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3月の途中経過

有り難いことに大変忙しい怒濤の3月を過ごさせて頂いております。
まとめてで申し訳ありませんが、聴きにお越し下さった皆様、共演者、関係者の皆様、本当にありがとうございます。

3月はこんな感じでした。
いや現在進行形です。

大きく分けるとICF→センパト→鹿児島です。

3/5(土)
Session @ Irish Pub The Old Rock(神田)
井上智史(フィドル)、町田佳菜子(アコーディオン)、豊田耕三(フルート)

3/6(日)〜9(水)
Intercollegiate Celtic Festival

3/8(火)ICFスペシャルケーリー

3/12(土)
・横浜元町セントパトリックスデーパレード
・O’Jizo アフターパレードストリートライヴ
・Paddy Field Live @自由が丘クラン

3/15(火)セッション@市川

3/16(水)g-celt追いコン

3/17(木)かわいいしゅうぞうばんどLive@赤坂ダブリナーズ
田中千尋(アコーディオン)、岡本千佳(ホイッスル、バウロン)、龍岡まり子(フィドル)、豊田耕三(ブズーキ、フルート)

3/18(金)アイリッシュダンスの寺子屋 @蔵前4273

※風邪っぽさを感じ始める。

3/19(土)
・Apple Store 表参道 トークライヴ
・Paddy Field Live @Ruby Room

3/20(日)
・O’Jizo Live @I Love Ireland Festival メインステージ in 代々木公園
・Toyota Ceili Band ケーリー @I Love Ireland Festival CCEブース in 代々木公園
・Paddy Field Live @渋谷ダブリナーズ

3/21(月)
・横須賀セントパトリックスデーパレード
・豊田耕三×安井マリ×長尾晃司 アフターパレードLive
・O’Jizo Live @Sullivan’s吉祥寺

※完全に風邪をひきダウン。合間にあったテニスの試合も泣く泣くキャンセル。

3/24(木)夜り道倶楽部 『アイリッシュナイト』@蔵前4273

今ここ。

この間、隙間を縫うように大量のリハとレッスンを積み込み、時に関係者の皆様にはご迷惑をおかけしました。

そして、今日から鹿児島です。
初鹿児島です。
たった今鹿児島に到着しました。
上旬、中旬よりはのんびり楽しめたらと思っております。
鹿児島の皆様、宜しくお願いします。

◎3/26(土) 鹿屋公演
●おいどんはg-celtでごわす!
・出演:東京芸術大学ケルト音楽研究部g-celt、 豊田 耕三(アイリッシュフルート/ホイッスル)
・会場:陶芸の里あすか(鹿屋市花岡町)
・開場/開演:15:30/16:00
・入場料:
大人2000円、小学生1000円、未就学児無料(小学生以下は要保護者同伴)1ドリンク付き
※満席の場合ご入場いただけない場合がありますので必ず電話かメールでのご予約をお願い致します!
・ご予約/お問い合わせ/詳細:
以下のページへお進みください。
https://www.facebook.com/events/1667924043460126/

◎3/27(日) しょうぶ学園(鹿児島市吉野町)公演
●出演:東京芸術大学ケルト音楽研究部g-celt、豊田耕三
●アイリッシュセットダンス【ワークショップ】
・会場:しょうぶ学園内オムニハウス 2F レクチャーホール
・時間:14:00~15:30
・参加費 1000円(要予約)
●アイリッシュミュージック【ライブ】
・会場:しょうぶ学園内Cafe Otafuku
・開場/開演:17:00/17:30
・入場料:
・前売 2,500円 当日 3,000円 小学生以下 1,000円
+1ドリンクオーダー
●ご予約/お問い合わせ/詳細:
以下のページへお進みください。
https://www.facebook.com/events/456029921256785/

◎3/30(水)姶良公演
・出演:The Honest/豊田耕三&久保慧祐duo
・会場: Souvenir (姶良市蒲生町)
・開場/開演:18:30/19:00
・入場料:2000円+1ドリンクオーダー
・ご予約/お問い合わせ/詳細:
以下のページへお進みください。
https://www.facebook.com/events/1066676170085407/

