‘旅行’ カテゴリーのアーカイブ

ICF、倉敷、3月

2010年3月4日 木曜日

まずは2月の後半、Intercollegeate Celtic Festivalが無事に終わりました。

発案からたった数ヶ月、開催決定からわずか1ヶ月半で当日を迎えるという暴挙に出ましたが、大成功に終わりました。

学生ばかりが集まって、昼間は楽器やセットダンスのワークショップ、夜は交流会やセッション、ライヴとぎっしりの3日間。

普段楽器しかやらない若い連中が、せいので一斉にセットダンスを始めるとここまで盛り上がるのかという想定外の展開でした。

色んな人が口々にダンスが楽しかった、また踊りたいと言い、また、お陰でダンスの伴奏にも、ダンス・チューンそのものにも一層興味が湧いたようです。

g-celtは全員が伴奏ができて踊れるサークルへの大きな一歩を踏み出したように思います。

今回は残念ながら急な開催で首都圏の大学の学生のみの参加となりましたが、次回は早い内から連携を取り合って遠方からの参加者を増やしていきたいと思います。

さて、自分はICFの最終日だけ一人抜けて、倉敷へ。

第5回倉敷インスピレーションの公演で、自分が所属する詩と音楽のコラボレーションの集団、VOICE SPACEは、谷川俊太郎さん・賢作さん親子と共演しました。

こちらはVOICE SPACE史上、そして倉敷インスピレーション史上最も大きな成功を遂げて幕を閉じました。

正直今回は個人的に結構不安な部分もあったのですが、昼公演夜公演とも完売、どちらも400人近いお客様が本当に熱心に耳を傾けてくれました。

翌日届いたアンケートの量が多いこと!

嬉しいお言葉もたくさん頂きました。

そして、気付けば3月。

アイリッシュ業界はセントパトリックスデー関連イベントで最も忙しい時期になります。

早速本日からライヴがあります。

★はお店の状況によってはダンスが可能なライヴ。ダンサーさん歓迎!

———————————————————————————————

3/4(木)20:00~

【Trio】ライヴ★

新宿ダブリナーズ

豊田 耕三(アイリッシュ・フルート)
高橋 創(ギター&バンジョー)
内藤 希花(フィドル)

ミュージックチャージフリー

爆発的成長を遂げる3人組のライヴ。先月とは別物。

———————————————————————————————

3/7(日)

19:00オープン 19:30スタート
【Duo】cafe gieeライヴ
cafe giee@国分寺
http://giee.jp/
東京都国分寺市本町2-3-9 三幸ビルB1
042-326-0770
JR国分寺駅 北口より徒歩三分です。
「ミュージックフェア」
\1500+1ドリンクオーダー
出演(出順もこれで):
①「グリコのおまけ」<スティールパンとウクレレと歌の女性グループ>
②「豊田耕三(アイリッシュ・フルート)・高橋創(ギター&バンジョー)デュオ」
③ストリングス倶楽部<ジャグ系バンド>

しっとり聴かせるデュオライヴ。

———————————————————————————————

3/13(土)

【O’Jizo】エーリッシュ・オダウダ ワークショップ&ライブ★

ゲートシティ大崎Aホール

1pm-2:30pm
ビギナー向けステップダンス
ビギナー(初めての人含む)向けワークショップ
1500円

2:30pm-4pm
ビギナー向けケーリーダンス
1500円

4pm-5pm
音楽とダンスのデモンストレーション
演奏:O’Jizo
無料
エーリッシュがチャンピオンのダンスをお披露目いたします!音楽は人気の新進バンドO’Jizoが若々しく力強い演奏を提供。他のダンスも見られます。

http://www.ailisodowda.com/jindex.shtml

———————————————————————————————

3/13(土)20:00~

【O’Jizo】渋谷ダブリナーズ ライヴ★

ダブリナーズ@渋谷

豊田 耕三(Irish Flute & Whistles)
内藤 希花(Fiddle)
長尾 晃司(Guitar)
中村 大史(Accordion, Bouzouki)
ミュージック・チャージ・フリー

アイリッシュにもまねできないスローチューンとグルーヴ感抜群のダンス・チューンで盛り上がるO’Jizoのライヴ。

———————————————————————————————

3/14(日)19:30頃~

【Paddy Field】渋谷ダブリナーズ ライヴ

Paddy Field
Jim Ediger (fid, acc)
Paul Gilson (guit)
Scott Van Dusen (mando)
Kaoru Nakajima (fid)
Kozo Toyota (fl, whis)
ミュージック・チャージ・フリー

