的な保存サービスで、もし間違った仕分けがなされてもその間に仕分けのし直しが可能です。

容量は2Gバイトまでで、無料。

本当に優秀です。

自分はこれに3つのサービスを紐付けています。

・名刺 — Evernote 名刺フォルダ
・写真 — Google Photo
・レシート — freee
・その他の書類 — Evernote 一般

それぞれ解説していきます。

 

8. 名刺 — Evernote 名刺フォルダ

このシステムにするまで名刺管理が大嫌いでした。

今は簡単。

勝手にEvernoteの名刺フォルダに放り込まれます。

現物はスキャンしたその瞬間に捨てます。

下さった方にはすみませんが、いつでもデータが手元にあってアクセスできる方がずっと価値があると思って下さい。

名刺管理サービスは他にもいくつか紐付けできるサービスがありますが、Evernoteのプレミアムサービス(有料です)を使っていたので、こちらにしました。

Evernoteのプレミアムサービスについては後述します。

 

9. 写真 — Google Photo

我が家には壁に飾ってあるものや余程特殊な写真以外はアナログの写真がありません。

全部取り込んでデータ化してあります。

最初は少し抵抗がありましたが、現物として取っておいて引き出しの奥にしまってあるよりも、いつでも見られる方が余程価値があると思います。

アナログのアルバムにしてという作業が自分は好きではありませんし、アルバムを見返すというのもほとんどしないのですが、データとして手元にあると呑み会なんかで話題になった時にすぐにその時の写真が出てくるのは結構面白いです。

元々この発想は父親が卒業アルバムをiPadで写真に撮って同窓会に持って行くということをやっていて、これがウケるウケるという話だったので自分も真似しているのですが、そのさらに延長線上ですね。

いつだったか大学の部活の仲間が結婚するから昔の写真があったら送って欲しいとグループのLINEに流れてきて、1分以内にGoogle Photoのアルバムのリンクをシェアする形で送った時はちょっとした神様扱いでした(笑)

写真の保存サービスも色々ありますが、Google Photoを使っているのは容量無制限で無料だからです。

実はiPhoneやiPadで撮った写真もそこに同期されるようにしています。

iPhoneやiPadの写真がストレージやiCloudの容量を圧迫した時もバックアップがあるので躊躇なく消すことができます。

但し、Google Photoは容量無制限で無料の場合は若干画質が落ちます。

その点だけお気をつけ下さい。

これも当初は悩みましたが、アナログ写真で保存してあったものが劣化していく方が遥かに厳しいことに気付いたため、この方法を選びました。

プロフィール写真のように高画質で必要なものは別にDropboxに保存しています。

 

10. レシート — freee

自分は個人事業なので会計も確定申告も自分でやる必要があります。

大嫌いな作業ですが、税理士に依頼する程稼げてもいないですし、自分である程度把握していたいというのもあります。

そこで使っているのがfreeeというクラウド系の会計ソフト。

クラウド系なのでMacでもiPadでもiPhoneでも、外にいても会計処理の作業ができます。

freeeの前にMoney Forwardという別のサービスを利用していた時期もありましたが、このレシートの取り込みシステム一点のためにfreeeに乗り換えました。

流れを説明しますと、まずレシートをスキャナーで取り込みます。

自動でfreeeに保存されます。

freeeのOCR機能によってレシートに書かれた文字が取り込まれ、日付や価格、内容などが反映されて、勘定科目の予想までしてくれます。

あとは端末からログインして、取り込まれた数字や予想された勘定科目があっているかどうかを確認し、必要なら修正して、取り引き登録のボタンを押すだけ。

スキャンしたレシートは、freeeの最上位の契約をすれば電子ファイルで保存でき、現物は廃棄できるのですが、流石にちょっと高く付くので、現状はまとめて封筒に入れて保管しています。

確定申告時もその後もその現物のレシートを取り出すことはありません。

freeeは銀行やカードのやり取りなども自動的にデータを吸い出して記録してくれ、請求書の発行やその請求書と実際の取り引きの紐付けまでできるので、昔に比べて作業は劇的に楽になりました。

手放せません。

 

11. その他の書類 — Evernote 一般

残りの書類はEvernoteにまとめて放り込んでいます。

一番大きかったのは楽譜。

アイリッシュ音楽は口頭伝承の文化なので楽譜をほとんど使いませんが、それでもアイリッシュ以外の音楽も演奏するのでそれなりに楽譜はありました。

それが今では1/5も残っていません。

A4よりでかい変なサイズのものや製本されているもの以外は(場合によっては製本それたものも裁断してスキャンしましたが)、全部データ化してあります。

そうすると出先でリハーサルをしていて、昔やったあの楽譜なんて話になった時にすぐに出てきてiPadで見られますし、楽譜を失くしてしまった人がいるとその場で送ることもできます。