糸魚川→北軽井沢→嬬恋→糸魚川

今糸魚川に来ています。

津軽三味線の二代目高橋竹山さんのお宅に滞在して、初代の吹く笛を習ったり、新米や上手い日本酒を頂いたり満喫中です。

これから北軽井沢のスウィートグラスに向かい、Feel Earth 2015というフェスティバルで今日明日とアイリッシュ音楽のライヴとダンスのワークショップ三昧です。
明後日の夕方からは嬬恋に行きます。

いつもの詩人の山小屋の草刈りを手伝います。
そして、再び糸魚川へ。

秋の祭礼で奉納演奏します。

不思議な9日間の一人旅。

Portland

ずっと行きたかったポートランドに行ってきました。これまで2シーズンに渡って放映されたコロンビアスポーツのTV番組『オレゴンを歩く』の出発点になった街。

そして、何より自分自身がこの番組に作曲、録音、提供したテーマ曲の題名も『Trail from Portland』。

行かない訳には行きませんでした。

  

ポートランドの魅力を一言で言うと「住み心地の良い街」。
理由は大きく3つ。

1.ポートランドは美味しい。

2.ポートランドは自然に優しい。

3.ポートランドは風通しが良い。

〈1.ポートランドは美味しい〉

  
ポートランドはアメリカなのに食文化が豊かです。
まず、水が美味しい。

この街の水は軟水です。

それはシャワーを浴びてもはっきり感じる程。
そして、驚くのは街の至る所に小さなクラフトビールの醸造所があること。

それぞれがとても個性的な美味しいビールをつくっていて、毎晩飲み歩いてもとても飲み切れません。

  
また、美味しいコーヒーが飲めるカフェがたくさんあります。

所謂サードウェーブ系のコーヒーショップの先駆けのようで、こちらも小さな個人経営に近いお店が多いようです。

あちこちでハッとするような美味しいコーヒーが飲めます。

  
最後にオーガニックフード。

地元の野菜をしっかり食べるという発想が強いようで、美味しいだけでなく健康的な食事を提供してくれるお店がたくさんあります。

ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーみたいな強いこだわりのある人でも十分楽しめる程選択肢があります。

ジュースもスムージーも濃い濃い。

野菜、パン、ドレッシング、マスタード等みんな自家製で、本当に美味しいものばかり。

昔ラスベガスで朝からハンバーガーしか無く、連日の食事の重さから胃もたれしながら食べていたことを考えると天国のようでした。

  

〈2.ポートランドは自然に優しい〉

  
ポートランドはアウトドアで有名な街です。

今回は行けませんでしたが、車で一時間も走れば山に辿り着き、様々なアウトドアを楽しめます。

飛行機の上から見てもはっきりわかる程大自然豊か。

それだけでなく、街中も緑が多く、自然と共存する姿勢が強く感じられます。

バラがシンボルのようであちこちにバラ園があり、なんとかなりの規模の日本庭園まであります。

札幌と姉妹都市であるためだそうです。

    

  嬉しいのは自転車が使いやすい街であること。

自転車道もしっかりありますし、レンタルもたくさんあります。

本格的な自転車屋さんが何軒もあります。

何より街のサイズが自転車で回れるちょうどいいサイズなのです。

歩道のあちこちに自転車を駐めるためのバーがあり、お洒落なお店を自転車で回るというのが一つのスタイルとして確立しているのです。

車が無いと動けない巨大過ぎるのに公共交通機関が使い辛いロサンゼルスとは大違い。
また、ものづくりにもこだわりがあるところが多く、ずっと使えるいいものを丁寧につくるといったコンセプトが常に中心にあるようです。

デザインもそぎ落とされた洗練されたものが多く、雰囲気的には北欧に近い感じがします。

実際北欧の影響は強く受けているようで、それが次項の文化的な風通しの良さともつながります。

〈3.ポートランドは風通しが良い〉

この街は所謂アメリカンなテイストというのはかなり控えめで、逆にヨーロッパだろうがアジアだろうがいいものは取り入れる、そういう懐の深さ、文化的な風通しの良さがあります。

そのためか、街全体がそぎ落とされたミニマルなデザインで成り立っている感じがあるのです。

また、アイリッシュコミュニティーが強い街ではないのにそれなりにアイリッシュパブがあって、毎晩びっくりする程レベルの高いアイリッシュ音楽のセッションが街のどこかであります。

