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リハーサル アーカイブ

2008年09月05日

キリギリス

先日のKenny's@調布のライヴに来て下さった皆様、ありがとうございました。

この日のライヴは終了後に色んな常連さんに「音が変わった」と言われました。

「PA何か変えたの?」というお聞きになった方もいらっしゃいました。

このパブで2年以上ライヴを続けておりますが、今までのこのパブでは見たことが無いくらいお客さんのノリや反応が良かったというのも印象的でした。

 

PAは何も変えていません。

演奏が変わったんです。

勿論、O'Jizoの各メンバーは、まだまだいくらでもレベルアップする余地がある位伸びしろがあることを見込んで組んでおり、毎回のライヴの度に演奏が変わっていっているのは間違いないのですが、今回のそれは自分達でも想定外と言っていいくらい桁違いの変化でした。

具体的に何が変わったのか、言葉にするのは難しいのですが、音の作り方、リズムのとり方、フレージングの作り方といった辺りのことが変わったと言えばいいでしょうか。

結果的には圧倒的に音圧が増して、リズムが劇的に良くなり、流れが強くなったという感じです。

 

これは基本的には個々人のレベルアップによるものなのですが、実はこういうことを引き出すためにO'Jizoでは割とユニークな方法が使われています。

何かと言いますと、それはリハーサルの形式。

通常のリハは4人全員が集まってライヴでやる曲をさらってという感じなのですが、O'Jizoではその他に豊田が他のメンバー一人一人と一対一で練習をするということを時々意識的にやっています。

これはリハというよりは研究会に近いでしょうか。

どうやってリズムやフレージングをつくるか、どうやって人と音を合わせるかということを、時にお互いの音を聴きあって、また時に一緒に合わせることで模索していくのです。

やる曲は特にライヴでやる曲とかでなくても構わなくて、セッションでメジャーな曲だったり、その時頻繁に練習している曲だったり、やりなれている曲を適当に持ってきます。

 

音楽をやる上で一番難しいことの一つは、どんな楽器でも自分の音を客観的に聴くことが難しいことだと自分は思います。

しかもアイリッシュは基本的に独学。

クラシックと違って定期的に誰かのレッスンを受けるということはあまりありません。

そのような状況の中で音楽の根本的なレベルアップをはかるにはどうしても客観的に聴いてくれる人の意見が不可欠なのです。それ故、こうして度々一対一の機会をつくり、音の作り方を色々実験しながら、人の音を聴いて、また、自分の音を人に聴いてもらう訳です。

 

こういった作業は4人ではまず無理です(笑)

人間目の前の人一人の音を深く聴くのでさえ相当集中力と聞き分ける力が要求されます。

アイリッシュは基本的に旋律がユニゾンをとるので、4人なんてとても無理無理。

4人は4人で合わせる時の、また別の聴き方がありますが、それは個々のレベルアップにはあまり向きません。

 

こうした練習方法は、最初から意図してやった訳ではなくて、現在豊田、長尾、中村が共に関わっている仕事の形式のために、4人でのリハは時間が取れないが2人ならば可能という状況が多く生まれ、結果的にこのような練習方法になった訳です。

今回はそれに加え、嬬恋村でのVOICE SPACEの合宿があり、普段あまり時間の取れないフィドルの内藤が同行して、山小屋で猛特訓。

といえば聞こえがいいですが、実際にはなーんにも仕事をしないでひたすら音楽をというキリギリス状態でした(笑)

(その間ご飯を作ってくださったり、色々働いてくださった皆様ありがとうございます。)

 

この嬬恋村の合宿の話はまた別の機会に書こうと思いますが、このキリギリス合宿のお陰で、今までやっていた音楽は、自分たちがアイリッシュだと思っていた音楽は一体何だったのだろうと思う位、音楽のつくり方が根本的に変わりました。

 

さて、実際の音が気になる方々、ぜひライヴに足をお運びください。

アイリッシュ・パブでお待ちしております。

2008年08月20日

UP、UP

サンプル音源を入れ替えてみたり
http://www.kozo-toyota.com/ojizo/index.html

ライヴスケジュールをUPしてみたり
http://www.kozo-toyota.com/live.html



この歳になってもまだまだ音楽が上達し続けることにとてもわくわくしています、最近。

楽器そのもののレベルも勿論そうですが、


音楽そのものの捉え方

ビートの捉え方

他人の音の捉え方

他人の音への自分の音のぶつけ方

身体感覚とイメージの関係


といったようなことを追求し続けていると、

楽器の上達なんか比にならないくらい大きな壁を乗り越えられて、

見えてくる世界があるのです。


今まで自分がやっていた音楽って何だったんだろうって。

2008年05月19日

いくつかご報告

いくつかご報告です。

 

1つめ。

遅くなりましたが、無事北京から帰国しました。

色々勉強になりました。

文化、価値観の違いはかなり大きく、異文化交流って一言で言える程簡単ではないなというのが実感です。

勿論、親切な方々もたくさんいて、結果的に中国、あるいは中国人との距離感は、縮まった部分と逆に距離を感じた部分と両方が混在しています。

こちらにレポートがアップされていく予定です。

 

2つめ。

毎月第一火曜日恒例のアイリッシュ・パブ  ケニーズのライヴにいらして下さった皆様、ありがとうございました。

この日は若いノリのいいお客さんが多く、エネルギーをもらいました。

そして、この日重大発表がありました。

 

