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レコーディングの仕事

今日はレコーディングの仕事がありました。

近く放映されるアニメの音楽でした。

情報解禁になったらまたお知らせします。

今日は何だかんだ6〜7曲録ったんじゃないかと思いますが、昨日追加で頂いた譜面が結構難しくて、行く前から今日帰れない絵がちらちら頭に浮かんでました(笑)

何とか無事に終わって今帰宅途中です。

このレコーディングの仕事は、実際にはその場で渡されたかなり難しい譜面を楽器を複数持ち替えながら目で移調しながら弾いていくということになります。

それはまるでジェットコースターのコースを自分の足で走るみたいなスリルがあります。

自分をちょっとでも疑ったらすぐ音に出るし、常に今と未来とを追い続けていく、そんな感じです。

結構な恐怖になる時もありますが、こんな仕事が自分はとても好きです。

作曲家さんとの出会い、その作品との出会い、さらには先に録音されたミュージシャンの音との出会いは、うまくはまると、「自分はこれを実際の音にするために生まれてきたんじゃなかろうか」と世迷いごとを考えたりします(笑)

その作品は僕の創作意欲を、特に普段満たされない部分を満たしてくれます。

でも、その作品を吹くのは一瞬だけ。

その日渡されて(あるいは運が良ければ数日前に渡されて)たった数分吹いたらもうそれで終わり。

自分が吹いたことをすぐに忘れる位の短さです。

その代わり、120%の会心の出来を切り取ってくれます。

その作品と出会って音になって切り取られる一瞬の火花みたいな瞬間が、一期一会な感じでとても好きなのです。

それがちゃんとミックスされて編集されて世に出回るのを聴く頃にはもう自分が吹いているようには聞こえなくて、それはそれでまた新鮮な喜びです。

今日も音だけで何度もご一緒させて頂いている有名な演奏家の方の伴奏にのせて録音しました。

いつかその方と生音で共演してみたいなぁと今日は改めて思いました。