アイルランド旅行2014その1

一応書き留めておきます。

8/6(水)出発
成田21:30発エティハド航空
夜便なのにもう本当ばたばた。
夜の便って予定より早く出たりするのね。恐ろしい。
歯ブラシに歯磨き粉をつけたまま放置してきたことを機内で思い出す。
機内食二択のうち和食は外れ。
窓際だったのでトイレになかなか行けず。
長く寝てからプリティ・ウーマン見始めたけど途中で打ち切られる。

8/7(木)
朝3:00にアブダビ着。
夜中なのに暑い。
次のフライトまで22時間。
空港でウトウトした後事務仕事をいくつかやってから市内に出る。
暑い。
45℃位になるらしい。
でもカラッとしてて日本の方がきついかも。
タクシーに乗ろうとしたら声をかけてきた兄ちゃんが多分非合法タクシーでいきなりふっかけられる。
出る前に相場を調べてあったので笑ってバイバイ。
普通のタクシーに乗って朝9:00から開くシェイク・ザイード・グランド・モスクへ。
アラブ首長国連邦の父と呼ばれる人が建てた超巨大で真っ白なモスク。
その後またタクシーでショッピングモールへ。
クレープを食べる。
物価は安くはないかな。
地元らしい食べ物にありつくのはなかなか難しい。
バスに乗ってみた。
コイン二つ放り込むだけのバスだけど、皆いい加減(笑)
旅行客はあまり乗らない方がいいなんて書いてあったサイトもあったけど、こういうのに乗ったり、歩いたりしてローカルの人達の生活を生々しく見たいと思う癖がどうもあるらしい。
最終的に再びタクシーで7つ星と言われるエミレーツ・パレス・ホテルという超巨大超豪華ホテルに行ってみる。
一泊6万位かららしい。
そこのカフェで金粉入りのカプチーノを頂く。
それだけで¥1600位。
アフタヌーンティーなんか¥7000位する。
まぁ笑っちゃう位リッチ。
再びタクシーで空港へ。
タクシーはこの国は安い。
なんせガソリンの国ですから。
長い長い待ち時間終了。

8/8(金)
朝2:25のフライトでダブリンへ。
アブダビにいた時にダブリンからのバスを予約したのだけど、iPhoneのスケジュールアプリ見ながら時間を確認して取ったら時差でずれてて、絶対に間に合わないバスを予約してた。
でももしかしてと思って行ってみたらいいよって乗せてくれた。
アイルランド人はこういう時本当に優しい。
もしかすると日本人よりも。
バスでゴールウェイに直行。
長旅の末に迎えに来てくれたアンダースに会うのはいつものパターンなんだけど、何かいつも目頭が熱くなる。
車でアンダースとまよさんの家へ。
生後2ヶ月の娘さんはなちゃんとも初対面。
まよさんはすっかりママになってた。
あ、一応アンダースもパパになってた
(笑)
夕方ヴィンチェンツォにも再会。
一緒にディナー。
ヴィンチェンツォに送ってもらって街中へ。
Tig Coiliのセッションへ。
かつてアンダースの家に住んでたデンマーク人のフィドラー、マーフェンと、ギターのヤコブに再会。
そして、今回是非会ってみたいと思っていたかなこちゃんという若い日本人のボタンアコーディオン奏者と初対面。
彼女は素晴らしい。
多分日本人で一番弾けるかも。
これから楽しみだ。

8/9(土)
久々に家でゆっくり練習。
こういう時間はアイルランドじゃないとなかなか取れない(笑)
スライゴーで泊めてもらうはずだった友達(結構年配で手紙と電話のやり取りしかできない)から部屋が一杯で宿泊できないという衝撃的知らせ。
来た来た。
こういうトラブル。
一回は必ずある。
とりあえず探してくれるとは言ってくれたけど。
昼間ボックスのバリーと再会。
彼はNew De Dannanでフランキー・ギャヴィンと一緒に弾いてる面白い人で、もうすぐパパになる。
それでナーバスらしい。
夜はアンダースと共にゴートのローカルセッションへ。
チャーリーというかつてケーリーバンドで弾いてたというボックスのおじいちゃん、デスというかつてジョークーリーと一緒に弾いてたというバンジョーのおじいちゃんとのセッション。
面白かった。
パワフルだった。
チャーリーはマーティン・オコーナー似のかっこいいおじいちゃん。
デスは齢70を超えてなお現役のジャイアンという感じだった(笑)
デスは僕の名前をコージーって勘違いして覚えちゃって、その違う名前をデスが口にする度にチャーリーと大笑いしてた。
デスはフルートの名手でもあって、昔シェイマス・タンジーがオールアイルランドチャンピオンになった時の2位だったとか。
自分ではフルートを持って来てなかったけど、僕のフルートを気に入っちゃって吹かせろって何度も吹いてた。
歌も歌うし、ストーリーテリングも堪能。
全ては彼のペース。
危うくジャイアニズムでフルートを持って行かれるんじゃないかと思った。
いいセッションだった。
なかなか見られないローカルなセッション。

8/10(日)
昼間はCrane Barのショーンライアンのセッションへ。
ショーンの他にはクリーハン一族のホイッスル吹きミック・クリーハン、Old DeDannanのアレック・フィン、もう6人位いたかな。
夕方5:30からTaaffesでアンダースとのギグ。
実はちゃんとホストとしてお金もらってやるギグは初めてだった。
他にピートっていうカナダ人のフィドラーとエイドリアンっていう二日前にTig Coiliでも会ったバウロン奏者も参加。
アンダースとこんなにガチでサシみたいにやるのも初めてだった。
楽しかった。
小学生か!という感想ですんません。

8/11(月)
ゴールウェイ最後の日。
短い!
もっと居たい!
しかも何か風邪っぽい。
喉がおかしい。
だるい。
これもツアー中のわたくしの得意技。
いつもどこかで体調崩す。
フルート吹いてる方が体は元気になるけど。
前日いくつか電話して宿泊先見つけたのだけど、どうにも高くて、先払いまで要求してきたりして、どうも怪しいということで、アンダースが友達に探してもらったらもっと安くていいところが見つかった。
アンダースにも友達のベンにも本当に感謝!
ゴールウェイを出るのが遅くなったのでついでに夕方のTaaffesのアンダースのギグに参加してからエニスに行くことにする。
そしたらホストのアンダースとジェフ(バンジョリン、サックス)の他に前日のピート(フィドル)、かなこちゃん(ボックス)、その彼氏のれお君(バンジョー)、さらに関西のりのちゃん(フィドル)まで来て日本人だらけに(笑)
でもいいセッションだった。
月曜日なのにお客さんが来るわ来るわ。
お客さんの中にも日本人が何人もいて、気付いたらその中の一人は今月頭長岡でもあった新潟大のりかちゃん(ピアノアコーディオン)だった。
えらい日本人率の高さ。
そして、名残惜しいのを堪えながらアンダースに、ゴールウェイに別れを告げる。
18:05のバスでエニスへ。
今そのバスの中。
まだ明るい。
この国に来てから何度も土砂降りみたいな雨が降ってるけど、今のところ外に出てる時は全部晴れ渡ってる(笑)
例によって代わりに日本が大雨のようで。
松岡修造クラスの晴れ男ですみません。