それも何か根を張らない軽さで程良く街に溶け込んでいる。

   
 人についても同じことが言えます。

街行く人々の人柄が良いのです。

この街は今や全米で住みたい街No.1。

街の魅力に惹かれた人々があちこちから移り住んできて、ポジティヴなエネルギーを発している、そんな感じがあるのです。

街を歩いていても皆にこにこ話しかけてくる。

アイルランドの片田舎でも知らない人にみんな挨拶するようなところがあるけれど、それともまた違う。

みんなご機嫌で、だから挨拶もする、そんな感じ。

以上ざっくり3点ですが、こういった理由がポートランドの住み心地の良さをつくっているようです。

勿論たった5日間の滞在で見えるものはある程度限られていますが、とりあえずパッと見た限りの印象がとても良い街でした。

毎晩のアイリッシュ音楽のセッション、ライヴで友達もたくさんできましたし、いつの日かまた訪れたいと思います。

  

夏の渡米

色んな方々から頻繁に聞かれるので、ここに書いておきます。

この夏はアイルランドには行きません。この夏はアメリカに行きます。

両親の住むロサンゼルスに。
日系人の祭り「二世週祭」が今年75周年の記念の年に当たるとかで、そのパレードの大トリの青森のねぶたのお囃子を笛でお手伝いしてきます。

ただ、ロスはあまりにもアイリッシュテイストが薄いので、ちょっとだけロスを抜けてポートランドにも行ってきます。
ポートランドは、昨年から放映されているコロンビアスポーツのテレビ番組「オレゴンを歩く」の出発点となった街。
O’Jizoで提供したテーマ曲にはズバリ”Trail from Portland”という名前をつけています。

8/6(木)出発
7(金)ロス着
9(日)ロス発ポートランド着
13(木)ポートランド発ロス着
16(日)二世週祭 ねぶた
19(水)ロス発
20(木)帰国
といった日程です。
ロス、ポートランドで何か面白い情報、居ます会えます等々ありましたら是非ご一報下さい。

Hi, everyone.
I’ll go to US instead of going to Ireland next August, from 7 to 19.
I’ll stay with my parents in LA to play the Japanese traditional bamboo flute at the Nebuta festival team in the second-generation Japanese-American festival at 16th.
And I’ll also visit portland from 9 to 13 for sightseeing.
If you could give me any nice information about Portland and LA, especially to enjoy Irish Music and play tunes, I’m very happy.
Thank you.

なぜか表彰されました。

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今回Fleadh Cheoilから突如表彰されました。
日本からはるばるFleadh Cheoilに何度も参加してアイルランドの文化の日本への普及につとめたことへの感謝状というような感じのようです。
そんな大それたことはなーんにもしてませんが。
そのうちCCEの会報にわざとらしく握手しながら授与されてるような写真が載るみたいです。

でも、わたくし今年度のCCEの会費まだ払ってないんですよね…。(ぼそっ)

アイルランド旅行2014その4 コンペティション

今回のコンペティションに臨む上で自分の中にあったテーマは「一度アイルランド人になること」だった。
これまで自分の中で日本人であるところを手放せない自分がどこかにいて、それがリズムに特化したアイルランドの音楽の習得を、取り分け微妙な部分の習得を妨げているということを何となく自分で感じていた。
これまでは肉体の問題もあった。
同じことをやろうとすると肉体的にきつ過ぎて無理があった。
ところがちょうど一年前から始めたアレクサンダーテクニークのお陰で劇的に体が楽になって無理じゃないやり方が少しずつわかってきた。
誤解を恐れずにシンプルに言うと、今は今までに無い位近くを見ている。
すぐ目の前の音を、短い単位で見ている。
リズムを前に押し出すことを最優先にして吹いている。
多分多少やり過ぎな位。
それ位やらないとリズムが体に入り切らない。
この後必要な分だけより戻そう、そんな感じ。

そんな状態で臨み、今できることは一通りやれたと思う。
アレクサンダーテクニークによって本番の極限状態(ライヴとは明らかに違う異質な緊張感)の中でも何とか体のバランスを取ることができるということもはっきりわかった。

