Soloアルバム「Internal Circulation ー呼吸の巴ー」リリース決定!

念願であったソロアルバムの発売が決定しました。
ついに情報解禁です。

昨年10~11月にアメリカのポートランドでレコーディングしました。
フルートとギターの二本だけのシンプルなアルバムです。
フルートは通常のD管ではなく、全編を通してE flat管を、多重録音のハーモニーにはB flat管を使っています。
ギターは久保慧祐さん。

ちょっと変わったコンセプトになっています。
なんと頭から終わりまでトラックが変わっても音が途切れずに続いていきます。
全体で二部構成になっていて、全体リピート機能を使うとCDが1周終わってもほぼそのまま頭につながります。
つまりエンドレスで円環する、そういうつくりになっています。

アイリッシュ音楽は基本同じ曲を何回も繰り返して演奏していきますが、このリピートが中心の発想は、クラシック音楽を中心とする西洋音楽がA→Bという風に直線的なのに対し、どちらかと言うと循環や円環を基とする東洋の発想に近いなと思うことがよくありまして。
それを形にしてみました。
演奏自体も自分の目指すライフスタイルと呼応するように可能な限りミニマルにしてあります。

笛を吹くのは勿論、そもそもの生命活動の根幹となる呼吸。
自分の中の内なる循環とその探求。
そういう意味を込めて
「Internal Circulation ー呼吸の巴ー」
と名付けました。

詳細はこちら。
http://www.metacompany.jp/nippon_irish.html
試聴もご予約もできます。

発売は3/11(日)!

まだ変更はありますが、ジャケットはこんな感じになりそうです。
イラストは芸大テニス部の先輩、金丸悠児さんにお願いしました。
彼の独特の温かい絵が好きで、今回の内側につくりこんでいく感じと合うような気がしてダメ元でお願いしたところ、お忙しいところを調整してお引き受け下さいました。
今回の嬉しいコラボです。

東京でのレコ発ライヴは4/8(日)夜@ティアラこうとう小ホールです!

これを実際生で演奏するのは気が遠くなる程大変なのですが、
丁寧に準備を重ねて思い描く空間と時間を創りたいと思います。

是非体感しにいらして下さい。