———————————————————————————————

3/16(火)20:00~★

Almanac House アイリッシュ・ミュージック・セッション

Almanac House@市川

アイリッシュ・ミュージックのオープン・セッション。
ホスト
豊田 耕三(Irish Flute & Whistles)
内藤 希花(Fiddle)
武田 良平(Bouzouki & Vocal)
※普通のアイリッシュ・パブと違ってドリンク単価が安い分、ミュージシャンもテーブルチャージ¥300+参加費¥500、計¥800のチャージがかかります。

とても贅沢な環境のミュージシャンのためのセッション。ダンスも行けると思います。

———————————————————————————————

3/17(水)20:00~★

【Trio】ライヴ

赤坂ダブリナーズ

豊田 耕三(アイリッシュ・フルート)
高橋 創(ギター&バンジョー)
内藤 希花(フィドル)

ミュージックチャージフリー

センパト当日はこちらで。ダンスも十分踊れるスペースがあります。とにかく旋律のリズムが立つ三人組。

———————————————————————————————

3/18(木)

【VOICE SPACE】【O’Jizo】東京インスピレーション

中目黒GTプラザホール

VOICE SPACE 企画 Live
<東京インスピレーション>
ハイブリッドな音楽集団による一夜限りの饗宴。

・VOICE SPACE
・表現(hyogen)
・古川麦
・O’Jizo

18:00~開場、18:30~開演
全席自由 1500円

チケットご予約は豊田まで。

滅多にないVOICE SPACEの東京公演に何と対バンとしてO’Jizoが登場!

VOICE SPACEはCDも発売!お見逃し無く。

———————————————————————————————

3/20(土)20:30~

【Trio + N】ライヴ★

イングリッシュ・パブ ガリヴァー@八王子

豊田 耕三(アイリッシュ・フルート)
高橋 創(ギター&バンジョー)
内藤 希花(フィドル)

+長濱 武明(バウロン)

ミュージックチャージフリー

落ち着いた雰囲気のいいパブです。料理も美味しい模様。店員さんが素敵。

———————————————————————————————

3/21(日)

2010年 セント・パトリックスデーの集い★
日程:2010年3月21日(日)
会場:ザ・ラウンドストーン(The Roundstone)
東京都品川区東品川2-3-10 シーフォートスクエア2F
TEL/FAX 03-5796-2848
会費:Part I :1,000円 Part II :3,000円
※参加希望の方は3月14日(土)までにお申し込みください。
申込み・問合せ:日本アイルランド協会事務局
TEL/FAX 03-3308-5498
E-mail: mori-mcelwain@mtg.biglobe.ne.jp(@は小文字)

プログラム
13:00~ 受付
13:00~18:00 展示・販売
【PartⅠ】
13:00~14:00 2009年度日本アイルランド協会総会
14:00~15:00 ティータイム  Food&Drink / Irish Dance & Music
◆Dance : CCE Japan
◆Musicians : 豊田耕三・内藤希花・高橋創・長濱武明
15:00~16:00 ワークショップ
「アイルランド文学上演へのアプローチ ~ある演出家のワークショップを通して~」by 貴之新
16:00~16:30 Irish Dance & Music 『Shall we Irish dance?』
16:30~17:15 演劇上演  「霊験の彼方(Wonderworking and Beyond)」
17:15~17:45  Irish Dance & Music
【Part II 】
18:00~20:00 懇親会
Irish Pub & Food / Irish Dance & Music / talk and talk

———————————————————————————————

3/24(水)20:00~

【Paddy Field】渋谷ダブリナーズ ライヴ★

Paddy Field
Jim Ediger (fid, acc)
Paul Gilson (guit)
Scott Van Dusen (mando)
Kaoru Nakajima (fid)
Kozo Toyota (fl, whis)
ミュージック・チャージ・フリー

———————————————————————————————

3/29(月)

【O’Jizo】ライヴ

MANDA-LA2@吉祥寺

■堀内幹企画『キの音イキの根vol.2』

日時:2010/3/29(月) 18:30open 19:00start
料金:前売\2000+1drink / 当日\2500+1drink
場所:吉祥寺MANDA-LA2( http://www.mandala.gr.jp/man2.html )
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6
TEL/FAX: 0422-42-1579
(問)info@horiuchikan.com