クラシック音楽中心の音楽家の人達の楽譜量は半端ではなく、それで部屋が圧迫されているという話もよく聞きます。

この話を聞いて飛びついて、その日帰りにスキャナーを買って帰った猛者もいました。

書類もこれと同様ですね。

棚の奥にしまいこんで、あるんだか無いんだかわからず、すぐに出てこないような書類は無いも同然です。

データ化してすぐに検索で出てくるということがもたらす恩恵は想像以上にでかいと思います。

 

12. 検索と仕分け

手書きの資料などは流石に検索用に名前を付けますが、印刷されているものについては、そこから先特に仕分けたり、名前をつけたりはしていません。

それは先程も少し触れたEvernoteのプレミアムサービスのお陰で、OCR検索で欲しい資料はいつでも出てきます。

このOCR検索機能が使えたのが少なくともサービス選択時にEvernoteだけだったのと、同じように使っているDropboxなんかにも紐付けできるのですが、そちらを選ばなかったのは、PCの容量を圧迫しないからです。

この話はまた別の機会にしますが、自分のMacbookのデータは、一部よく
使うファイルがiCloudに保存されている以外はまるごとDropboxに同期してあります。

それによってPCが無くても中のデータに出先からiPhoneやiPadでアクセスできるのです。

但し、このサービスはミラーリングなので、Macに同じ容量保存されることになります。

自分のMacは小さな12インチのMacbookなので、この容量圧迫は結構大きな問題になります。

それを気にしてスキャンしなくなるのは本末転倒なので、気兼ねなくポンポン放り込むためにEvernoteにした訳です。

ただ、Evernoteのユーザーインターフェースは正直あまり好きではありません。

Dropboxの方がシンプルで使いやすい。

DropboxもOCR検索に対応してきているらしいのですが、これも今の契約よりさらに上のサービスになるし、前述のように容量を圧迫するので却下。

容量を全く圧迫しないクラウド系ストレージサービスとしてAmazonドライブというのがあるのですが、アカウントはあるもののまだ活用してはいません。

使えるかこの先検討したいと思っています。

 

13. スキャン自体よりも仕分けの煩わしさ

ここまで書いてみてはっきり気付きましたが、自分が過去に使ったいくつかのスキャナーが定着しなくて、今のスキャナーが定着しているのは、スキャンする作業そのものよりも、その後それをPCに取り込んで、内容ごとに仕分けしてという作業が大嫌いだったからです。

そこをごっそり自動化してくれたために、紙媒体が家に入っきたらすぐにスキャンし、PCを開くこともせずに仕分けが住んで、紙媒体そのものは保存書類以外は即捨てるという気持ちの良いサイクルをつくることができたのです。

自分にとっては本当に劇的な変化でした。

 

14. スキャナーのチョイス

スキャナーのチョイスについてはもう少し言及しておく必要があります。

自分はScansnap ix100一択だと思っていますが、人によってはスキャナーの選択は変わってくると思います。

まず、大量に本をスキャンする人には向きません。

裁断するつもりなら話は別ですが。

本を大量にスキャンする人はフラットベッドタイプのスキャナーか、ScansnapだとSV600という新しいスタンドタイプのものが候補として挙がります。

それから常時大量の書類をスキャンする必要がある人は、ix1500のようなハイエンドモデルも視野に入れるべきです。

ix100は一枚ずつ手差しでスキャンしていくので、まとめて置いて高速で自動でスキャンしていくハイエンドモデルには全く敵いません。

日々の書類量がそこまで多くなくても、最初に大量の書類を目の前にして片っ端から処理していくという作業になった時にはなかなか大変だと思います。

でも、その大量スキャンの作業を一度終えてしまえば、小さくて圧迫感が無く、どこにでも運べて手軽にスキャンできるというメリットは計り知れません。

大量のスキャンを終えた時に、もはや大量にスキャンする用もないのに大量の紙を待ち続けるハイエンドの大きなスキャナーの存在に自分は耐えられそうになかったのでix100を選びました。

そこはご自身のライフスタイルとよくご相談下さい。

 

こんなに長く書くとは思ってもいませんでしたが、ここまで飛行機の中で一気に書いてしまいました。

Scansnap ix100、おススメです!