コンペティションそのものについては今回も本当にレベルが高かった。
音の太さ、リズムの強さ、装飾やヴァリエーションの豊かさ、そういった数々の要素がトップになるほど当たり前に揃ってくる。
結果を聞かなくてもわかる。
間違いなく自分よりいいパフォーマンスをしたという人が5人はいたと思う。
だから面白いというのもある。
これだけうまいのを次々やられるともうニヤついてしまう。

今回も結局入賞はできなかったけど、聴いている人達の反応はやはり年々変わってきてる模様。
特に同じコンペティター、中でもトップクラスの人達程向こうから声をかけてくれる。
自分自身がこの人は上手いと認める人達から「素晴らしい演奏だった。あなたの演奏のスタイルがとても好き」と言われるのはやはり嬉しい。

そして、今まで以上に足りないものがはっきりしてきた。
何というかスタイル云々を抜きにしてちゃんと前に来るかどうかみたいな部分。
音もリズムも。
あと巨大な体も(笑)
今回勝ったシボーンって女の子はこれまでずーっと2位に甘んじてた子だった。
体の大きさでもチャンピオンという位大きくて、呆れる程簡単そうに太い音を出す。
3年前に勝ったオーラ・マッコーリフも2年前に勝ったトミー・フィッツハリスも体は決して小さくない。
体も音も太い。
今回うまいけど残念ながら音が太くなくて前に来ないという人達は一様に体も細かった。
もう太らなきゃだめですかね?(笑)
生音で大きな会場というのはやはりきつい。
普段マイク慣れしている自分からするともう全く別のチャンネル。
ここはこれから何ができるか色々試して行きたいところ。

あと毎回謎過ぎて訳がわからなかったスローエアについても、初めて手がかりが出てきた。
審査員の一人がかなり詳しく教えてくれた。
「あなたの演奏した3曲のスローエアのうち2曲は本当に良かったのだけれど、1曲、オライリーの墓、あれはバージョンが良くない。あれはダーヴィッシュのリアム・ケリーのでしょ?彼は残念ながら歌に忠実ではないの。スローエアを演奏する楽器奏者はたくさんいるけれど、皆が皆歌に忠実ではないの。原典の歌に当たりなさい。歌と楽器版がかけ離れているものについても歌に忠実な奏者のものを参考にすること。もう一曲、Ashling Gheal、これは確かにちゃんと歌を汲んでいたけれど、参考にした歌手が残念ながら原典とは少し違う歌い方をする人です。もっと原典の歌を当たりなさい。Easter Snowは本当に良かった。あなたのスウィートな音、過度な装飾に頼らないスタイルを私は高く評価します。ただ、もう一人の審査員の好みは必ずしもそうではなかった。彼はまた違うスタイルのスローエアを好んだ。これは仕方のないこと。あなたはだからと言って自分のスタイルを変える必要は全くない。自分の信じるスウィートでシンプルで研ぎ澄まされたスタイルを信じて突き進みなさい」
とここまで言われた。
これはかなり嬉しい出来事だった。

全部終わったのは18:00位だったかな。
もう疲労と空腹で頭痛がする位疲弊してた。

夜は解放されて街へ。
壊れてしまっていたアコーディオンのソフトケースをゲット。
メインストリートの一番混んでるパブの目の前で飲んでたおじさんおばさん達に突然からまれ気に入られ、でも彼らはすんごく面白くてそれからその日ずっと彼らと飲みながらあちこちへ。

念願だったダーヴィッシュをホームタウンのスライゴーで聴くという夢も実現。
スライゴーのフラーの一番メインの野外ステージで聴くダーヴィッシュの演奏は本当に良かった。
前出のおじさんおばさん達と大はしゃぎで聴いてた。
この街の人達はダーヴィッシュについて誇らしげに語る。
ダーヴィッシュを聴いてアイリッシュ音楽を始めたと言うと大喜びしてくれる。
やはり彼らは特別で原点だった。

その後もパブに繰り出し寒い中半分外みたいなところで演奏したり、中の人でごった返したところで演奏したりだったが、5パイントは飲まされていたせいで途中で気持ち悪くなっちゃって2:30位で引き上げる。
翌朝、ギネスをたくさん飲み過ぎると次の日トイレが黒くなるという都市伝説が実話であることを確認。

