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ゴールウェイという街

たまには真面目な話もしてみようか。
ゴールウェイという街について。
ゴールウェイという街はとても面白い。
自分がこれまで見たどの都市とも雰囲気が違う。
まず、街並みが美しい。
中心部は石畳で、古くからありそうな雰囲気の良い店が建ち並ぶ。
通りではストリートミュージシャンやストリートパフォーマーが入れ替わり立ち替わり。
トラディショナルだけでなく、ジャンルも様々。
ミュージシャンもパフォーマーも必ずしもレベルが高い訳ではないけれど、街が彼らを育てようとする雰囲気がある。
建ち並ぶ店々の3分の1位はパブじゃなかろうか。
観光シーズンということもあるが、昼間から夜までにぎわいが途絶えない。
セッションについては別の機会に書くとして、このパブに関して、今まで見たことがない特徴を一つ見付けた。
夜になると片耳にイヤホンのようなものをした、真っ黒のベンチコートのようなものを着た人達が各パブの扉の前に一人ずつ立つ。
どうも警備のようだ。
彼らは常に周辺に目を光らせていて、時々グラスを下げたり、店の前の椅子を整えたり、雨が降れば張り出しの屋根を張ったりする。
未成年者風の人が入ろうとすると年齢確認をしたりもする。
自治体が出しているのか、店々が共同で出しているのか、私設なのかはわからない。
とにかくパブというパブの前に彼らはいるのだ。
(後にこの警備はピークシーズンだけということが判明し)
ゴールウェイという街はゴールウェイ大学を擁する大学都市で、若者が多く、活気に溢れている。
5分の1は大学生という話だ。
しかし、リムリックやダブリンなんかと比べてずっと治安が良い感じがする。
建物の高さが低く、道が比較的広いせいか、死角となるような暗い通りがあまり無いように思う。
そして、通りにゴミが少ない。
ゴミが少ないことは治安の良さの絶対条件であるということは、ニューヨークの治安の回復の例を見てもはっきりしているようだが、先に述べた警備員の話も含め、ゴールウェイという街は、街自体が治安維持に努めているように思える。
そのことと若者のもつ活気とが実に良いバランスで、そこからこの街特有の明るさが生まれている、そんな印象を受けた。

ご期待のオチ

出てきました。
荷物。
無くなったと考えて必要なものを全て買わなければとゴールウェイの雨の朝を歩いている時に、その電話は鳴りました。
声の主はあのお兄さん。
エマージェンシーセットをくれて親身になって何度も連絡してくれた彼でした。
「グッドニュースだよ」と嬉しそうに伝えてくれた彼の声を聞いて、雨の中小躍りしました。
荷物はその日の夜、ゴールウェイ大学の、夏場は宿泊施設として解放される学生寮に届けられたのでした。
荷物が無い時は、身軽でいいやとか、人間もっとシンプルに生きられるのかもねとか言ってましたが、
すみません、強がりでした。
あなありがたや。

吉報

ネタに恵まれている今日この頃ですが、吉報もありました。
フラー・キョールのテープ審査が通っているそうです。
あとはもう一度直前審査があって、それが通ればもう本戦出場。
他にも3人、同じような枠で出る人がいるようです。
いずれも自分の国で予選ができないため。
旅行中は、特に序盤全く楽器に触れなかったので流石にちょっと不安になりましたが、徐々にセッションも増えてきてほっとしております。

ちょっと疲れるので小出しに書いてみようと思う。
ゴールウェイに着いてからは毎日本当に寒くて、雨が降らない日が無い。
大体は霧雨みたいのが降ったり止んだりで、空は一日中どんよりとした灰色。
ただ、ゴールウェイに着いた翌日はかなり雨が強くて、雨具も大半が失われたスーツケースの中だったから、近くのコンビニめいたスーパーで折り畳み傘を買う。
この国の人々は本当に傘をささない。
すぐ止むと思っているのか、濡れても気にしないのか、傘をささない。
街中で傘をさすと迷惑がられたりさえする。
そういう理由でなのかわからないが、この国ではあんまり傘が売られていなくて、たまに売られていてもえらく高い。
そもそも傘に興味が無いんじゃなかろうか。
つくりが脆い。
海沿いの風の強さもあったが、スーパーで買ったその傘は、僅か10分も持たずに壊れてしまった。