カトラリー

今回のお話はとてもシンプルです。

お題は我が家のカトラリー。

つまり、箸、スプーン、ナイフ、フォークなどですね。

 

1. 我が家のカトラリーの引き出しはものでいっぱい

元々実家だった家ということもあってそれなりにたくさんありました。

箸なんかいくつあるんだという感じでした。

いつも同じペアの箸をごそごそ探したり、スプーンとフォークが入り乱れているのを時々整理してはまた元のカオス状態に戻ったり。

意識すらしていない小さなストレスがそれなりにあったと思います。

 

2. お客さんが多いから減らせない

何年か前から断捨離し始めて、少しずつ数は減らしてきたものの、うちには割と来客が多いため、減らすにも限度があるんですね。

使うものはやっぱり使う。

みんな一体どうやって管理しているんだろうと思ってネットで画像検索とかしまくったり。

そうするとまぁお洒落なキッチンがたくさん出てきたり、整理のための機能的なトレーの販売サイトがわんさか出てきます。

でも、そうしたお洒落なキッチンはうちよりずっと大きかったりするし、トレーを良いものに変えても根本的な解決にはならないんじゃないかなとうっすら思い、解決策を打てずにおりました。

それでも考えれば考える程、その度重なる小さなストレスが気になるようになってしまったので、思い切ってこうすることにしました。

 

3. お客さん用と普段使いのものを分ける

お客さんが来ると言っても毎日来る訳ではありません。

自分達が毎日使うものとは使用頻度が異なります。

そこで、来客用のものはまとめてアクセスが一段階劣る棚に仕舞い、自分達が使うものだけを引き出しに入れることにしました。

もう一つ、この段階までに自分達がスプーンやナイフ、フォークなどを無印良品のものに統一。

そんなに高くはないのにとてもきれいなデザインでお気に入りなのですが、それまで使っていた仕切りトレーに入れてしまうとお互いがぶつかって傷だらけになってしまうんですね。

なので、思い切ってトレーを廃止。

シンプルな布巾を引き出しの中に敷いてそのまま並べました。

それがこちら。

IMG 1056

 

4. ものが少なければセンスは要らない

やってみて驚いたのですが、何にもしなくてもただ並べるだけでとてもお洒落に見えるんですよね。

よく考えてみたら高級ブランド店の店内のディスプレイとかとてもお洒落なのが多いですけれど、あれ、単純にものが少ないだけじゃんと。

ドン・キホーテみたいな商品を山のように抱えたお店の商品の並べ方をどんなに頑張ってお洒落にしようとしたってブランド店のようにはならないですよね?

とにかくものを減らして余白を増やせばセンスなんか必要ない。

これは大きな発見でした。

 

5. 気持ちを整える静かな時間

実はこの引き出し、勢いよく開け閉めすると中のカトラリーがずれてぐちゃぐちゃになります。

これを最初は煩わしいと感じました。

でも、しばらくそのままにして慣れてみると、ゆっくり丁寧に開け閉めすれば何の問題も無いことがわかります。

そして、むしろ、このことによって自分がこれまでいかに乱雑にものを扱っているかを実感するようになりました。

今でもたまに慌ててガシャッとやっちゃう時があります。

そんな時は反省して、並べ直しながら心を鎮めます。

家の床を雑巾掛けしたり、玄関を掃き清めたり、猫のトイレの砂を綺麗に整えたり、そんな効果に近いものがある気がしています。

そういう訳で一周回るような形でカトラリーに関するストレスが無くなり、今は引き出しを開ける度に「よしよし」と思いながら暮らしています。

洗濯マグちゃん

このシリーズを書き始めてから、直接会った人にこれを楽しみにしていると言われることがとても多くて、反響に驚いています。

引き続き洗面所周りのネタです。
今回は洗濯。

<マグネシウムパウダーで洗剤フリー>

うちでは洗濯の時に洗剤を使っていません。

代わりにマグネシウムの粉末の入った袋、通称「洗濯マグちゃん」を使っています。

IMG 1013

<効果は?>

最初はこんなので洗えるのかと思いましたが、ちゃんと機能してくれます。

匂いはありません。

これだけで洗うと洗濯物も本当に無臭です。

今は嫁さんの希望で柔軟剤のみ入れてます。

漬け置きにすると効果が上がるようでなお良いです。

前の晩に漬け置きにしておいて翌朝洗うというのが効率的です。

自分はテニスをするのですが、汗だくになったシャツをそのまま洗濯物のカゴに入れておくのって結構危ないんですよね。

雑菌が繁殖して匂いが残ったりする。

逆にマグちゃんで漬け置きしておくと安心です。

そして、これまた他にも沢山のメリットがあります。

<メリット1:洗剤を入れる必要が無い>

当たり前の話ですね(笑)

うちはそれまで液体の洗剤を使っていました。

「緑の魔女」というドイツの洗剤を使っていて、これも微生物を繁殖させて洗濯槽や配管を綺麗にするという効果のあるものなんですが、そもそも洗剤を洗濯機に入れる瞬間って結構煩わしくないですか?

