2015年を振り返ってみると、え?あれも今年?遠い昔のようだということばかり。濃い一年でした。今年あった自分にとって大きかったことをいくつかまとめてみたいと思います。
まず、今年は自分にとって和モノ元年と言っていい位、急に色々なものが和モノにつながり始めるということが起こりました。
この一年の間には何と言っても地元で6年に一度だけの巨大な祭り、下総三山の七年祭りがありました。呆れる位どっぷり地元に浸かり、篠笛を吹きまくりました。地元を一層好きになりました。
また、夏には親のいるアメリカに行き、ねぶたのお囃子に参加しました。
旧名とらとらとら、新名にしむくさむらいが今年レコーディングを終え、来年CDを発売します。
新潟の糸魚川に初代高橋竹山さんのお囃子の篠笛を習いに行ったりもしました。
急に同時多発的に和モノづいてきて、こういう巡り合わせなのかなと。
そして、そんな中で、地元に伝わる神楽と囃子をできるだけいい形で下に引き継ぐこと、それを当面のライフワークにすることも決意しました。
勿論アイリッシュの方も弱くなった訳ではありません。
秋にはケーリーバンドコンペティションでの優勝がありました。
ポートランドやロサンゼルスに行き、セッションにもたくさん参加しました。
松本には何回行ったでしょうか。
北軽井沢のアウトドアのフェスティバルで、アイリッシュ音楽だけでなく、ダンスが参加者に熱狂的に受け入れられていったのも初めてのことでした。
去年に引き続き、地元船橋でのライヴが増えましたが、さらに自分が住む三山という町で演奏できたことも自分にとっては大きなできごと。
私生活でもいくつか変化がありました。
今年一年かけて人生で一番多くのものを手放し、今が一番身軽に生きています。シンプルライフからミニマルライフに移行しつつあるのを感じています。自分の家が好きになりました。目下家の壁の漆喰塗りに挑戦中です。ミニマル化はまだまだ進みそうです。
もう一つ、趣味のテニスでシングルスの試合に出るようになりました。
プレイスタイルが変わり、学生の頃にはできなかったことが今次々できるようになりつつあります。コンディションを上げるために始めたは、もはやテニスのためなのか演奏のためなのかわからなくなってきました(笑)テニスを通じて演奏の仕事を頂くというケースも今年が初めてですね。
こうして書いてみると、何だか色んなものが次々とつながっていく一年だったなぁと改めて思わされました。
あらゆる場面で周りの人達に恵まれたことは疑う余地がありません。
本当にありがとうございました。
来年も楽しいことをやっていきたいと思います。
皆様と一緒に。