フィドル 内藤希花 と ブズーキ&アコーディオン 中村大史の二人を正式なメンバーとして迎えることになりました。

Jizoは元々色々なゲストを呼んでそこから刺激をもらって新しいことをするというスタンスで始まったのですが、この二人、一緒にやっていくにつれてどんどんレベルアップしてきておりまして、もっと深いレベルで一緒に音楽をつくっていきたい、最近になってそのように思い始め、このような結果となりました。

不思議なもので、この二人とは割と以前から関わりがあり、しばしば一緒に演奏してきたのですが、ではいきなり最初から4人でやれたかというと、もしそうしていたらそんなに面白くなってこなかっただろうなという実感があります。

まず、最初にギターの長尾晃司と自分が最小限のアンサンブルで自分のレベルを上げて、そこに一人ずつ加わってそれぞれレベルアップし、各人のレベルが拮抗してきた時にたまたま4人でやってみたら、楽器の編成としても音楽のスタイルとしても抜群に4人の相性が良かった、大体こんな感じでしょうか。

Jizoがスタートして1年。 機が熟して次のステージへといった具合です。

ただ、残念ながら、長尾・中村の両名は今現在自分と同じ定期的な演奏の仕事にダブルキャストの裏表で従事しているため、二人が同時に出られるのは火・水のみという状況が10月一杯、あるいは11月の頭まで続きます。

従って、表だったライヴの数はそれまでは少なめ。

定期的なライヴは第一火曜日の調布と第四火曜日の目黒だけ。

火・水以外のライヴについては2~3人でやることも。

なので、それまでは絶好の充電期間でして、既に水面下で色々な試みを始めております。

表現の幅が圧倒的に広くなったJizoのライヴ、ぜひお越し下さい。

 

あ、名前もこのままJizoで行くか、あるいは変わるか、まだちょっとわかりません(笑)

 

 

3つめ。

17(土)に猫野ぺすかさんの個展で演奏して参りました。

久々にブズーキ&アコーディオンの中村大史とデュオで。

お越し下さった皆様、ありがとうございました。

お聞き下さった方々からは、いい反応をたくさん頂いたのですが、自分も中村も色々自分改造中でして(笑)、それが良く出た部分と裏目に出た部分と両方ありました。

今の内に3年、5年、10年、20年先を見越して自分の演奏を進化させるべくもがいていきたいと思います。

 

とりあえずの報告でした。

次は市川→目黒です。

遊びにいらして下さい。 

2007年12月23日

リバーダンス リハ

明日、いやもう今日ですね、いよいよリバーダンスです。
写真は本日のリハ風景。
入場無料なのでふらっと遊びにいらして下さい。

 12/23(日・祝)
 アンサンブル市川ファミリーコンサート
ゲスト出演 : JIZO(Irish Fl&Wh/豊田耕三、Irish Guitar/長尾晃司)
※吹奏楽団をバックにリバーダンスの組曲のソロを演奏します。
 開演 14:00 終演16:00
市川文化会館大ホール
入場無料
お問合せ/ンサンブル市川 冨樫 TEL 047-324-2461

2007年12月10日

TNT~TT合わせ

9(日)ブズーキプレイヤーの武田良平さんと合わせをしてきました。

12/15(土)にある八王子のライヴのためなのですが、このライヴ、TNTという名前が付けられた初顔合わせのユニット。

T(豊田耕三/アイリッシュ・フルート&ホイッスル)

N(長浜武明/バウロン)

T(武田良平/ブズーキ&ヴォーカル) 

という組み合わせ。 

 

武田さんとは前々から一緒に市川のセッションを主催したり、Toss The  Flowersでご一緒させて頂いたりと絡みは多かったのですが、がっつり組んでというのは今回が初めてと言ってもいいかもしれません。

なので、どのような感じになるのか少々不安だったのですが、実際にやってみると驚くほど引き出しの多い方。

柔軟性も高く、コミュニケーションがとりやすい。

ビートのずれなんかもすぐに修正されてしまう。 

やっているうちに楽しくなってきてしまって、お互いああしてみよう、こうしてみようとどんどん展開が膨らみ、およそ4時間弱の合わせを8セットばかりで終わってしまいました。

それだけ一曲一曲が濃くなって先に進めなかったのです。

本当は21~24セット必要なんですけどね…。

 

ここにバウロンの長浜さんが入ります。

どんなことになるかは聴いてのお楽しみ。

ということで皆様宜しくお願いします。 

八王子です。

近!(笑)

 

 

12/15(土)

20:00~ 3ステージ 

イングリッシュ・パブ ガリヴァー

ミュージックチャージフリー

出演:TNT 

 

Comments

Kozo on ライヴ日程 1月~: 遅くなってすみません
とむ on ライヴ日程 1月~: ども。はじめまして。
sharon fan on ライヴ日程 1月~: 今年もよろしくお願
Kozo on ライヴ日程 1月~: おださん 多分特別な
おだ on ライヴ日程 1月~: どうもどうも。おだで
Kozo on リバー・ダンスとメンタル・コントロール: 野木先生 こちらこ
野木さおり on リバー・ダンスとメンタル・コントロール: 豊田先生、 ご挨拶が
Kozo on リバーダンス リハ: renteさん あり
池田 on リバーダンス リハ: 昨日はリバーダンスで
rente on リバーダンス リハ: はじめまして 今日ア

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Profile

豊田 耕三
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アイリッシュ・フルート、ティン&ロー・ホイッスル奏者。
現在、東京芸術大学大学院音楽教育研究室教育研究助手。
読売・日本テレビ文化センター講師(ティン・ホイッスル講座)。
都内アイリッシュ・パブ等で活動中。

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