うまくいかないと手が洗剤で汚れたりして。

湯シャンでシャンプーも石鹸も使わないようにしてるのに洗剤が手について洗うって矛盾もいいところで。

あの行為自体が無くなるのです。

棚から洗剤のボトルを出して、フタで計量して、洗濯機に入れて、洗剤のついたフタや手を洗って戻す。

煩わしい!

それが全部無くなるのです。

放り込むだけです。

<メリット2:洗濯機が汚れない>

「緑の魔女」は確かに他の洗剤よりはずっと汚れないですが、それでもやはり洗剤なので汚れます。

それをマグちゃんに変えるとさらに汚れがグッと減ります。

うちは柔軟剤が入るのでそれすら外した場合どうなるのかはわかりませんが、先日嫁さんが洗濯槽の掃除をやってくれていたのですが、明らかに雰囲気が違っていました。

排水管や浄化槽にも良いのは間違いないでしょう。

<メリット3:洗剤が無くなる心配が無い>

これはシャンプーの時と同じ。

前は5Lの「緑の魔女」を小分けのボトルに移して使っていました。

5Lはそうそうなくなるものではないですが、逆にその滅多に無いストック切れになると妙に慌てます。

発注が久々でどこに何を頼んだんだっけ?となるわけです。

そういうストレスから解放されます。

<メリット4:洗剤の買い置きの場所が必要無い>

5Lの大きなボトルも詰め替え用のボトルも要らなくなるので、場所がガバッと空きます。

と書いたところで捨ててないことに気付いたのでたった今捨てました(笑)

洗面所の収納は、元々結構入れられる程あるのですが、何年か前に洗面台をイケアのものに自分で交換して洗面台の下も鏡の中も収納になり、逆に湯シャンやタオル→手ぬぐいで入れる物が激減して、他にも不要なものをたくさん捨てたので、かなり余裕がありまして。

捨てるのを忘れていました。

<メリット5:経済的>

マグちゃんは値段に幅がありますが、2000~4000円位。

1年で交換になります。

洗剤よりも安いです。

<メリット6:肌に優しい>

自分は敏感肌なので、強力な合成洗剤までになると肌が荒れたりします。

マグちゃんがどんな優しい洗剤よりも肌にとって刺激が少ないのは議論の余地も無いでしょう。

実際肌は楽ですしね。

ただ、今後の課題もいくつかあります。

<今後の課題1:柔軟剤を使わずに済む方法は無いか?>

柔軟剤を使わない方法は無いだろうかというのがずっと頭の中にあります。

https://www.chietoku.jp/softener-dangerous/

そりゃまぁ身体にいい訳無いよなぁと。

で、さらに調べてみると柔らかくするということと生乾きの嫌なにおいを防ぐというのは別の対処法で何とかなるかもしれないですね。

もう柔軟剤は使わない!洗濯物をケミカル柔軟剤や、危険な化学物質なしで安全にふわふわにする裏技テクニック

マグちゃんの代わりにウォッシュナッツというのもありますね。

何かいいアイディアを知ってるよという人がいたらお寄せ下さい。

<今後の課題2:風呂の残り湯を使いたい>

ちょっと脱線しますが、ここ数年水回りには結構悩まされていて、まず、トイレからちょろちょろ漏水というのが去年までありました。

これ、馬鹿にできなくて、ある時気付いたら水道代が倍になっているということが起きたりしまして。

水道代が倍になると言うことは下水処理費も倍になるということ。

これは痛いということで修理をお願いしたのですが、その後もトイレはトラブル続きで、レバーが戻らなくなって一日流れ続け、また水道代が倍に。

これは何度も起きました。

来客も多いので防ぎようのないケースもあって、流れっぱなしになっていないか常に気にする羽目に。

もう築31年の家なので他にもあちこちがたが来てまして。

あちこち手を入れまくっている今日この頃なのですが、遂に先日1階のトイレを丸々交換しました。

そうしたら今まで一回流すのに16Lとか使っていたらしいんですけど、それが5L行かない位に!