2〜3日目 ダブリン

ダブリンに着いたのが22時半。
一刻も早くホテルにたどり着いて休みたい、そう思いながら荷物が出てくるのを待つ。
ベルトコンベヤーを眺めていると変な物が流れてくるもんだ。
傘が裸で出てきた時にはにやにや笑っていたが、その後すぐ壊れかけのヘアーアイロンがやはり裸で出てきた時には、絶句。
しかし本当に血の気がひいたのは、ヘアーアイロンがもう一度出てきた時。
待て待て、荷物が無いぞ。
カウンターに問い合わせてみるが、もうその日の最終便は終わっていて、どんなに早くても明朝10時半の便とのこと。
慣れた手つきで渡されたエマージェンシーセットだけをもらって空港を後にする。
夜も遅いのでバスではなくタクシーで移動。
乗ったタクシーは若めの兄ちゃんで、前日のイスタンブールが生やさしく思える程飛ばす飛ばす。
その勢いが中心街の細い道に入っても全く衰えることを知らないことがわかった時には背筋が凍った。
急カーブを曲がる度にとしまえんやら富士急やらにこんなアトラクションあったなと半ば盲ろうとしながら考える。
ホテルに着いたのは深夜12時前。
お店はみんな閉まっていて、コンタクトレンズ一つ外せない。
エマージェンシーセットに入っていたのは、歯ブラシ、歯磨きチューブ、ヘアーブラシ、ひげ剃り、綿棒、洗剤、シャワージェル、得体の知れない乳液っぽい瓶、XXLのTシャツ。
女性用はひげ剃りの代わりにコットンセットとローション、爪ヤスリが入り、TシャツはXL。
まるでおばけのQ太郎にでもなれそうなサイズ。
泊まったホテルはダブリン中心街に近い古い建物で、中は小ぎれいで雰囲気が良く、天井が高くて解放的だったが、荷物のことで頭がいっぱいだ。
幸い保険をかけていたので、荷物到着の遅延の保障について聞くべく電話をかける。
荷物の未着を確認してから72時間以内に荷物の未到着のために買わざるを得なかったものを10万円まで保障してくれるという。
領収書と必要書類の提出で後から精算される仕組みだ。
そんな話を聞いてちょっとほっとしつつ、夜遅いのでパブにもいかず、半ばふて寝。
翌朝7時に、空港で言われたように電話をかけてみるが、荷物の行方はわからないという。
11時頃には詳細がわかるからその頃に空港からかけると言われる。
それまで多少時間があったので街に出て買い出し。
前夜からそうだったのだが、想像を絶する位寒い。
ダウンジャケットやトレンチコートを着ている人もいる位。
とにかく防寒着を買い込む。
11時半頃、日本から持って行った携帯電話に着信が入る。
通話料は受けるだけでも信じ難い位かかるが背に腹はかえられない。
昨日から奔走してくれている空港の兄ちゃんから、荷物が来ない、見つかり次第ゴールウェイに送るから今後の滞在先がわかり次第知らせてくれと言われる。
ネットカフェに行ってゴールウェイの宿泊を予約して空港に電話。
これだけで結構大変だったのだが、空港に電話して出たのは昨日からの兄ちゃんではなく、割と年配な感じのおばちゃん。
この人が無愛想で対応がひどくて、こちとら藁にもすがる思いなのに、散々あれこれ言った挙げ句、見つかったらこちらから電話するからそっちからかけてくるなとのたまう。
それまでは、出てくるだろうという希望的観測と保険とでいくらか楽観視していたのだが、ここにきて出てこないかもしれない可能性が急浮上。
安いスーパーで出てこないことを前提に必要なものを買い揃える。
下着類を買っていると、日本のユニクロが、値段的にはほとんど変わらないのに、いかに凄まじい品質の高さを誇っているかを痛感する。
ここで一つ重要なことを書いておこう。
スーツケースの中にあることが最も痛手だったのは、実は充電器の類い。
この日記、PCから書いているのではなく、ipod touchから書いていて、オフラインで文章を書き溜め、たまたま運良く無線LANが使える時にUPするという他力本願な方法に依っている。
このipod touchの電池が無くなると、日記が書けなくなるだけでなく、PCメールも使えない、旅行に必要なデータも見られない、辞書も使えないと、様々な副産物が付いてくる。
そして、何より充電器が無いことで、空港から唯一の連絡手段となりつつある日本から持って行ったソフトバンクの携帯が、電池がいつまで持つかわからないというとても愉快な状況が生まれる訳だ。
以前にアイルランドに行った時に買ったプリペイド携帯なんて本体もまるごとスーツケースの中で何の役にも立たない。
悩んだ挙げ句、苦渋の選択で、保険頼みで新たにプリペイド携帯を購入。
これまでは空港に電話一つするのも大変だったから多少楽になることだろう。
まあどの道空港にはおばちゃんから電話禁止令を受けてるんだけどね。
ついでに他にもスーツケースに入れたことが悔やまれた品々を列挙してみよう。
小竹長兵衛作のお気に入りの眼鏡、Ortliebの防水の小さな鞄、大学時代からテニスで愛用していたジャージ、ゴアテックスのレインジャケット、F管のローホイッスル(!)
それから、もう一つ肝を冷やす話があって、ダブリンでの買い出しの最中にようやく気が付いたのだが、相方のクレジットカードが不注意でスーツケースの中にあることが発覚。
万一スーツケースごと盗まれている場合これは厄介なことになる。
しかし、クレジットカードを今ここで止めてしまった場合、再び使えるようにするには再発行しかないため、あまり多くはない現金と、豊田のクレジットカード一つでやりくりしなければならない。
とりあえずカード会社に電話。
現在まだ使われていないことを確認。
荷物が盗まれていない可能性が高くなる。
やはり悩んだ挙げ句、しばらく止めずに様子見。
そんなこんなで、早々にダブリンを後にするはずだったのが、買い出しや連絡やらですっかり夕方。
慌てて長距離バスに乗るが、この分だとゴールウェイに着くのは夜9時半頃だろうか。
お蔭様で移動は恐ろしく身軽ですがね。
ネタの神様が憑き過ぎて困る今日この頃だが、今日のところはこの辺にしといてやろう。

