夏のヨーロッパ旅行について少しだけ書きます。
テーマ別に。
最初は飛行機の話。
2回に分けて書きたいと思います。
3週間で12回飛行機に乗りました。
なぜ、そんなことになったのか。
5月だったかと思います。
複数の旅行会社に安い航空券を探してくれるよう打診したところ、一社から面白い回答が返ってきました。
4つの飛行機を乗り継げば13万円台にできると。
通常ピークシーズンですと、18万円台が最安値。
13万円台なんて聞いたことがありません。
詳しく聞いてみると、経路は次の通りでした。
成田 → 台北 → アムステルダム → フランクフルト → ダブリン
最初の2本はチャイナ・エアライン、あとの2本はルフトハンザ。
このルフトハンザに少し惹かれたのもありました。
アムステルダムで何日か滞在可能というのにも惹かれました。
いずれにせよ、こんな値段でこのシーズンに行けるというのが何よりも魅力的で、すぐに決断した訳です。
実際に乗ってみると、チャイナ・エアラインは機内食も期待以上に美味しかったし、とても快適でした。
台北の空港内の飲食店もアジアだけに美味しく、なかなか良い滑り出しでした。
ところがです。
台北からアムステルダムに行くフライトの情報を空港の掲示板で確認すると、表示が妙なのです。
”アムステルダム”という表示が点滅して、”バンコク”と交互に表示されるのです。
しばらく理解に苦しみましたが、なんと、その飛行機、バンコクで一度降りて、飛行機を乗り換えてアムステルダムに行くというのです。
これには驚きました。
ただでさえ多いのに、まさかもう一回フライトが増えるとは。
でも、まぁそれ以外は基本的には問題なく、バンコクの空港はハブ空港だからなのか、真夜中でもお店はがんがん営業。
さすがに疲れたので、空港にあったタイ式マッサージに行って足をマッサージしてもらいました。
これ、20分位で500円、45分やっても750円位の安さなのですが、結構痛い(笑)
ですが、片道36時間という長い道のりを考えると、こういうものにでもすがっておきたくなります。
飛行機の中では映画三昧。
行き帰りで12本は見たと思います。
阿部寛がやたら多くて、彼が出てるのが5本位ありました。
ダブリンには夜中到着。
そのままバスで市内のユースホステル、グローヴ・トロッターへ。
ここはかのラフカディオ・ハーンが住んでいたという家で、ゲストハウスも併設され、朝食がリッチなお気に入りのユースホステル。
ダブリンに来ると大抵一度はここに泊まって朝食を楽しむのですが、今回は翌朝の出発が早すぎて朝食にありつけず。
残念。
実質6時間位しかダブリンの中心街にいなかったと思います。
6時過ぎには再びバスに乗り、またも空港へ。
今度はライアン・エアでスコットランドへ。
このライアン・エア、安さを売りにしたアイルランドの航空会社なのですが、実に曲者で、朝っぱらからとんでもない目に遭うのですが、それはまた別のお話。