 

という流れから水道代問題に敏感になってしまい、それならば風呂の残り湯を洗濯に使いたいなぁと。

前夜からの浸け置きとぬるま湯が良いということを考えたら実は理想的な組み合わせなのです。

ただ、そのためには汲み上げのポンプが必要で、そこは物を増やさなきゃ行けないし、自分は風呂から出る時に最後に浴槽を洗ってから出るので、そうなると

入浴前にポンプを準備 → 風呂を出る前に残り湯を洗濯機へ → 風呂を掃除 → 風呂から出る

と結構煩わしいことになるんじゃないかという懸念があります。

この辺りも実際にやっている方がいらっしゃったらどんな感じか伺いたいです。

情報をお願いします。

 

以上、我が家のミニマルを目指す洗濯事情でした。

湯シャン

前回の話がバスタオル→手ぬぐいと洗面所、風呂周りの話だったので、引き続きその辺りの話。

 

身近な知人にはよく知られていますが、自分はお風呂でシャンプーもリンスも石鹸も何も使っていません。

いわゆる湯シャンというやつです。

湯船に10分浸かれば汚れはちゃんと落ちるという考え方です。

もう何年もやってますが、何も困っていません。

 

<湯シャン開始当時の経過>

やり始めた最初の頃はこれで大丈夫なのか何となく気になったりもしました。

特に最初の2週間から1ヶ月位は油分が多いような感じがするかもしれません。

今まで必要以上に身体の油分を洗い流していたため、身体がそれに抵抗して油分を分泌していたんだと思います。

それを急に洗い流すのを止めると油分が残った感じがする。

でも、そのまましばらく続けてみると、身体側ももうそんなに油分を出す必要が無いんだと察知して出すのをやめてくれます。

さらに長い目で見て振り返ってみると、半年とか一年とか経ってみるとさらに最適化してくる感じがありました。

一旦そうなるともう快適そのもの。

自分は基本乾燥肌の方ですし、30歳頃まではひどいアトピーで苦しんだりもしていました。

今も多少薬を使って付き合っていますが、それ以上にシャンプーや石鹸をやめたことが大きかったと思います。

 

湯シャンを実践されている方、有名人にも結構いらっしゃいますよね。

乾燥肌を改善するためにという話もよく出てきます。

面白いのは、例としてタモリさんを挙げると「え?本当に?」と疑わしい眼差しを向けられるのですが、福山雅治さんを挙げると一発で納得されます。

 笑っちゃいますが、イメージって恐ろしいですね。

 

<匂いは?>

匂いは気にならないのか?と聞かれることもあります。

例えば風邪を引いてお風呂には入れなかった次の日に頭の匂いが気になることってありますよね?

あれは湯シャンにしてからむしろ無くなりました。

翌日でも全く気にならないんです。

多分、シャンプーしてる時ってシャンプーの匂いでごまかしてるんですよね。

そのシャンプーの香りが一日で大体取れちゃうので余計に気になるんだと思います。

いずれにせよ日々湯シャンをしてて匂いが気になるケースは今のところほとんど無いですね。

自分で気付かないだけかもしれませんので、本当は…と思っている方がいたらこっそり教えて下さい。

うちの家族も湯シャンですが、お互い気になることは無いですね。 

 

このシャンプーも石鹸も何も使わないって他にもいくつか絶大なメリットがありまして(シャンプーの名前じゃないですよ)。

<湯シャンのメリット1:風呂場がスッキリ>

まず、風呂場が異様なくらいスッキリします。

シャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸の類が一切消えますし、洗い場で長々いることもないので椅子も必要ありません。

風呂場がまぁ本当にすっきりして掃除もしやすいです。

自分は目がとても悪いので、眼鏡を外して入浴するとほとんど何も見えていない状態なので、風呂場の掃除だけは苦手ですが。

 

これはうちの風呂場です。

歯ブラシが置いてあるのは湯船にゆっくり浸かる必要があるので、その時間にゆっくり歯を磨くからです。 

 

<湯シャンのメリット2:買い足しサイクルからの解放>

シャンプーやリンス、石鹸の類が無くなると、これが無くなったらまた買い足さなきゃという心配と無縁になります。

このサイクルは無くなってみて初めて結構なストレスだったことに気付きました。

薬局やスーパーで次のシャンプーは継続か新たな銘柄にトライか悩むこともありません。

あの大量のシャンプー、石鹸コーナーはスルーです。

ストックを置いておく場所も要らなくなりますし、勿論、経済的にも助かります。

旅行や銭湯に持って行く荷物が少なくなることも有り難いですね。 

<湯シャンのメリット3:健康的な髪>

自分が髪が長いのは結べる長さだと毎朝寝癖と戦わなくて済み、整髪料が必要なくなるからです。

そうすると湯シャンとの相性が良くなるのです。

整髪料の場所も整髪料を買うお金も省かれました。

坊主頭でもこのメリットは享受できますね。

うちは頭髪にはあまり恵まれていない家系なので、いつの日かそうなったらそちらにするかなと思ってますが、湯シャンの効果なのか意外と髪は減ってきませんね(笑)