イスタンブール

アイルランドへ向かう前にトランジットでトルコへ。
イスタンブールで一泊。
時期が時期で成田→ヒースロー(ロンドン)→ダブリンというお決まりのルートのKLMオランダが取れなくて、パリ経由エールフランスだと4〜5万円位高くなるところを、成田→イスタンブール→ヒースロー→ダブリンという多少面倒くさいルートで行けば宿泊費差し引いてもまだ大分安いという不思議なことが起こるので、迷わずそちらを選択した今回の旅。
行き帰りイスタンブールで一泊は実は思わぬ副産物で楽しみだったりする。
成田から発つ頃は台風直撃も懸念されたが、何の問題も無く、台風以外の理由で若干遅れながらも無事出発。
それどころか遅れて出たにも関わらず、12時間を予定していたフライトは、ほとんど11時間程度しかかからず、40分も早く着く。
そんなに早く着くもんですかね。
きっとまだ頼んでおいたゲストハウスから迎えは来ていないに違いない。
話は逸れるが、トルコ航空は機内がターコイズブルー一色の不思議な雰囲気。
自分の作品には必ず使うという程このターコイズブルーが好きなテニス部でデザイン科出身の友人S君には是非乗ってもらいたい。
しかししかし、設備は充実していて、機内食も美味しかった。
これはトルコ料理に期待せねばなるまいて。
空港に着いてみるとホテルの迎えばっかりで、みんな名前を書いた紙を掲げて客を探してる。
時折日本人を待っている人もいて、「トモユキ!トモユキ!」と連呼し続けている。
来る人来る人に「スズキサン?スズキサン?」と片っ端から聞きまくっている可哀想な人もいた。
多分日本人を特定するうえで役に立たないヒントトップ2の一つだろう。
色んな人が話しかけてくるのだが、ここでホイホイついて行ってはいけませんと地球の歩き方に書いてある。
中でも強敵だったのは、泊る予定のホテル名を聞いてきて教えると、そこは友達のところだと言い出すオジサン。
迎えに来るのは女の子でいつもここに来ると教えてくれる。
で、もし来なかったら乗っていけ、その場合はホテルに払う€20を俺に払えばいいからのおまけ付き。
もし仮にそうでも約束しているのだからそういう訳にはいかない。
結局彼は先に行き、彼の言ってたところとは違うところに迎えの人を発見。
どこからどう見てもおじさんだった。
空港からゲストハウスまでは車で30分。
イスタンブール自体車のマナーはかなり危ない感じだが、それを余裕で上回る勢いでおじさんはとばす。
飛行機の200倍位は怖い。
宿泊するゲストハウスは旧市街地の中で、ブルーモスクやトプカプ宮殿のすぐ近く。
観光客向けのホテル街からは少し外れて下町っぽい場所。
すぐ目の前にサッカー用の小さめのグランドがあり、夜9時だというのに若者がサッカーに熱中している。
実際彼等は夜中の12時近くまでサッカーに興じていたのではなかろうか。
彼等だけではない。
遅い時間にも関わらず、小さい子供の姿が異常な位多い。
普通に縄跳びとかして遊んでいるのだ。
最初はサマータイムで遅くまで明るいからとも思ったが、暗くなって12時近くなっても子供の遊ぶ姿は絶えなかった。
不思議な国だ。
ゲストハウスに荷物を置いて周辺を散策。
翌朝はそんなに余裕が無いので夜出歩くしかなかった。
ゲストハウスの兄ちゃんに聞いても全然大丈夫だと言う。
実際前述の通り子供だらけ。
ブルーモスクに行きたくてあちこちうろうろ。