アイルランド旅行2014その3

8/15(金)
ほとんど寝坊と言って良い。
まぁなんせ4時帰宅ですから。
シャワーも洗濯もしてとさらっと街中に行きたかったが、この家こんなにきれいなのになんでシャワーと便器がほとんど境なくカーテンだけで仕切られているんだ!
シャワーする度にトイレの床ごとびしょびしょになる。
それ以外は本当に綺麗な家なのにな。
街に出てゴールウェイから来てるフルートメーカーのヴィンチェンツォと再会。
注文していたフルートを受け取る。
新しいフルートはまた改良を加えたらしく、特に今回は指穴が大きい方が今までに無い位バランスが良い。
過去最高のできだと思う。
そのままそのパブのセッションに合流。
いいセッションだった。
イタリア人がヴィンチェンツォ以外に何人もいて、オクターヴマンドリンやマンドリン、フィドルを弾いてたけど本当にうまかった。
そのオクターヴマンドリンはヴィンチェンツォの工房で使わなかった余りのボックスウッドを使って作ったとか。
リアム・オサリヴァンっていうボックス奏者がダミアン・マレーンそっくりのスタイルで弾く上手い青年で、コルムっていうこれまた上手いコンサティーナの青年は何と12月に日本に来るとか。
11〜12月とコンサティーナ祭りだなこりゃ。
4時間位楽しんでから再び外へ。
日本でもお馴染みのティム・スカンラーンと偶然再会。
夜のギグに誘われる。
他にダーヴィッシュのテレビ収録の無料ライヴ、フォーメンアンドアドッグの無料ライヴ、アルタンの天才ボックス奏者ダーモット・バーンと元ルナサのドナ・ヘナシーらのライヴと全部同じ時間にあってそれぞれ友達に誘われたけど、二兎三兎追って危うく一兎も得られなくなりそうだったが、最終的に9:30スタートと言いながらアイリッシュタイムで11:30に始まったティムのギグに出演。
大音量で人が踊り狂うようなギグで、一曲だけと言ってたのが結局6〜7曲は演奏した気がする。
トラッドの祭典でこんなクラブやロックめいた体験は初だった。
彼らの演奏も面白かった。
実に妖しい魅力。
ティムありがとう。
帰宅はやっぱり4:00。

8/16(土)
起きたのは午後かな。
フラーキョールオフィスに行ってあれこれ必要な手続きをする。
翌日のコンペティションの時間の一つが間違って書かれていることが発覚。
15:00って書いてあるのに実際は10:00だった。
怖過ぎるぞ、この国。

去年までコンペティションのチェアパーソンだったビル・カニンハムに呼び出されていたので、連絡を取って再会。
そしたらえらい長時間待たされて。
その間近くにあったCDやら楽譜やらを売ってるところを物色。
ハープのマイケル・ルーニーが作曲した曲の曲集とその奥さんの人がジューン・マッコーマックの書いた教則本の2巻(中級〜上級者向け)というのがあったので気になって買ってみた。
そしたら売り子の女性が
「あら、あなたもフルート吹くの?これ私と私の旦那が書いた本なの」
へ?
見たらジューン本人だった(笑)
色々話もできた。

ビルの方は長らく待たされた後、現在のチェアパーソンのベルナルドという人が来て、何だかわからないけど、突然表彰された(笑)
何でも遥々遠くの国から何回もフラー・キョールに参加してアイリッシュ音楽の普及に努めたとか何とか。
メダルと賞状をもらって写真も撮られて。
そのうちCCEの会報に載るそうな。
それにしても唐突だった。

フラーキョールオフィスを後にして再び街へ。
もう人でごった返してひどい。
そんな中静か目のいいセッションを発見。
これも良かった。
バンジョーのアラン、フィドルのレイチェル、それとフルートの女の子…名前が出ないけど、3人はリムリック大学を卒業したばかりで、はじめ君の友達だった。他にマーティンだったか、コルムだったか(笑)、上手いボックスの青年。
店がお客さんで溢れかえってうるさ過ぎて解散。
お陰で日付が変わる前位には帰れた。
今日は流石に寝ないとね。