ちょっと前にパーマをかけましたが、その時に美容師さんにヘアドネーションに使える程健康的で状態の良い髪と言われました。

呆れる程何もしていないのですが、まぁ本来髪はそれで充分なのかなと思っています。

 

<どうしてもすっきりしない時は?>

その美容師さんに教わったことでもう一つ有益な情報がありました。

もうちょっとすっきりしたいという時は炭酸水で髪を洗うのがおススメです。

とてもさっぱりします。

パーマ液くらい強いものでもすっきり落ちるそうです。

  

以上、湯シャン、シャンプー・リンス・石鹸フリー生活のメリットについてまとめてみました。

湯シャン自体は体質やライフスタイル、ヘアスタイルなどによって向き不向きもあるとは思いますが、自分がライフスタイルのミニマル化をあれこれやってきた中でかなりインパクトの大きかったチェンジの一つです。

一度お試しアレ。

バスタオル→手ぬぐい

うちではバスタオルを使っていません。
あるにはありますが、お客さん用だけ。

元々子供の頃からバスタオルを使わずにフェイスタオルを使っていたのですが、何年か前からそのフェイスタオルを手ぬぐいに変えました。

風呂上がりには手ぬぐいを2枚使います。

これがすこぶる快適。

最初の頃こそ拭き心地に慣れが必要でしたが、慣れてしまえば全く問題なし。

吸水量が足りないでしょ?と言われますが、水浸しになったらしぼるのです。

そうするとまた拭けます。

本当は1枚でも行けるんでしょうけれど、自分は髪が長いので、髪を乾かす用にもう一枚。

使った後は洗面所に干しておきます。

IMG 1007

一晩でカラカラ。

洗濯でも場所を取りません。

洗濯物を干す時もかなりの枚数干せます。

そして、勿論、畳んで仕舞うとうちの手ぬぐいの全量が、下手したらバスタオル一枚にも満たない位に収まります。

IMG 1004

お陰で洗面所の収納はかなりスッキリしました。

 

これ、旅行の時にはさらに猛威をふるいます。

旅行にバスタオルなんてアホらしくてやってられません。

手ぬぐいが2〜3本あれば長い旅行でも充分です。

しかも手ぬぐいはものを包んだり、頭や首に巻いたりと色んなことに使えますしね。

日本の古い知恵は素晴らしいですね。

 

自分が神社の神楽囃子連に所属しているために手ぬぐいに縁が強かったのですが、いざ積極的に使うようになると旅行先やイベントなどでも面白い手ぬぐいが目につくようになります。

気に入ったものを少しずつ買い足していくのも面白いですし、使っていくうちにヘタって薄くなっていくタオルと違って、柔らかくなって馴染んでいくのもいいものです。

 

洗面台やトイレにかけてあるのは今のところまだタオルなのですが、これも手ぬぐいにできないかなぁとうっすら思っています。

IMG 1006

C9E286B8 2164 4587 A6A9 696571F3FA9C

 

そして、実は最近はさらにモンベルのマイクロタオルにトライしてまして。

高城剛さんの本で知ったのですが、彼は一番小さいサイズをハンカチ代わりに使っています。

流石にそれではお風呂用には小さ過ぎるのでフェイスタオルサイズを使っていますが、大きさも薄さも手ぬぐいとほぼ一緒。

IMG 1009

吸水力と速乾性はさらに上。
手触りもこちらの方が好きですね。

そして、しぼった時に絞り出せる水分量がとても多くて、ぎゅっとしぼるとその後また何事も無かったかのように拭けます。

これだと風呂上がりは完全に一枚で行けます。

IMG 1011

最近はテニスの時も旅行の時もこれ。

少しずつ手ぬぐいからこれにシフトしようかという話もあるのですが、モンベルというメーカーよろしく、デザインだけが△。
青と黄色の2色だけで、その色も冴えません(笑)

値段は手ぬぐいよりは多少高いですが、手ぬぐい×2本を考えたら全く問題ない値段。

このサイズのこの手のタオルは他のメーカーの選択肢もあるようなのでそちらも含めて検討中ですが、今のところ自分が知る限りモンベルのマイクロタオルが薄さ、小ささ、手触りとも一番いいですね。

手ぬぐい、マイクロタオル、いずれもオススメです。

ミニマルなライフスタイル

「ミニマリスト」って言葉、とても流行ってますが、どういう意味ですかね?