出演:
O’Jizo  http://www.kozo-toyota.com/ojizo/
卓越したテクニックで揺さぶるアイリッシュミュージックの若き精鋭達

OCCURPOO  http://web.me.com/junokumura/OCCURPOO/OCCURPOO.html
ポップでパンク、そしてミニマルなピアノボーカル&ドラムデュオ

ヨシダダイキチ  http://www.myspace.com/yoshidadaikiti
演奏から作曲、プロデュースと多才なシタール奏者
インドのラーガをベースにループ/ノイズ/即興

堀内幹  http://horiuchikan.com/
ギター、無間棹、足踏み、歌で希求するひとり=民族の音楽

———————————————————————————————

3/30(火)20:00~

【O’Jizo】Seamus O’hara セッション・ライヴ

Seamus O’hara@目黒

豊田 耕三(Irish Flute & Whistles)
内藤 希花(Fiddle)
長尾 晃司(Guitar)
中村 大史(Accordion, Bouzouki)
ミュージック・チャージ・フリー

———————————————————————————————

~ 22:30 【Duo】cafe gieeライヴ – 東京都国分寺市本町2-3-9

【Duo】cafe gieeライヴ
3月 7日 (日), 19:30 ~ 22:30
場所:東京都国分寺市本町2-3-9 (地図)
作成者:ozoktoyota@gmail.com(管理者: Kozo

Are you Kozo Toyota?

2009年9月1日 火曜日

えーと、順番が前後しちゃうのですが、ちょっと急ぎ目で書いた方が良さそうなので書きます。

今回の旅行のメインはアイルランドで多分一番大きなお祭りの一つフラー・キョールFleadh Cheoilに参加することだったのですが、

このフラー・キョール、そして、その前のサマースクール的な存在、Scoil Eigse(未だに正確な発音が分かりません。Eの頭に「’」が付きます)に楽器持ってどっぷり参加している日本人はなかなかいないようで、まぁとにかくどこで弾いていても目立つわけです。

一晩セッションに参加して、翌日昼間街をふらふらしていると見知らぬ人から「昨日の演奏見てたよ、良かったよ」と声をかけられる。

こんなことがあり得ない位頻繁に起こります。

その延長線上と申し上げて良いんでしょうかね、時々見知らぬ人から

「Are you Kozo Toyota?」

とか

「Are you Toyota?」

とか突然聞かれるわけです。

幸か不幸か、Kozoというファースト・ネームは、外国人にとって非常に発音しやすく、覚えやすいようで、

さらに幸か不幸か、Toyotaというファミリー・ネームは世界的に知られている名前なのです、某自動車会社のお陰で。

さてさて、この質問から色んな展開が起こったため、段々この一言が恐怖になっていくのですが、

この一言から始まったことを列挙してみましょう。

・フラー・キョールのオーガナイザー(実務担当者)から呼び止められて自己紹介される。

・そのオーガナイザーから別の偉い人を紹介されて挨拶する。

・その偉い人からRTEラジオのパーソナリティでもある著名なバンジョー奏者キアラン・ハンラハンを紹介され、ラジオで演奏を流すためにレコーディングすることになる。

・(多分オーガナイザーの紹介で:笑)RTEテレビの人から声をかけられ翌日テレビの前で演奏することになる
→しかも一人で吹くのかと思いきや、レポーターが著名なホイッスル奏者ブリーダ・スミス(ルナサのショーン・スミスのお姉さん)で、一緒に吹けと言われ慣れない曲を吹く羽目に。

・フラー・キョールのオーガナイザー?(実務担当者のシボーンよりもっと偉い感じの)ビル・カニンハムというおじいちゃんに呼び止められ自己紹介される。
この人がテープ審査の担当者。しかも、後に言及するが、コンペティションのルールに関する重大な勘違いを、Scoil Eigseの先生イーファ・ニ・グランヴィラAoife Ni Ghrainbhilleに次いで教えてくれる。

・Overseas Concertという、海外から来た演奏者によるコンサートのオーガナイズを手伝っている男性から呼び止められ、オーガナイザーを紹介されて、Overseas Concertに出演することになる。