8/17(日)
コンペティションの日。
ホイッスルのスローエアとフルートのスローエアが10:00でバッティング、ホイッスルとフルートが13:30でこれまたバッティングしているので途中で抜けてもう片方に行かなければならないなどという不思議な設定なのは毎度のことだが、今回は会場が近いので有難い。
キャバンなんか徒歩30分は離れてた。

ホイッスルのスローエアの方を終えて急いでフルートのスローエアに行くと、何とまだ始まってもいなかった。
審査員の一人が来なくて始められないという。
なんだそりゃ。
1時間待ってやっと来て11:00からスタート。
確かこの審査員、シューラスってバンドの若いフルート奏者だったっけ。
こいつのせいでフルートスローエアは延びに延びて同じ会場で行われるフルート部門が始まる13:30になってもスローエアはまだまだ終わらなかった。

ちょっと長くなりそうなので続きはまた。

アイルランド旅行2014その2

8/11(月)
なつかしのみわさんの家へ。
アイルランド中で一番きれいで一番細やかな気遣いに溢れている家だと信じて疑わない家。
3年ぶり位だったので話が止まらなかった。

8/12(火)
信じがたいことに起きたら14:00だった(笑)
時差ぼけに逆行して何がどうなってるんだか。
風邪があまり宜しくなくてこの日は基本的に練習したり体を休めたりにあてる。
みわさんの友達のアランも来て楽しいディナーになった。

8/13(水)
日中は(といってもとんでもなく日が長いけど)事務仕事をしたり、体を休めたり、練習したり、話をしたり。
アランは紫蘇の佃煮が大好きで、間違えてタッパー一つ分お昼ご飯に全部一気に食べるという笑い話がある程。
アイルランド人とは思えない程食に対する考えがしっかりしていて、日本の味を好んで食べる。
日中はガーデニングの仕事を、合間を見てベースの練習に励む勤勉さを見てもアイルランド人らしくない。
日本のメーカーのベースが欲しいらしい。
日本に来ればいいと心底思う数少ないアイルランド人。
そして、アイルランドとは思えない程の美味しい美味しい和食をみわさんがつくってくれて、下が痺れる程感動。
しばらく使ってない味覚を使った気がする。

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夜はセッションへ。
パブの名前が思い出せないけど、初めて入ったパブ。
ホストにジョン・ケリー!
ピアノアコーディオンのアラン・ケリーの弟のフルート奏者で本当にうまい。
前にフィークルでレッスンを受けたことがあったけど、彼と再会できたのは大きな収穫だった。
他にマックだか何だかっていううまいボックス(ボタンアコーディオン)奏者と、デジっていうバンジョー&ギター奏者がホスト。
さらにケヴィン・オコーナーという面白いパイプ奏者が来てて、彼は何と禅に傾倒した仏教徒。
毎朝瞑想してて日本の情報を流すTV番組を欠かさず見てるらしい。
アブダビでもアイルランドでもびっくりする程日本を良く思っている人達に会う。
高くて行けないけどいつか行きたいって皆言う。
多少過大評価があるかなと思うけど何だか誇らしい。

8/14(木)
エニスを出発。
ジョン・リンが車で送ってくれた。
今回会えないかもと思っていたので嬉しいサプライズ。
日本から彼のために持ってきたチョコ・パイのスペシャルバージョンを嬉しいそうに持って行った。
バスに揺られてスライゴーへ。
車内でみわさんがつくってくれたおにぎりを食べるのは二回目だけど、毎度涙が出る。
途中何年か前に行ったタバカリーを通過。
毎晩お世話になった中華料理のテイクアウトのお店がまだ健在で嬉しかった。
スライゴーも懐かしい。
B&Bは町からちょっと離れるけど、アイルランドとは思えないきれいさ。
その気持ちよさにちんたらしてたらマーティン・オコーナー・バンドのギグを逃す。
まぁもうチケット無いという話だったしな。
スライゴーは大きいし、人気のある街だけあって、人多い!
まだ木曜日だぞ?
いいセッションに出会うのは結構苦労する。
その前にナイル・キーガンと会って約束していたトヨタデザインのフルートケースを渡す。
子供のように大喜びしてなぜか二つも買っていった。
生徒にも紹介して輸入したいとか言ってたからそのうちアイルランド中で溢れ始めるかもしれない。
セッションは一昨年キャヴァンであったマイケルというボックスのおじいちゃんにつかまってホテルのロビーで弾き始めた。
まぁちょっとビギナービギナーなセッションだったけど、そんなに人数もいなかったし、探し続けるよりマシだと思って弾き続けてたら周りはお客さんで溢れかえって退くに退けなくなっちゃった。
でも、深夜にすごくうまい15歳のボックスの男の子が登場。
彼はとても良かった。
明日コンペティションにも出るらしい。
彼のお父さんが息子と僕が演奏しているのを見てスライゴーの後日本に帰るまでの間ケリーに連れて帰りたいとか言い出した(笑)
なんだかんだとても楽しかったのだが、深夜2:30に街を出て徒歩で30分位かけて帰宅…のはずが道に迷い、1時間位彷徨う。
タクシーもなかなか止まってくれない。
最後の最後で止まってくれたタクシーに乗って何とか無事帰宅。
もう4:00近かった。
長い一日終わり。