なーんにも無い部屋に住んでる、そういうイメージだとするならば自分はミニマリストなんかでは全然ないです。

ものはそれなりにたくさんあります。

むしろこだわりのものを持つこと、使うことが好きです。

 

でも、どういう風に生きるかということを考えた時にはミニマルな思考が出てきます。

もっとシンプルに、色んなことに煩わされることなく生きられないかと常日頃考えています。

「無駄が無く、合理的な」ともイメージが違います。

スローなライフスタイルといいますか、必要な余白はあると思っています。

ルンバが掃除してくれることと、自分でゆっくり掃除することは気持ちの上では違いますよね?

別にルンバを否定している訳ではありません。

何なら欲しいなと思う時すら多々あります(笑)

ただ、お寺のお坊さんがそれ自体を修行として掃除をするように、自分で丁寧に掃除することが自分の心を整える場になる、そんな発想です。

自分を整える時間を、静かな時間をどうやったらつくれるか、どうしたらせかせか生きる時間を減らし、幸福を感じられる時間を増やせるか、そんなことを日々考えています。

なかなか思い通りには行きませんが。

 

そもそもどうしてこんなことになったのでしょうかね。

今でこそ周りからはミニマルなイメージで見られていますが、昔は物をたくさん持ち、片付けも掃除も苦手でした。

きっかけは2つあったと思います。

 

1つは旅行先でのラゲッジロスト。

アイルランドに行ってダブリン空港で、預けたはずのスーツケースが出てこなかったんですね。

結果的には5日後に出てくるんですけど、それまでのバックパック1つの状態が異常な程快適で。

宿泊先に何も入っていないワードローブに1〜2着かけたら終わり。

これが本当に気持ちが良くて。

服を片付けるのが苦手だったんですけど、いっぱいあるからだと初めて気付きました。

まぁだからといって今家に1〜2着しかかかっていないかというとそんなことはなくて、常日頃もう少し減らせないかと思っていますが。

とにかく、これが1つ目のきっかけ。

IMG 1003

これは今の自分の家のワードローブの状態ではありません。

当時の写真が無かったのでこんな感じだったと再現しただけです。

 

もう1つは、うちの特殊な状況に寄るところが大きいのですが、自分は現在元実家だった家に住んでいます。

両親が基本的にはアメリカに住んでまして。

その両親が何年か前に日本での拠点を、この家から都内のマンションに移しまして。

色々あって最終的に自分は親に家賃を払ってこの家を借りるということになったんです。

その時に親の引っ越しを一通り自分の車(軽のワゴンなので後ろをフラットにできる)でやって、残った荷物は処分して良いとなりまして。

もうすごかったです。

一ヶ月で1トン捨てました。

やはり自分の車に積めるだけ積んで清掃工場とかに直接持って行くのですが、一回300〜400kgを3回は行きました。

これで捨てるということにはまってしまったのです。

ものが無くなって家が一気に広くなるということも同時にやってきました。

家のリビングの比較写真です。

パノラマの写真しか残ってなくて、比較には適当でないのですが、今と物の多さが全く違うことはわかるかと思います。

before

IMG 1915

now

IMG 1002

 

こういうことがきっかけで、自分のライフスタイルを変え始めました。

よりシンプルに生きることを日々考えながら何年も暮らしてきたら、それなりに色々気付きも変化もあり、そういう情報を求めている人も結構いらっしゃるようで、情報をシェアすると結構喜ばれるということもわかってきました。

自分自身、ネットや書籍でミニマリストさん達のライフスタイルを参考にしますしね。

そういう訳で少しだけ細々と情報をシェアしようかなと。

これ捨てましたというのを片っ端から上げまくるとかそういうのは興味ありません。

これをちょっとこうしたらこの部分のストレスがかなり減ったというような話を、多くはありませんが、時々綴りたいと思います。

楽器 入荷、新商品情報

たまたま入荷時期が重なったり、新しいラインナップが追加されたりで、なかなか賑わっております。

特にGenerationを改造した安いホイッスルとVincenzo Di Mauroの総デルリン製の新しいモデルは、この春から大学生になってアイリッシュ音楽を始める学生さんに特にお勧めです。

新しいラインナップ
・New! ホイッスル Generation改

・コンサティーナケース L(バスターリ等用)
・フルート Vincenzo Di Mauro ニューモデル(最も軽く、最も安く、さらに鳴らしやすい、オールデルリン製モデル)

在庫あり
・カポタスト在庫
・ホイッスル Burke(国内最安値2019年4/17現在)
・New! ホイッスル Generation改
・CD O’Jizo『Cranking Out』取り扱い開始
・フルート Vincenzo Di Mauro(スタンダード。指穴と径の大きさで2タイプ) 入荷
・フルート Garry Somers(ルーダル&ローズモデル)入荷