・(これはある程度事前に知らせがあったのだが、)地元紙の記者に呼び止められてインタビューを受ける。

・セッション中、セッション前後に何人もの見知らぬ演奏者からお前が日本から来たコンペティターかと言われる。

ざっとこんなもんでしょうか。

そのうち地元紙の記事はこちら

なんと評論家の大島豊さんが既にチェック済み。和訳もあり。

そして、ラジオのオンエアがあったというキアランのメールはなぜか迷惑メールボックスの中を三日間さまよい、

昨日見つけた時には既に29日午後9時のオンエアは終了。

ところが便利な世の中で、後からでも聴けるのですね、今のラジオ

右のおじちゃんがキアラン。

今のところ、その上のListen to Latest Showをクリックすると聴けます。

Real Playerが必要なのでPCに入っていない人はその上をクリックするとインストールできます。

無料の方で問題なし。

録音自体は真ん中ら辺かな。

つたない英語のインタビューの方がよほど焦って、演奏も今から振り返って聴くとそこまで良くもありませんが、まぁご参考までに。

さて、本日は久々に日本でライヴ@調布です。

お待ちしております。

ゴールウェイのセッション その1

2009年9月1日 火曜日

ゴールウェイのセッションは明るい。

なんだか漠然とした言い方ですが、漠然とそんな感じなのです。

別に国中のセッション比べてとかでは全然ないし、ゴールウェイ中のセッションに行った訳でもないのですが、少なくともたまたま行ったセッションはみんなそうでした。

エニスはもうちょっと落ち着いた感じだし、ダブリンはもっと大人しくて暗い。

どこもあくまでたまたま行ったところの比較なので概論だとは思わないで下さい。

ただ、年齢層が若干若めで勢いがあるというのは言えるかもしれません。

学園都市で街中を歩いていても若者があふれ、活気があるという街の雰囲気を、もしかしたらセッションはそのまま反映しているのかもしれません。

知人にいいセッションがあると紹介されたパブは二軒。

一つは街の中心部にあるチコリというパブ。

毎日18時から21時までセッションをやっていて、ホストは曜日によって日替わり。

滞在していた数日間はオリヴァーというボタンアコーディオン弾きとフェイビアンというギター弾きがホスト。

がっちりと安定したアコーディオンはお客であふれかえる騒がしいパブでもしっかり聞こえ、逆にギターは繊細な、テンションコードを多用するスタイルで、客にというよりはアコーディオン一人に聞かせているような感じ。

もう二人だけで完結してしまうようなクオリティの高さ、これがゴールウェイやエニスなんかで見られる、音楽に自信を持つパブがミュージシャンを雇って用意する典型的なセッションと誰かが言ってましたっけ。

しばらく心地良く眺めていたのですが、入れと誘われたので恐る恐る参加。

こういうセッションに入る瞬間はかなり緊張しますね。

ですが、こちらがある程度弾けるとわかると一気に打ち解けてくれる、これが何とも不思議なところ。

大体どこのパブで弾いてても日本人が普通にセッションで弾いているととても目立つものですから、周りのお客さんはびっくりして、まあとにかくたくさん話しかけて下さる訳です。

「君の演奏はすばらしい。どこで習ったの?この国に住んでるの?え?日本で覚えた?信じられない。すばらしい。」

どこで弾いていてもこんな調子なのですが、これって「日本人だから」っていう部分がついて回る訳で掛け値無しでの評価とはちょっと違う訳です。

中にはパブの常連さんで「何十年も聴き続けてるけど、そこらのアイルランド人よりずっと良い」なんて言って下さる方もいらっしゃいますが、それだってやっぱりフラットな見方とは違う訳です。

そして何より、あんまり騒がれると他のミュージシャンに対してはちょっと申し訳ない気持ちになるのです。

一方、ミュージシャンに認めてもらうというのはちょっと意味が違ってきます。

見知らぬ日本人が入っていくと、彼らは逆に警戒を強めます。

良いセッションが行われている時程、それを壊されることを何よりも嫌うからです。

ここが面白いところで、レベルの高いプレイヤー程この傾向が強くなるのですが、逆にこちらが弾けてコミュニケーションが取れる相手だとわかると、上手い人程、こちらが日本人であるということをほとんど無視して受け入れてくれるのです。

アイルランドの音楽をやっていて良かったと思える瞬間の一つです。


ういう訳でオリヴァーもフェイビアンもこちらの顔を見ると入れよと合図してくれるようになったのですが、このフェイビアン、実はフルネームがフェイビア
ン・ジョイスで、日本に何度か来ているグラーダという若手バンドのヴォーカル、ニコラ・ジョイスのお兄さんなんだそうです。

世の中の狭いですね。

長くなってしまったので、もう一軒はまた別の話に。