フランスのブルターニュから素晴らしいフルート奏者が来日しています。
ジャンミシェル・ヴェイヨンJean-Michel Veillonという方です。
ブルターニュはアイルランドと共通したケルト系の文化が残る地域で、アイリッシュ音楽のセッションも盛んにあるとか。
特にアイリッシュと同じスタイルの木製のフルート奏者が多く、フルート職人も何人もいます。
豊田が使っている大きなB♭管のフルートもジル・レアールJil Leheartというブルターニュの方がつくったものです。
この地域でフルートが盛んなのは土地柄、昔からだと勝手に思い込んでいたのですが、実はそうではなくて、比較的最近持ち込まれて盛んになったんだそうなんです。
そして、その持ち込んだ人こそがこのジャンミシェル・ヴェイヨンさんです。
彼はアイリッシュからたくさん技術を取り入れてブルターニュの音楽に応用していったそうで、そういう訳でブルターニュの音楽もアイリッシュ音楽も両方卓越しているそうです。
その彼を京都のフルート奏者hataoさんが呼んで日本ツアーを企画して下さいました。
今既に台湾を経て、関西を回っている最中ですが、関東にもいらっしゃいますのでお知らせします。
特に11/10(土)の夜公演は豊田もゲストとして参加します。
これを逃すとなかなか見るチャンスはありませんので、是非聴きにいらして下さい。
ー以下転載ー
公演内容ホームページ
https://celtnofue.com/about/jmv.html
——《PR文章》——
11月2日~11日、ブルターニュからケルト音楽の最高峰デュオが初来日!
ケルトの伝統文化を継承するフランス北西部のブルターニュ半島には、アイルランドやスコットランドと並ぶ豊かな歌や踊りの伝統が育まれています。
そのブルターニュから、1980年代にケルト伝統音楽復興の大きなムーブメントを担い今も時代の最先端を走り続けるフルート奏者ジャンミシェル・ヴェイヨンが初来日します。
19世紀スタイルの木製フルート(アイリッシュ・フルート)とギターのみによるシンプルな編成で聴く二人の音楽は、繊細でダイナミック、かつ光と影に富んでおり、 東洋の水墨画や書芸の世界を思わせる高い精神性をたたえています。おそらく国内では最初にして最後となるこのツアーは、まさに必聴です!
【プロフィール】
Jean-Michel Veillon ジャンミシェル・ヴェイヨン(木製フルート奏者)
フランス北ブルターニュに生まれたジャンミシェル・ヴェイヨンは、それまでブルターニュでは使われていなかった木製フルートをブルターニュにもたらし、その演奏方法を確立した革新的演奏家です。始めはアイルランドのフルート奏法に学び、その後クラシックや現代音楽、アジアの様々な笛の演奏を手本に、 独自の高度な演奏技法を習得しました。Kornogのメンバーとして知られ、今もなお世界の最高峰のフルート奏者の一人として、その功績と実力が世界的に認められています。
【公演内容】
《11月8日(木)静岡県浜松市》
タイトル:Irish Session
日時:11月9日(木)20時~22時
場所:スマグラー 静岡県浜松市中区肴町313−12
入場料:チップ
内容:30分のミニ・コンサートと90分のセッションです。
アイルランド音楽を演奏する方は楽器を持ってお越しください。
《11月9日(金) 栃木県宇都宮》
タイトル:ブルターニュ音楽の夜 in 栃木
日時:11月9日(金)18:30開場 19:00開演 21時終了
場所:栃木県宇都宮市 悠日 宇都宮市吉野1-7-10
入場料:3,000円(予約)3,500円(当日)
ゲスト:安生正人(ハープ・フルート)
《11月10日(土) 東京下北沢》
タイトル:東京公演 vol.1
日時:11月10日(土)12:30開場 13:00開演 15時終了
場所:東京都下北沢 Com.Cafe 音倉 東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F
入場料:4,000円(予約)4500円(当日)
ゲスト:一噌幸弘(能管・田楽笛ほか)
《11月10日(土) 東京神保町》
タイトル:東京公演 vol.2
日時:11月10日(土)18:00開場 19:00開演 21時終了
場所:東京都神保町 楽屋 東京都千代田区神田神保町1丁目42-7
入場料:4,000円(予約)4,500円(当日)
ゲスト:豊田耕三(フルート)
《11月11日(日) 東京高円寺》
タイトル:木製フルート・マスタークラスと交流会
日時:11月11日(日)10:30開場 11:00開始 14:30終了
場所:東京都高円寺 Grain 東京都杉並区高円寺北3-22-4 U.Kビル2階
料金:受講8,000円 聴講のみ4,000円
内容:アイリッシュ・フルートの世界最高峰の演奏家から直接レッスンを受けることができる唯一の機会です。受講生ひとりひとりの演奏を聴いて、リズム、アーティキュレーション、装飾音などについて詳しく指導します。 また、レクチャーとして、アイルランド音楽ではほとんど使われることがない、アイリッシュ・フルートの特殊技法(替え指、ハーモニクス等)を紹介します。昼食は下の階の中華料理店「成都」のテイクアウトを一緒に楽しみましょう。
※受講は10名まで、要予約。モダン・フルートでの受講も可能です。