アイルランド旅行2014その1

一応書き留めておきます。

8/6(水)出発
成田21:30発エティハド航空
夜便なのにもう本当ばたばた。
夜の便って予定より早く出たりするのね。恐ろしい。
歯ブラシに歯磨き粉をつけたまま放置してきたことを機内で思い出す。
機内食二択のうち和食は外れ。
窓際だったのでトイレになかなか行けず。
長く寝てからプリティ・ウーマン見始めたけど途中で打ち切られる。

8/7(木)
朝3:00にアブダビ着。
夜中なのに暑い。
次のフライトまで22時間。
空港でウトウトした後事務仕事をいくつかやってから市内に出る。
暑い。
45℃位になるらしい。
でもカラッとしてて日本の方がきついかも。
タクシーに乗ろうとしたら声をかけてきた兄ちゃんが多分非合法タクシーでいきなりふっかけられる。
出る前に相場を調べてあったので笑ってバイバイ。
普通のタクシーに乗って朝9:00から開くシェイク・ザイード・グランド・モスクへ。
アラブ首長国連邦の父と呼ばれる人が建てた超巨大で真っ白なモスク。
その後またタクシーでショッピングモールへ。
クレープを食べる。
物価は安くはないかな。
地元らしい食べ物にありつくのはなかなか難しい。
バスに乗ってみた。
コイン二つ放り込むだけのバスだけど、皆いい加減(笑)
旅行客はあまり乗らない方がいいなんて書いてあったサイトもあったけど、こういうのに乗ったり、歩いたりしてローカルの人達の生活を生々しく見たいと思う癖がどうもあるらしい。
最終的に再びタクシーで7つ星と言われるエミレーツ・パレス・ホテルという超巨大超豪華ホテルに行ってみる。
一泊6万位かららしい。
そこのカフェで金粉入りのカプチーノを頂く。
それだけで¥1600位。
アフタヌーンティーなんか¥7000位する。
まぁ笑っちゃう位リッチ。
再びタクシーで空港へ。
タクシーはこの国は安い。
なんせガソリンの国ですから。
長い長い待ち時間終了。

8/8(金)
朝2:25のフライトでダブリンへ。
アブダビにいた時にダブリンからのバスを予約したのだけど、iPhoneのスケジュールアプリ見ながら時間を確認して取ったら時差でずれてて、絶対に間に合わないバスを予約してた。
でももしかしてと思って行ってみたらいいよって乗せてくれた。
アイルランド人はこういう時本当に優しい。
もしかすると日本人よりも。
バスでゴールウェイに直行。
長旅の末に迎えに来てくれたアンダースに会うのはいつものパターンなんだけど、何かいつも目頭が熱くなる。
車でアンダースとまよさんの家へ。
生後2ヶ月の娘さんはなちゃんとも初対面。
まよさんはすっかりママになってた。
あ、一応アンダースもパパになってた
(笑)
夕方ヴィンチェンツォにも再会。
一緒にディナー。
ヴィンチェンツォに送ってもらって街中へ。
Tig Coiliのセッションへ。
かつてアンダースの家に住んでたデンマーク人のフィドラー、マーフェンと、ギターのヤコブに再会。
そして、今回是非会ってみたいと思っていたかなこちゃんという若い日本人のボタンアコーディオン奏者と初対面。
彼女は素晴らしい。
多分日本人で一番弾けるかも。
これから楽しみだ。