ゲストハウスから見えていたのですぐ行けるだろうと思っていたが、なかなかたどり着けず、3人位に聞いてみる。
皆親切に教えてくれるのだが、後でわかったかことは、誰も正しい場所を指し示していなかったということ(笑)
結局もらった地図を頼りに自力でたどり着く。
帰りに大音響の歌が聞こえるのでそちらに惹かれて行ってみると、屋外の、レストランと屋台と公園を足して3で割ったような場所を発見。
店内では二人組がトラディショナルっぽい音楽を演奏。
一人がエレキの月琴のような楽器を弾きながら歌を歌い、もう一人がお箏みたいな楽器でサポート。
真夜中なのにいいのかという位大音量。
そこでケバブを食す。
これがうまい。
トルコは本当にご飯が美味しい。
これは残念ながらアイルランドでは望みが薄いので気分は最後の晩餐。
翌朝4時頃だろうか、再び大音量の歌で目が覚める。
これが噂のモスクでのコーランの朗唱か、ははぁ等と思っていたのは束の間、あちこちから同時多発的に乱立し、入れ替わり立ち替わりかれこれ30分は続いたのではなかろうか。
夜遅くまで遊んでいたのに、朝もとてつもなく早い。
何ともタフな国だ。
朝食も美味しかった。
ヨーグルトは発祥の地、パンは世界一なんだそうだ。
最初聞いてびっくりしたが、なるほど、いずれも美味いし、パンはモチモチで、機内食からカウントしても外れたことがない。
次のフライトが昼過ぎなので大してのんびりする時間も無いが、部屋からは海も見え、朝食をとったテラスからは丘まで広がる街並みが一望できる。
近くには学校もあり、地元の人達の生活は丸見え。
サッカーグランドでは早朝から今度は小学生のクラブチームが練習。
本当に熱狂的な人気。
そりゃ強くなるわ。
もう2、3付け加えておこう。
気候はとても心地良くて、真夏でも最高気温は25度位。
朝晩は半袖だと寒い位。
乾燥していて、少なくとも滞在していた両日は実に過ごしやすい。
人々は明るく親切で人懐こい感じがする。
ここにはどうもトルコ全体にある親日感情が影響しているようだ。
さてこの後、ヒースローに向かうのだが、一時間遅れの出発の模様。
ロンドンを少し見て回れるかと思ったのだが、ちょっと危なくなってきた。
と書いて飛行機乗ったが結局ロンドンには出られず、現在ヒースローで次の飛行機待ち。
我ながら初日からなんて長いんだ!
今日のところはこの辺にしといてやろう。

同姓同名

昨夜調布のライヴに来て下さった皆様、ありがとうございました。
ライヴ中のMCでも触れましたが、どうも私の本名が最近やたら皆様の目に触れるようです。
私、本名を豊田耕三と申します。
しゅうぞうでも松岡でもないんです。
この名前、同姓同名が何人かおりまして、ググった時に最初に出てくるのが私。
続いて、最も多く出てくるのが東北大学 大学院理学研究科 化学専攻 准教授。この方結構重要な研究をされているようで、論文の数も半端じゃないようです。
ここまではよくライヴのMCでもネタにしていたのですが、今日はもう一人、今巷を最も賑わせている方をご紹介しましょう。
名前はやはり豊田耕三さん(笑)
彼はなんと矢田亜希子さんの所属事務所の社長さん。
もうピンと来られたでしょうか?
そうです、押尾学問題で一躍時の人です、かわいそうに。
お陰であちこちから意外な副業をされていたのですね、などと意味不明なコメントを頂いております。
欲を言えばもう少し良いイメージの話題の上り方だったら有り難かったのですが。
皆さんは同姓同名に面白い方いますか?