8(土)、スコットランドのユニットLAUのライヴに行ってきました。
衝撃的でした。
ちょっと言葉にすると薄っぺらくなるのでやめますが、一つだけ挙げるとすれば、信じがたいほど卓越したコントラスト。
ノイズ満載の部分とぞっとするほど美しい部分。
太い音色でエネルギッシュな部分とその直後に来る繊細で流麗な部分。
彼らの音楽は大胆で緻密で繊細でした。
思わず買ってしまったCDのライナーノートには、なるほど贅沢なくらい合わせに時間をかけて練りに練ったということが書かれていました。
今日もCDを買った特典で付いてきたミニライヴに行ってきます。
いやはやしかし、もう2007年も終わりに近づいておりますが、ここに来て今年のベストライヴランキングが塗り替えられるとは。
今年は幸いなことにかなりの数のライヴやコンサートを見ましたが、今のところこんな感じです。
1位 Vasen(ヴェーセン) (スウェーデン)
1位 LAU(ラウー) (スコットランド)
3位 Grada(グラーダ) (アイルランド)
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番外編 Chieftains(チーフテンズ)~Matt Molloy(マット・モロイ)のソロ (アイルランド)
こういういい演奏に会うと自分の中で俄然モチベーションが上がってきますね。
昔ピカソが、「芸術家はスポンジみたいなものだ、 表現するには先に吸収しなければならない」というようなことを言っていたそうですが、同じものを見た時にどれだけ人より多くの刺激を吸収し、体内にため込めるかが勝負で、それがエネルギーの爆発につながるのだと自分は思います。