8/9(土)
久々に家でゆっくり練習。
こういう時間はアイルランドじゃないとなかなか取れない(笑)
スライゴーで泊めてもらうはずだった友達(結構年配で手紙と電話のやり取りしかできない)から部屋が一杯で宿泊できないという衝撃的知らせ。
来た来た。
こういうトラブル。
一回は必ずある。
とりあえず探してくれるとは言ってくれたけど。
昼間ボックスのバリーと再会。
彼はNew De Dannanでフランキー・ギャヴィンと一緒に弾いてる面白い人で、もうすぐパパになる。
それでナーバスらしい。
夜はアンダースと共にゴートのローカルセッションへ。
チャーリーというかつてケーリーバンドで弾いてたというボックスのおじいちゃん、デスというかつてジョークーリーと一緒に弾いてたというバンジョーのおじいちゃんとのセッション。
面白かった。
パワフルだった。
チャーリーはマーティン・オコーナー似のかっこいいおじいちゃん。
デスは齢70を超えてなお現役のジャイアンという感じだった(笑)
デスは僕の名前をコージーって勘違いして覚えちゃって、その違う名前をデスが口にする度にチャーリーと大笑いしてた。
デスはフルートの名手でもあって、昔シェイマス・タンジーがオールアイルランドチャンピオンになった時の2位だったとか。
自分ではフルートを持って来てなかったけど、僕のフルートを気に入っちゃって吹かせろって何度も吹いてた。
歌も歌うし、ストーリーテリングも堪能。
全ては彼のペース。
危うくジャイアニズムでフルートを持って行かれるんじゃないかと思った。
いいセッションだった。
なかなか見られないローカルなセッション。

8/10(日)
昼間はCrane Barのショーンライアンのセッションへ。
ショーンの他にはクリーハン一族のホイッスル吹きミック・クリーハン、Old DeDannanのアレック・フィン、もう6人位いたかな。
夕方5:30からTaaffesでアンダースとのギグ。
実はちゃんとホストとしてお金もらってやるギグは初めてだった。
他にピートっていうカナダ人のフィドラーとエイドリアンっていう二日前にTig Coiliでも会ったバウロン奏者も参加。
アンダースとこんなにガチでサシみたいにやるのも初めてだった。
楽しかった。
小学生か!という感想ですんません。

8/11(月)
ゴールウェイ最後の日。
短い!
もっと居たい!
しかも何か風邪っぽい。
喉がおかしい。
だるい。
これもツアー中のわたくしの得意技。
いつもどこかで体調崩す。
フルート吹いてる方が体は元気になるけど。
前日いくつか電話して宿泊先見つけたのだけど、どうにも高くて、先払いまで要求してきたりして、どうも怪しいということで、アンダースが友達に探してもらったらもっと安くていいところが見つかった。
アンダースにも友達のベンにも本当に感謝!
ゴールウェイを出るのが遅くなったのでついでに夕方のTaaffesのアンダースのギグに参加してからエニスに行くことにする。
そしたらホストのアンダースとジェフ(バンジョリン、サックス)の他に前日のピート(フィドル)、かなこちゃん(ボックス)、その彼氏のれお君(バンジョー)、さらに関西のりのちゃん(フィドル)まで来て日本人だらけに(笑)
でもいいセッションだった。
月曜日なのにお客さんが来るわ来るわ。
お客さんの中にも日本人が何人もいて、気付いたらその中の一人は今月頭長岡でもあった新潟大のりかちゃん(ピアノアコーディオン)だった。
えらい日本人率の高さ。
そして、名残惜しいのを堪えながらアンダースに、ゴールウェイに別れを告げる。
18:05のバスでエニスへ。
今そのバスの中。
まだ明るい。
この国に来てから何度も土砂降りみたいな雨が降ってるけど、今のところ外に出てる時は全部晴れ渡ってる(笑)
例によって代わりに日本が大雨のようで。
松岡修造クラスの晴れ男ですみません。