Coming soon
・アコーディオンケース2種(ショルダータイプ、リュックタイプ)※リュックタイプはまもなく商品化

その他のNews
・屋号変更

http://ozoktoyota.thebase.in

VOICE SPACEについて

2005年から所属しているグループがあります。

VOICE SPACE。

詩と音楽のコラボレーションのグループです。

東京芸大の卒業生で構成され、作曲、歌、チェロ、ヴァイオリン、サックス、パーカッション、箏、鼓、尺八、ギター、アコーディオンとバラエティに富んだメンバーが揃います。

そこに僕はアイリッシュフルートやホイッスル、声で参加しています。

 

かれこれ14年目。

自分にとってこんなに長く一緒にやっているグループは他にはありません。

勿論この13年の間には山も谷もありました。

このグループはこの先やっていけるのだろうかと不安に思ったことも何度もありました。

 

正直に言えば、そもそも僕は詩が嫌いでした。

現代詩はとりわけ嫌いでしたが、このグループの主戦場はその現代詩。

最初は作曲家がつくってきた不思議な曲を、訳がわからないまま、ただ楽譜を見て弾くだけでした。

ところが不思議なことに何度も何度も繰り返し演奏するうちに、その訳のわならない言葉たちが、訳のわからないまま体に入って、気がつけば自分でも口ずさむ程愛着が湧いてくるのです。

今でも詩集を嬉々として読んだりはなかなかしませんが、楽器は勿論、声で作品に参加するのをとても楽しいと感じる自分がいます。

そして、一癖も二癖もあるメンバーが集まって、ああでもないこうでもないと音と言葉を突き合わせて作品をつくることが、今は僕にとってかけがえなく愛おしい瞬間です。

 

そして、14年目の今年。

VOICE SPACEは3枚目のアルバムの制作に取り組んでいます。

つい先日、三日間缶詰になってレコーディングをしました。

昔とは比べものにならない位、キレのあるいい演奏をする、成長した仲間達。

難曲揃いで苦戦が予想される中、次々と良いテイクが重ねられ、予想を上回るスピードとクオリティで具現化されていきました。

ワクワクするような、痺れるような、涙が出るような瞬間がどれだけあったことか。

これまでたくさんのレコーディングを経験してきましたが、その中でも一際幸せな現場の一つでした。

 

さて、このVOICE SPACEが3/1よりクラウドファンディングでのご支援の募集を開始しました。

この3rdアルバムをできるだけ良い形で、できるだけ多くの皆様にお届けするためにです。

夏には日本各地でコンサートツアーを、秋には東京でも公演を予定しています。

資金的なご支援を頂きたいのは勿論なのですが、それと同じくらいこのグループの存在を、活動を、面白さを、今まで知る機会の無かった皆様に、知って、見て、聴いて頂きたいと思っています。

 

現代詩が難解で敬遠したくなるような雰囲気があることは知っています。

僕もそうでしたらから。

でも、このVOICE SPACEの作品を通して今まで知らなかった面白い世界に巡り会える、そんな可能性があることを僕は信じています。

是非一度リンクを開いてVOICE SPACEの世界をちょっと覗いてみて下さい。

https://camp-fire.jp/projects/view/126836

師走

今月は大きな本番がたくさんありました。

・O’Jizo ユーラシアンライヴ

IMG 4413

・Shayleeさん 1stアルバム発売記念コンサート

47688926 1082794255225420 3798257171485949952 n

・J-Wave

IMG 1219

・アトリエオンライン オフラインイベントライヴ

IMG 1222

・幻想異国酒場

0152 xlarge

・Giro レコ発ライヴ&ケーリー

49344457 2277162995649455 1372295909961891840 n

・Toyota Ceili Band & CCE 年忘れケーリー with Anders & Mayo

 

 

これだけ大きいのが連発で、かつそれぞれゼロベースで準備が必要というケースはなかなか無くて、キャパを食い合うという意味でも物理的な時間という意味でも正直かなりの危険水域でした。

恐ろしいことにこの間にテニスの団体戦まで出ているという詰め込みっぷりでしたからね、自分でもあほかと思いました。

IMG 1225

 

それでも何とか無事に終わらせることができてホッとしています。

そして、それぞれ本当に楽しいライヴでしたし、いい経験となりました。

素晴らしい機会を頂けたことと、それぞれのライヴにお越し頂いた皆様に深く感謝致します。

 

 

 

本日は締めくくりとして年越しセッションを大崎のアイリッシュパブ シャノンズで開催致します。

22:00~25:00です。

一緒によい年を迎えましょう!